見学がNG、親犬を見せてくれないなどのブリーダーさんはお勧めできません。
◆チェックポイント② 衛生的な環境であるか
犬舎を見学したら、次にチェックすべきは飼育環境の衛生面です。
不衛生な環境では健康な犬は育ちません。
散歩やワクチン接種、病気がないかなど様々な不安要素に繋がります。
◆チェックポイント③ 母犬や子犬の健康状態は良さそうか
母犬、または子犬の健康状態を見てみましょう。
毛艶はよいか、下痢などをしていないか等ブリーダーが愛犬の健康にきちんと配慮しているか確認しましょう。
良いブリーダーは、容姿のことだけでなく健康状態も細かく教えてくれる方がいらっしゃいます。
◆チェックポイント④ 質問に答えてくれるか
ブリーダーに様々な質問を投げかけてみましょう。
飼い方や犬種としての特徴や性質などの疑問、質問などをメモしておき、それに対して丁寧に答えてくれるブリーダーが好ましいです。
適当ではなく、細かく説明してくれるブリーダーが好ましいでしょう。
どんなに細かい質問であっても喜んで質問に答えてくれるようなブリーダーが良質なブリーダーと言えるかもしれません。
◆チェックポイント⑤ 子犬の引き渡しの流れを確認
実際に引取ることになった場合の流れを確認しておきましょう。
特に、引き渡しの時期は重要です。
犬の販売は生後56日(8週間)まで動物愛護法によって禁止されています。
その日数に足らず、あるいは生後56日直ぐに引き渡そうとするようなブリーダーには不安が残ります。
というのも、良いブリーダーはできるだけ母犬・兄弟犬と過ごさせて生活させてあげようと考えるものです。
相談のうえで生後56日で直ぐにという場合はあるかもしれませんが、ブリーダーから直ぐに引き渡したがるようなブリーダーは好ましくないでしょう。
また、引き渡し後にしつけや育て方の相談にのってくれそうかも併せて確認しておきましょう。
◆その他
自分の知り合いにブリーダーから購入した方がいる場合はその方の話を聞いてみるのもいいでしょう。
どんなブリーダーだったか、どんな対応だったか、悪かった場合はどのようなところに気を付ければよいのか参考にしましょう。
また、一概には言えませんが、ミックス犬の繁殖を多くしている、流行のあらゆる犬種を扱っているようなブリーダーは、専門性にかけ利益に重んじている可能性があります。
この記事のまとめ
- ブリーダーとは子犬を繁殖させて販売まで行っている人の事
- ブリーダーになるには、「第1種動物取扱業」の登録と「動物取扱責任者」の資格が必要
- ブリーダーの種類には4つある。
「プロブリーダー」「準プロブリーダー」「アマチュアブリーダー」「パピーミルブリーダー」 - 最も理想的なのは「プロブリーダー」から子犬を迎えること
- 子犬の健康状態や性格的なことを重視するなら、ペットショップよりもブリーダーがおすすめ
- 良質なブリーダーの見極めポイント
「犬舎や親犬を見学させてもらえるか」
「衛生的な環境で飼育されているか」
「母犬・子犬の健康状態は良好か」
「ささいな質問にも丁寧に答えてくれるか」
「引き渡しの流れ、引き渡し時の子犬の生後時期が適切であるか」
トイ・プードル 良いブリーダーの選び方とは!? さいごに
初めてトイプードルを迎え入れることが決まった時、楽しみと嬉しさと同時に分からないことが多くて不安に感じている方も多いでしょう。
そのためブリーダーのことをスペシャリストのような印象で見てしまうかもしれません。
それでも無条件に信頼してしまうのは危険です。
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