ただそれでも安心できません。
長いままのセロリでは、ウンチをした時に繊維が一緒に出てきて、うまくウンチが出きれずに、飼い主さんが引っ張ってあげなければならない自体もゼロではありません。
最悪、繊維のせいで「腸閉塞」になる可能性もあります。
セロリをあげる時には、細かく切ったり加熱して柔らかくしてあげることが安全です。
または、ミキサーでピューレ状にしてあげることも方法になります。
セロリのあげすぎには注意
喜んで美味しそうにセロリを食べる愛犬を見ると、ついつい余計にあげたくなるのが飼い主の気持ちです。
セロリ自体、それほどカロリーも高くないので、もう少しだけなら…とあげてしまいがちではないでしょうか。
でも、セロリは消化しにくいということを忘れないでください。
食べ過ぎることで、お腹を壊してしまうことがあります。
必ず適量をあげるようにしましょう。
犬にセロリのアレルギーがないか注意
セロリをあげるときの注意点には、繊維以外にもう1つ。
アレルギーがないかどうかも注意しなければなりません。
アレルギー反応は、食べてすぐ現れる場合と、食べ続けた結果現れる場合とがありますので、一概に、食べた後何も起きなかったから大丈夫とは言えません。
アレルギーの症状として、
- 皮膚を痒がる
- 顔・耳の中、目・口の周り、お腹の皮膚が赤くなる
- 湿疹
- 下痢や嘔吐
- 外耳炎
などがあります。
セロリをあげ始めて1ヶ月以上経ってから、アレルギー反応がで始めるということもありますので、常に愛犬の状態を観察し、おかしいなと思う症状があれば、セロリをあげることをやめ、獣医さんの診察を受けるようにしましょう。
犬の皮膚疾患は、初期のうちなら割とすぐ治りますが、慢性化してしまうと長期化してしまうことがありますので、早めに検査することをおすすめします。
さいごに
様々な効果が期待できるセロリは、愛犬にあげてみたい食材ですよね。
アレルギーの問題などがないようであれば、積極的にあげてみてもいいのではないでしょうか。