ポメラニアンに多いケガとは?
ポメラニアンに多いのが「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」です。
膝蓋骨脱臼は犬の後ろ足の膝蓋骨(しつがいこつ)=ひざの関節のお皿の部分が、正常な位置から内外へはずれてしまい脱臼する状態のことです。
特にポメラニアンをはじめとするトイ・プードル、ヨークシャー・テリア、チワワなどの小型犬によく見られます。
ポメラニアンの足は非常に細く華奢な体型の体つきのため、関節を痛めやすく膝蓋骨脱臼はポメラニアンに多い病気と言われています。
先天性と後天性のものがありますが、先天性の場合は生まれつき膝関節のまわりの筋肉や骨・靭帯の異常などがあることが原因です。
後天性のものでは、打撲や高い所からの落下などによるケガが原因となります。
軽度の場合は自然に治ることもありますが、重度の場合には常に脱臼している状態となりひざを曲げたままの状態で歩くといった歩行異常が出るようになります。
ポメラニアンが安全に暮らすための室内環境は?
元気いっぱいのジャンプが思わぬケガになることも?!
飼い主さんが帰ってくると、ポメラニアンはうれしくて元気いっぱいジャンプをしてお迎えしてくれます。
ジャンプする姿はとてもかわいいのですが、これが思わぬ事故になることも?!ポメラニアンは関節が弱いこともあり、ジャンプで関節や腰を痛めたり場合によっては骨折につながる場合もあります。
階段やフローリングも注意!
フローリングはポメラニアンにとって滑りやすく、足腰に負担をかけてしまいます。
滑り止めマットやカーペット、コルクマットなどを敷いて対策をしてあげましょう。
同じく階段も負担がかかりますので要注意。
階段の上り下りをさせないように、階段入口に犬が入れないようにペットゲートを置いておく等の工夫をしておきましょう。
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