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◆プロブリーダー
飼育している犬種のことを熟知しているプロのブリーダーで、無理な出産は行わず、とにかく健康でその犬種のスタンダードな形を目指しています。
お金儲けだけを目的とせず、犬を大切に育てていらっしゃいます。
残念ながら国内では数パーセントしかいないと言われています。
◆準プロブリーダー
プロ程には至りませんが、犬を大切にしつつ繁殖しているブリーダーです。
知識や経験に関してもプロにまでは至らず、生まれている子犬に先天性の問題があることもあります。
譲り先にも大きなこだわりはなく、中には利益にこだわるビジネスタイプのブリーダーも存在します。
◆アマチュアブリーダー
こちらは愛犬が子犬を生んだので取引してみようの感覚のブリーダーです。
愛情を持って愛犬を育てていらっしゃる方は多いですが、繁殖に関する知識は乏しいためブリーダーとしては不安要素となるでしょう。
◆パピーミルブリーダー
パピーミルとは英語で「子犬工場」を意味し、利益だけを優先して繁殖させているブリーダーのことです。
近年問題視されているブリーダーによる多頭飼い崩壊もこのようなブリーダーから起こります。
劣悪な環境下で飼育され無理な繁殖が行われており、子犬の健康状態にも懸念が残ります。
ブリーダーとペットショップの違い
ペットショップとの違い
ブリーダーでは子犬を繁殖させて販売まで行われていることが分かりましたが、それではペットショップとの違いはなんなのでしょうか。
ペットショップは、子犬をブリーダーや繁殖業者から仕入れ、その子犬を販売するお店のことです。
そのため、ブリーダーとは違って扱う犬の種類はさまざまで、基本的には人気犬種や定番犬種がメインに扱われていることが多いです。
トイプードルはペットショップでよく見かける犬種となるでしょう。
どちらから迎えるべき？
ブリーダーとペットショップ、どちらからトイプードルを迎え入れるの良いのか。
これは、それぞれのメリットとデメリットから考慮して選ぶようにすると良いでしょう。
◆ブリーダーで迎えるメリット・デメリット
【メリット】
・容姿だけでなく健康上でも良質な子犬と出会うことができる。
・比較的長い期間、親犬や兄弟犬と過ごしているためある程度の社会性が身についている。気質が良い。
・ブリーダーがアドバイザーになってくれる。
・適正な価格で迎えられる。
・身元が分かっている。
【デメリット】
・良質なブリーダーかの見極めが必要となる。
・訪問や見学する際には事前連絡が必要。
◆ペットショップで迎えるメリット・デメリット
【メリット】
・近場で探せる。
・好きな時に見学に行ける。
・飼う為に必要なグッズが揃えられる。
・補償・アフターフォローがある。
【デメリット】
・親犬や兄弟犬と早くに引き離されているため社会性を学んでおらず教えてあげることが必要。
・親犬の情報や兄弟の有無などが分からない。
・価格が高い。
このようなメリットとデメリットに分かれます。
ブリーダーにもペットショップにもそれぞれに特徴があり、飼い主さんによってマッチするお迎え方法はさまざまだと思います。
ただ、近年では子犬の健康状態や性格的なことも考慮して、ブリーダーから迎える方が増えてきているようですよ。
良いブリーダーの選び方
トイプードルのブリーダーをインターネット検索をしてみると、思っていたより多くのブリーダーが存在しているでしょう。
人気犬種なだけに全国であらゆるブリーダーさんが飼育・繁殖を行われています。
その中から良質なブリーダーを見極めましょう。
できればトイプードルを専門に扱うブリーダー、前述の種類でいうところのプロブリーダーから迎えられることをお勧めします。
ただし、国内でも数パーセントしか存在しないブリーダーを見つけるのは困難なことです。
いくつかのブリーダーの所へ見学に行き、プロブリーダーでないとしてもせめて信頼できる良質なブリーダーであるかかどうかを見極めるようにしましょう。
ブリーダーを見極めるポイント
信頼できるブリーダーかどうか判断するのは安易なことではないでしょう。
そこで、判断するためのチェックポイントをいくつかご紹介します。
◆チェックポイント① 親犬や犬舎の見学する
まず大切なことは自分の目で直接犬舎を見る事です。
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