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それぞれ魚の種類ごとにあげ方に工夫が必要になります。
正しい魚のあげ方をすることで、犬は魚が持つ、優秀な栄養素を摂取することができます。
白身魚・青魚・赤身魚、犬にあげてもいいのはどれ?
魚の身には3種類ありますね。
犬にはどの魚をあげても大丈夫です。
それぞれに特徴があり、それを元にどの魚を犬にあげるか決めましょう。
白身魚…高タンパク質で低脂肪が特徴。アレルギー持ちの犬でもアレルギーが起きにくいといわれるのが白身魚になります。低カロリーなので、量を食べられる分、犬が満足できます。
青魚…青魚にはDHAやEPAが豊富に含まれています。魚独特の脂の匂いを好む犬も多いです。ですが、注意しないとならないのは、青魚を食べすぎると「黄色脂肪症」になってしまうことがあります。また、アレルギーが起こりやすいともいわれ、小骨が多いという難点もあります。
赤身魚…赤身魚といえば、マグロが思いつきますね。赤身魚も他の魚同様、豊富な栄養素があります。が、白身魚に比べてカロリーが高いのです。味は白身魚に比べて魚の脂を楽しめます。
犬に魚をあげる方法
犬には加熱した魚を刻んであげる
犬には加熱した魚をあげます。
完全に火を通してあげないと、アニサキスなどの寄生虫が心配なのと、食中毒の心配もあります。
また、調理した魚を一切れドーンっとあげてしまうと、犬がよく噛まずに食べ、喉に詰まったり、身の中に骨があって、それが刺さってしまうこともゼロではありません。
食べさせるときには、加熱した魚を刻んであげるようにします。
犬には魚をどれくらいあげて大丈夫?
犬に魚をあげる場合、気になるのがあげる量ですよね。
完全に手作り食であげる場合は、各魚のカロリーを1日に必要なカロリーと照らし合わせ、その他の食材と共に計算して割り出す必要があります。
おやつやドッグフードのトッピングとしてあげる場合は、ドッグフードのカロリー10%程度に抑えるようにします。
犬に魚をあげるときの注意点
犬に生魚はNGただし、人が食べる新鮮な刺身は少しならOK
犬には加熱した魚をあげるのが基本になり、生であげるのは、食中毒や寄生虫の心配からあげるのはやめましょう。
ただし、人が食す刺身に限っては、新鮮なものであれは少量なら大丈夫です。
刺身を上げる際には、一切れをそのままあげるのではなく、小さく刻んであげるようにします。
生の刺身には酵素などが含まれているのがメリットですが、多くあげすぎると中毒の原因になりますので、少量に留めましょう。
犬には魚の骨を取ってからあげる
魚の骨は確かにカルシウムが含まれていますが、もともと犬は噛んで飲み込むということをしませんので、骨を丸呑みしてしまうことも考えられます。