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食事管理が必要な愛犬の場合、どんなおやつでもOKとは限りません。
どんなにメインのフードをきちんと管理していても、負担がかかるおやつをあげていては意味がありません。
ご自身のトイプードルに持病がある場合、どんなおやつならOKか獣医さんに相談することをおすすめします。
無添加のおやつは安全、でも傷みやすいので注意
どのライフステージの愛犬にもいえることですが、あげるおやつは無添加のおやつが安心です。
人工的な添加物の中には、体に蓄積してほしくないものもたくさんあります。
選ぶ際には無添加、もしくは自然由来の添加物を使用しているものを選びましょう。
またその際は、無添加なぶん安全ではありますが、痛みやすいのが欠点になります。
痛む前に食べ切れる量を購入するようにし、新鮮なものをあげるようにしてください。
おやつをあげるときの注意
シニアになった愛犬は、ちょっとしたことで体調を崩してしまうことがあります。
私たち飼い主は、愛犬に少しでも負担をかけないような気配りが必要になります。
大きなものはちぎってあげる
ボーロや小さなクッキーのようなものであれば、そのままあげても問題ありませんが、トイプードルの口では噛み切らないと食べれないようなサイズのものであれば、そのまま愛犬に与えずちぎってあげましょう。
犬は食べ物を噛んで飲み込むという習性がないので、何回か噛んで飲み込んだ場合、咀嚼や飲み込む力が弱まっている場合、喉に詰まらせてしまう可能性があります。
安全な大きさを与えてあげるようにしましょう。
あげる量に気を付ける
色が細くなっている愛犬が、むしゃむしゃとおやつを食べてくれると安心しがちですが、要注意です。
大半のおいしいおやつは高カロリーな場合が多く、食べ過ぎから肥満になってしまいます。
成犬期の時はさほど気にならなくても、年を取るごとに代謝が落ち、その分消費カロリーも下がってきます。
標準以上に体重が増えてしまうと、その分内臓や関節に負担がかかり良くありません。
必要以上の量はあげないようにしましょう。
シニアのトイプードルがおやつしか食べない!どうしたら?
シニア期に入ると、前は普通にフードを食べていたのに突然食べたがらなくなり、でもおやつは食べるんだけど…という場合があります。
これにはいくつか原因が考えられます。
おやつしか食べない考えられる原因
急におやつしか食べなくなる原因には3つ考えられます。
それぞれご自身の愛犬に当てはまるものがあるかどうか、チェックしてみてください!
◆体調不良
フードは食べないけど、おやつは食べるという症状以外、体調チェックをしてみましょう。
ポイントとしては、
- おしっこ・うんちの量、回数に変化がないか
- 鼻水が出ていないか
- 普段通り元気があるか
- 体のどこかを痛がっていないか
- 口内をチェックし、歯茎の腫れや出血はないか
など細かくチェックしてみましょう。
体調不良で食欲がなくても、 嗜好性の高いおやつだけは食べられるという場合があります。
◆嗅覚の衰えであげているフードでは食べたくない
愛犬は年をとるごとに、敏感だった嗅覚も衰えてきます。
そのため普段あげていたフードの匂いが以前のように嗅げず、興味がなくなってしまうことがあります。
一方大半のおやつは美味しそうな強い匂いがするため、嗅覚を刺激し、おやつなら食べる!となってしまいます。
◆好き嫌いが強くなる
元々食べ物の好き嫌いが激しかった愛犬の場合、年と共にその傾向が強くなったりします。
それは嗅覚や基礎代謝が低下してきていることにも関係している可能性があり、少しの工夫で改善できることがあります。
フードを食べてもらう対策
どうしてもおやつだけでは栄養バランスが偏り、カロリー過多になりがちです。
どうにかフードを食べてもらう対策をご紹介いたします。
フードのチェック
まずは基本からチェックしていきましょう。
トイプードルは体が小さく、1日に食べる量も限られています。
購入しているドライフードが大きいパックの場合、開封してから完食するまでに時間がかかってしまいます。
ドライフードは開封すると日に日に劣化していきます。
風味も匂いも落ちてきてしまうので、若干割高にはなりますが、1ヶ月など短期間で食べ切れる量のパックを購入し、新鮮なものを食べさせるようにしましょう。
またシニア期に入ったからといって、いきなりシニア用のフードに替えてしまうと、食べたがらないケースもあるので、徐々に切り替えていくようにしましょう。
フードの匂いを強める工夫
嗅覚の低下により、食欲が落ちている場合、ドライフードをふやかして匂いを強めてあげる方法をおすすめします。
ドライフードのままより匂いが増しますので、食欲増進になる場合があります。
また顎の力が低下している個体の場合、フードを柔らかくすることで食べやすくなり、すんなり食べてくれるかもしれません。
ウェットフードにしてみる
ドライフードは保存方法が簡単ですが、匂いや食感を考えると、ウェットフードの方が愛犬が好む傾向があります。
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