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噛む原因が特定できない場合には、原因かもしれないということをやめたり、遠ざけたりして様子をみてみましょう。
同じ状況になった時噛むこと自体が癖になってしまう場合もあるので、噛む機会を与えない工夫も必要となってくるでしょう。
ブラッシングや爪切り時に噛むといったケースの場合は、普段から体全身に触れるようコミュニケーションの中でトレーニングを行っていきましょう。
トイプードルによくある問題行動③ 「分離不安」
「分離不安」原因は?
分離不安とは犬の精神的疾患である「不安障害」の一つのことで、トイプードルのような室内犬に多いようです。
飼い主に依存しすぎていることが原因で、飼い主が少し離れるだけでストレスを感じてしまい、不安や恐怖から精神的パニックになり吠える、自傷行為といった問題行動を起こすようになります。
飼い主に依存する原因は飼い主さんの過剰なまでの愛情や執着であることが多く、いつも一緒に過ごしたりしているうちに1人で過ごすことに不安を感じるようになるようです。
また、環境の変化などによるストレスや、留守番時の恐怖体験によるトラウマからなることもあるようです。
「分離不安」への対処法
分離不安症は、犬の精神的疾患である「不安障害」の1つですので、症状がひどいようなら、一度動物病院に相談しましょう。
飼い主さんが普段心掛けられることとしては、飼い主がメリハリをつけて、年中犬にべったりではなく、遊ぶ時は思い切り一緒に遊び、犬は犬、自分は自分で別々の時間も持ち、犬だけで過ごせる場所や時間を作ってあげることも大切です。
また、留守番トレーニングなども必要となってくるでしょう。
トイプードルに問題行動が見られたら
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飼い主さん自身の接し方を見直してみよう
愛犬に何らかの問題行動がある場合、闇雲に「ダメ」と押し付けるのではなく、どうしてそういう行動をするのか、犬の気持ちをまずは考えてみてください。
もしかしたら、飼い主さんの構いすぎが原因でのストレス、または運動不足からのイライラで破壊行動に走ったり、しつけ方法が間違っている、どこか体調が悪く訴えている可能性だってあります。
犬は何かの行動をする時、そこには必ず意味があります。
その意味を汲み取ってあげた上で、一緒にそれらを改善する努力をしましょう。
やみくもにしつけを強行するのではなく、犬の気持ちに寄り添ったしつけを行っていくことによって、飼い主に対しての信頼度も高まります。
感情的に叱ったり体罰といったしつけは信頼を崩しかねませんので絶対にしないようにしましょう。
この記事のまとめ
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- 問題行動とは、人間が犬にして欲しくない行動のこと。
犬にとってはコミュニケーションや感情表現の手段、または元来の習性であることを理解しておこう。 - 問題行動のほとんどは飼い主さんのしつけ不足や甘やかしすぎが原因に。
- 「社会化不足」が問題行動につながることも。
- トイプードルの問題行動「吠える」「噛む」「分離不安」
トイプードルの問題行動あれこれ。それはどうしたら治るの? さいごに
問題行動についてお話をしましたが、紹介した問題行動以外にも様々な行動に悩んでいる飼い主さんがいらっしゃるでしょう。
そういった行動によって飼い主さんも大変な思いをしているかもしれませんが、犬にとっても心穏やかでない状態と言えます。
人と犬、お互いが快適に過ごせるよう、接し方やしつけ方法、環境を見直してみたり、愛犬に合った対処で工夫してあげてみてくださいね。
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