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多くのブリーダーは扱う犬種を限定しているため、その犬種に対する知識と飼育経験を持っています。
つまりトイプードルのブリーダーは、トイプードルの専門家でもあるのです。
実際に出産時から見て育ててきているので、その子犬の特徴や体調など一番把握していると言えるでしょう。
また、迎え入れた後でも相談に乗ってくれることもあるので、初めて犬を飼うという人にとっては安心材料になるでしょう。
もちろん信頼できるブリーダーさんであるかの見極めも必要になってはきますが、一般的にはブリーダーから子犬を迎え入れることがおすすめです。
ブリーダーから迎える際に知っておきたいこと
ブリーダーから迎え入れる大きなメリットとして、やはりその子犬の情報量の多さがあります。
疑問に思ったこと、気になることは何でも聞いてみましょう。
まず、子犬をお迎えする前にブリーダーさんからどのように子犬を飼育していたのか知る必要があります。
いきなり全く生活環境が変わってしまったり、食べるエサが変わってしまうと体や精神面が追い付かずに体調を崩してしまいます。
子犬は免疫力が弱いので、体調を崩すことは大きな負担になり危険です。
実際お迎えしてから分からないことがあったときにすぐに連絡が取れるよう、連絡先は必ず聞いておきましょう。
確認しておくこと① 食事内容
購入できるという事はもう離乳食になっているという事が必須条件です。
迎え入れてからしばらくはブリーダーが使っていたものと同じドッグフードを与えるようにしましょう。急にドッグフードを変えると消化不良や下痢の原因になります。
また、与え方もふやかして与えていた場合はふやかす時間や柔らかさなども確認して同じように与えます。回数や量についても同様です。
その後成長に合わせてドッグフードの種類や量、与え方を変えていくことになりますが、どのタイミングで変えていけば良いのかも分からない場合には確認しておきましょう。
確認しておくこと② 予防接種
混合ワクチンの種類と接種回数を確認しておきましょう。
生後1か月半~3か月頃の子犬は初乳からの免疫が徐々に減っていくため、感染症にかからないよう予防ワクチン接種が必要となり、お散歩デビューまでに3回の接種が必要です。
ブリーダーの元にいる間に1回目のワクチン接種は終わっていることが多いですが、月齢によっては2回目を終えていることもあるので、何回接種したのかを確認しておきましょう。
また狂犬病予防注射に関しては、飼い主の家に移動してから集団接種や動物病院での個別接種で行う必要があります。
市区町村への「犬の登録」を行うと同時に「注射済み票」を発行してもらいましょう。
確認しておくこと③ 寄生虫検査
寄生虫の中には、子犬がお腹の中にいる時に胎盤を介して母犬から子犬に寄生することがあります。
そのため、動物病院に初めて連れて行った際には必ず獣医さんから「虫がいないかどうか検査しましょう」と言われるのですが、こちらもまた、月齢によってはブリーダーさんの元で寄生虫検査が済んでいる可能性があります。
寄生虫検査が済んでいるようなら結果を教えてもらいましょう。
もし済んでいないようなら新しい飼い主が動物病院を受診した際に検査と駆虫薬(虫下し)などを処方してもらうことになります。
確認しておくこと④ しつけやトイレ
ブリーダーから子犬を迎える場合、ブリーダーの元で簡単なしつけが教えられていることがあります。
とくにトイレはすでに学んでいることが多いです。
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