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片親だけチャンピオンである、両親共にチャンピオンであるかによる価格差もあるようですが、チャンピオンを親に持つ子犬はだいたい25万円~といった金額が付けられることが多いです。
中には50万円に近い金額の子犬もいます。
シーズーのチャンピオン犬の子犬を手に入れるには
シーズーは長年人気を保っている定番的な犬種でもあるため、ペットショップに行けば子犬と出会えるチャンスが多い犬種です。
ペットショップ以外にも全国にブリーダーさんも少なくありませんので、比較的探しやすく入手しやすい犬種と言えるでしょう。
しかし、チャンピオン犬の子犬が欲しいとなると、簡単に手に入れられるものではありません。
チャンピオン犬の子犬の入手方法
チャンピオン犬の血統を引き継ぐ子犬は、次期のショードッグとして、また家庭犬としても当然人気があります。
ペットショップでもシーズーの子犬を見かける機会は少なくありませんが、多くの子犬はチャンピオン犬の子犬ではないでしょう。
よほど運が良ければ、ペットショップでシーズーのチャンピオン犬の子犬が売りに出されている場合もありますが、可能性は低いでしょう。
そこでチャンピオン犬の子犬を迎えるには、シーズーのブリーダーから手に入れる方法がメインとなります。
ただし、ブリーダーとは言ってもショードッグの育成に活動されているブリーダーさんに限られます。
◆インターネット検索
シーズーのショードッグを育てている方の中には、その犬の繁殖から子犬を販売するブリーダーとして活動されている方もいます。
つまり、ブリーダーを探せばチャンピオンの子犬と出会えるチャンスがあるということです。
インターネットで子犬を検索してみると、親犬情報に「チャンピオン」と記載されています。
気になる犬舎や子犬がいれば、必ず1度は犬舎への見学を相談してみるようにし、信頼できるブリーダーから購入するようにしましょう。
チャンピオン犬のシーズーの子犬の値段は、通常の子犬よりも高価になります。
値段を明確にしていないところもありますので、見学の際にしっかり確認することが大切です。
◆ドッグショー見学に行って見るのもおすすめ
もしドッグショーに興味があるのであれば、ドッグショーへ足を伸ばしてみるのもおすすめです。
ドッグショーでブリーダーと知り合えることもできますので子犬の情報が得られたり、ショードッグとして飼育する上で有益な情報など、役立つ情報が得られるはずです。
また、知り合いにシーズーのショードッグを飼っている人がいるのならば、チャンピオン犬に関する情報などを集めてみるのも良いでしょう。
チャンピオン犬の子犬を迎えるメリットとは?
ショードッグとして育てることができる
チャンピオン犬の子犬ということは、将来親犬のように優良優秀な犬に育つ可能性があります。
そうなるとショードッグとして出陳することも可能となるでしょう。
ただし、チャンピオン犬を獲得する犬はだいたいチャンピオン犬から産まれることが多いですが、必ずしもチャンピオンを取れそうな子犬が産まれるというわけでもないため、注意しておきましょう。
また、チャンピオンを取るまでには、日常的な飼育費に加えて、団体に支払う出陳料やハンドラーに支払うハンドリング料、トリマーに支払うトリミング料といった費用が毎回かかるため、ドッグショーに興味がある方はよく調べてから迎え入れることをおすすめします。
遺伝性疾患の発症リスクが低い
シーズーがかかりやすいとされる病気の中には遺伝によるものとされる病気がいくつかあります。
網膜萎縮などの眼病、高血圧症、ヴォン・ヴィレブランド(フォン・ヴィレブランド)病、心臓病などの病気が挙げられます。
しかし、犬種の質の向上を目指している優良ブリーダーやショードッグとして育てているブリーダーさんらは、こういった遺伝性疾患を継承してしまわないよう努めていることが多いです。
可能な限り先祖へさかのぼって血族の疾患の結果を知り、遺伝性疾患のリスクが疑われる犬を繁殖のラインから外していくといった努力をされているのです。
そのためにチャンピオン犬の子犬は遺伝性疾患の発症リスクが低くなると考えられます。
この記事のまとめ
- チャンピオンとはドッグショーで審査の基準を満たしている「チャンピオン」と格付けされた犬のこと。スタンダード(犬種標準)により近い犬のこと。
- チャンピオンの子犬は一般的な子犬よりも高額に。35万円~50万円近いケースも。
- チャンピオン子犬を探すには、「ショードッグを育てているブリーダーから迎える」「ドッグショーに参加して情報収集する」方法がおすすめ。
- チャンピオン子犬は優良優秀な血統を引き継いでいるため、遺伝性疾患の発症リスクが少なく、ショードッグとして育てられる可能性も。
シーズーのチャンピオンの子犬を手に入れるには さいごに
チャンピオン犬になるには、良質なフードを与え、健康管理を行い、トレー二ングやしつけを入れた上で、さらにドッグショーで合格する必要があり、お金と時間がかかります。
そうして大切に育てられた親犬を持つ子犬も優れた血統を持っているでしょう。
それでも何もせずにチャンピオン犬のように健康状態が良く、綺麗で、性格がいい犬に育つ訳ではありません。
良質なシーズーを目指すには、飼い主の努力と深い愛情を注いで注いでいくことが大切です。
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