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そういう柴犬を相手に、「しっぽ振ってくれてるー。友好的なんだー!」と駆け寄ってはいけません。友好的の真逆になります。
飼い主さんもご自身の柴犬がこういったしっぽの振り方を見せた際には、違うものに注意を逸らすなどし、思わぬアクシデントを回避させるようにしましょう。
柴犬が体をブルブルさせる。これってどういう意味?
柴犬が全身をブルブルさせるときがありませんか?
もちろん体が痒いときや、シャワーの後など濡れてしまった被毛の水分を飛ばそうとするときもブルブル体を震わせます。
では、そうじゃないのにブルブルするには意味があるのでしょうか。
それは、自分にかかっているストレスを紛らわそうとしているサインなのです。
例えば、柴犬がリラックスしていたいのに、必要以上にベタベタされたり、長時間にわたるしつけトレーニングで、集中力の限界を超えてストレスを感じていたりする場合も、そのストレスを紛らわそうとブルブルすることがあります。
ご自身の柴犬が、思い当たる原因もなくブルブルしている場合、ストレスを感じているかもしれないので、注意して見てあげるようにしましょう。
勘違いしないで!柴犬が人の手を噛んだ後のペロペロ舐める仕草
柴犬が人を噛むことは良くありません。
きちんとしつけをしようと心がけていても、ときに噛まれてしまうことがあります。
その後、柴犬がその噛んだ後をペロペロ舐めることがあります。
私たちの感情から思えば、反省してごめんなさいという意味かな?と思いがちです。
実はその逆なのです!!
実は「ね?痛かったでしょ?だからもう逆らっちゃダメだからね。次はもっと痛くするよ」という警告の仕草になります。
こういう仕草があった場合、主従関係もしくは、信頼関係がうまく構築できてないと考え、しつけトレーニングを見直し、絆を深める努力をしましょう。
柴犬の怒りレベルは鼻にできるシワで判断
どんなにしつけができていて、感情コントロールができる柴犬でも、喜怒哀楽の怒だけないものにはできません。
柴犬にも我慢の限界があり、怒るときは怒ります。
その怒りレベルを知るためには、柴犬の鼻にできるシワを見るのが1番わかりやすい でしょう。
◆柴犬の怒りレベル1◆
口は閉じた状態で、鼻にだけややシワが寄ります。
心情的には「おい。やめろ。怒るぞ」というレベルです。
◆柴犬の怒りレベル2◆
さらにシワが深くなり、口が開きます。
心情的には「これ以上、怒らせるなよ!?本気で怒るぞ」というレベルです。
◆柴犬の怒りレベル3◆
シワと同時に完璧に犬歯を見せ、歯茎まで出てきます。このレベルはまさに怒りMAXの状態です。
我慢強い柴犬でも状況によっては本気で怒ることがあります。
そういう状況にしないことが大事ですが、万が一、そういった状況になったとき、怒りレベルがMAXになる前に、どうにか対処することが大変重要になります。
柴犬の吠え方から読む気持ち
一言に吠えると言っても、よく聞いてみてください。
柴犬が吠える声は、いつも同じではなく、それぞれトーンや吠え方が違うことに気づきます。
一体、それぞれどんな気持ちを表しているのでしょうか。
柴犬の吠え方「ワンワン」
基本的に柴犬のワンワンは、興奮しているときに吠える吠え方になります。
状況に応じて、弾むようにリズミカルに吠えているときは、嬉しくて興奮しているときになります。
逆に、低いトーンでワンっ!と吠えるときは、「やめて!」という意味を含んでいることがあります。
そして、永遠止まることなくワンワン吠え続けているときは、何かに警戒をしていていたり、対象となる物に対して、「これ以上すると攻撃するぞ」という意味合いを持つことがあります。
柴犬の吠え方「キャンキャン」
柴犬の吠え方の中には、いつものワンワンよりもトーン高く甲高い声を出すことがあります。
理由は2つあり、
- 要求吠え
- 痛みを感じて
になります。
要求吠えに対しては、要求に応えてしまうと、柴犬は賢いので要求吠えをすると要求が通ると学習します。ダメなものはダメと教えてあげましょう。
そして1番注意したいのは、甲高い声で「きゃーん!」や「キャンキャンキャン」と吠えるというより、泣き叫ぶ声が聞こえたときです。
その声のトーンから察することができる通り、悲痛な痛みの叫びになります。
どこが痛いかを早急に観察し、必要な処置や獣医さんに連れていきましょう。
この記事のまとめ
- 体重9kg前後の小型犬。短毛のダブルコート
- 毛色:赤・黒・白・胡麻
- 性格はクール。家族と遊ぶのは大好き、家族を心から慕い、市場を持つ。絆の深さは常にくっついていることではないというポリシーを持つ
- カーミングシグナルとは:心を落ち着かせるシグナルのこと
- 不安な時のカーミングシグナル:仕切りに周りの匂いを嗅ぐ、鼻を舐める、首を描いたり体を振る
- 気持ちを落ち着かせるためのカーミングシグナル:あくび、体を背ける、伏せる
- 仲良くしたいカーミングシグナル:目を逸らす、相手の前に座る、上半身を上げてお尻を上げる
- 柴犬がじーっと見つけてくる:飼い主に対して…愛情を込めたアイコンタクト 知らない人に対して…警戒モード
- 柴犬が目を逸らすとき:敵意がないサイン、叱られて都合が悪い時
- 楽しくて幸せな時、柴犬は笑う
- 柴犬のしっぽの振り方:低い位置で小刻みにブンブン…愛情を込めた挨拶 激しくブンブン…MAXな興奮状態 低い位置でブンブン…牽制している状態
- 柴犬が体をブルブルさせる:痒い、体が濡れている、ストレス
- 柴犬が人の手を噛んだ後のペロペロ舐める仕草:半生ではなく、今度はもっと痛くするぞという警告
- 柴犬の怒りレベルは鼻にできるシワで判断
- 柴犬の吠え方で1番注意したいのは「きゃーん」「きゃんきゃん」痛みを感じている時の叫びになるので、早急な対応が必要
柴犬のしぐさ大研究! これですべてわかる君の気持ち☆彡 さいごに
柴犬のしぐさや気持ちを読み取るカーミングシグナルはたくさんありますが、環境や状況によってその現れ方はさまざまに変わってきます。
その時々の判断を間違えないように正しく読み取ってあげましょう。
言葉をもたない彼らにとって、カーミングシグナルは自分の意思を伝えることのできる唯一の手段です。
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