Contents
トイプードルの毛の仕組み
トイプードルはシングルコートと呼ばれる毛をしています。
シングルコートとは、肌を覆う柔らかい下毛がほとんどなく、上毛のみが生えた毛のことです。
犬の抜け毛の多くは下毛なので、上毛のみのシングルコートは抜け毛が少ないのです。
また、トイプードルの毛がクルクルとカールした巻き毛であることも抜け毛を少なくしている要因です。
抜けた毛が巻き毛に絡んで落ちにくくなっているのです。
シングルコートのメリットとデメリット
メリット
抜け毛が少なく、何といっても掃除が楽です。
小さな子供がいる家庭でもトイプードルなら飼いやすいでしょう。
また毛が飛散しにくいので、犬アレルギーの人でも飼える犬といわれています。
デメリット
下毛には、体温を調整するという大切な役割があります。
そのため下毛を持たないシングルコートの犬は、寒さに弱い傾向があります。
寒い時期は室内でもセーターやシャツを着せるなどして、防寒対策をしましょう。
トイプードルの毛の手入れ
トイプードルのブラッシング方法
トイプードルの特徴である巻き毛は、抜け毛やゴミなどを巻き込んで絡まることがあります。
そのため、毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。
こまめにブラッシングしていれば、絡まりにくい毛になります。
毛玉をほったらかしにしておくと抜け毛や皮膚炎の原因になるので気を付けたいところです。
まず始めに、目の細かいスリッカーブラシで皮膚に直接当たらないようにしながら毛を梳いていきます。
この時、絡んでいる毛があったら無理に引っ張ったりせずに、根元から優しくほぐしていきましょう。
絡み付きがひどい場合は、その部分をカットします。
一通り終わったら、最後に目の粗いコームで梳かしておしまいです。
トイプードルのトリミング
シングルコートの毛は放っておくとどんどん伸びていくので、定期的なカットが必要です。
毛の絡まりを防ぐためにも、また清潔にしておくためにも1~2か月に一度はトリミングに行くようにしましょう。
トイプードルは抜け毛が少ない毛のタイプなので、どなたでも飼いやすいといえます。
しかし、絡みやすいためお手入れはマメに行いましょう。
ブラッシングはスキンシップにもなるので、慣れれば愛犬も喜ぶようになりますよ。
ぜひ子犬のうちから始めていきましょう。
コメントを残す