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始めは先住犬とは離れた場所に後輩犬のケージを用意して、お互いが顔を合わせることがなくリラックスできる環境を整えてあげるようにしましょう。
対面させるときは、先住犬に後輩犬の臭いをかがせるところからスタートし、時間をかけて徐々にお互いに慣らしていくことが大切です。
ポイント② 先住犬を優先させる
散歩に誘う時、ご飯をあげる時などには常に先住犬を優先させるようにしましょう。
子犬を新しく迎えた場合、つい子犬の方を優先してしまいがちですが、犬は群れの中で順位を重んじる動物です。
そのため、後から入ってきた犬を優先してしまうと、先住犬が混乱してしまいストレスの元となってしまうでしょう。
何事にも先住犬を優先し、後輩犬に群れの順位を教えてあげましょう。
ポイント③ 一緒に楽しませる
散歩や遊びなどを共に行うことで、2頭一緒にいると楽しいことがあると思わせましょう。
楽しい時間を一緒に過ごすことで、仲間意識が芽生えていきます。
お互いの存在に慣れてきたら、犬同士でも遊ばせて下さい。
特に後輩犬が子犬の場合は、先住犬から多くのことを学ぶことができるでしょう。
ポイント④ 愛情は均等に与える
何事にも先住犬を優先するとお伝えしましたが、愛情に関しては別ものです。
先住犬・後輩犬それぞれに均等な愛情を与えてあげるようにしましょう。
多頭飼いを始めた時には、新しい犬に家族の注目が集まりがちですが、それによって先住犬はストレスを感じてしまいます。
逆に、先住犬を優先すべきだからと先住犬に構いすぎてしまうと、新しい犬は疎外感を感じてしまいます。
どちらの愛犬もストレスを感じないよう飼い主さんは気にかけてあげなければなりません。
飼い主さんと犬、1対1でコミュニケーションを取れる時間を数分でもそれぞれに取ってあげると良いでしょう。
ポイント⑤ ケンカもほどほどに必要
数頭の犬を飼っていると、犬同士でケンカになってしまうことがあります。
いつも見る愛犬の愛らしい表情と打って変わって、激しい表情をする姿に驚いてしまうかもしれませんが、これは犬にとって必要なことでもあるため、むやみに止めに入らないようにしましょう。
犬は群れの中で順位を重んじる動物ですので、その順位を確定するためにケンカをすることがあります。
ケンカも犬にとってはある意味コミュニケーションの1つなのです。
ケンカがエスカレートしないか見守る程度にしておき、ケガの心配がある時だけ仲裁に入るようにしましょう。
多頭飼いは根気強く向き合う覚悟を持って始めること
犬によっては、犬同士で仲良くなるまで、相手を受け入れるまでにかなりの歳月がかかることがあります。
多頭飼いに向いていると言われるキャバリアではありますが、新しい犬との相性次第という面があるのも事実です。
例え相性を考えて迎え入れたつもりでも、いざ飼い始めると想定外のことも起こりうるでしょう。
仲良くなってくれない、しつけの問題、ストレスによる体調不良などあらゆることが考えられます。
それでも、多頭飼いをしていくためには焦らず根気強く付き合っていく覚悟が必要です。
犬が1匹増えるということは、お世話も倍、飼育費用も倍、苦労も倍になります。
それに加えて想定外のことが起こった場合でも、責任もって対応していく覚悟を持ち、多頭飼いを始めるようにしましょう。
この記事のまとめ
- 多頭飼いは飼い主と犬、両方にメリットがある
- 友好的なキャバリアは、多頭飼い向きの犬種
- 多頭飼いでは組み合わせが大切。同犬種同士が最もベスト!!
相性(性格):似た者同士がおすすめ
性別:おすすめはオスとメス。次にメス同士。オス同士は年齢差が少ない方が良い
サイズ:サイズ差が少ない方が良い - 群れのリーダーは「飼い主」であること!!
- 多頭飼いでもそれぞれがリラックスできるスペースを確保すること
- 仲良くなるよう無理強いはしないこと!!
- 何事も先住犬を優先させる。それでも愛情は均等に与えること
- 多頭飼いは費用も苦労も倍かかる。覚悟を持って始めましょう/li>
キャバリアは多頭飼いに向いている? さいごに
キャバリアは多頭飼いに向いている犬種です。
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