フレンチブルドッグの長時間の留守番は大丈夫?

フレンチブルドック

どうしてもケージでは狭すぎるという場合には適度な広さのサークルを用意してあげるのもよいでしょう。

②安全対策

ケージ内での留守番は、放し飼いに比べ安全で、イタズラも少なく済むという大きなメリットがあります。
それでも安全対策は必要です。

例えば屋根のないサークル内に入れておく場合には、飛び出してしまわないよう屋根を付けるようにしましょう。
サークルから抜け出してしまうと思わぬ事故につながりかねません。

また、サークル近くにコードなどの引っ張り込めるものを置いておかない、破壊される心配のないおもちゃを与えるなどの安全対策が必要です。

③温度調節

ケージ内、放し飼いいずれにも必要なことですが、日陰や日当たりなど犬が快適な空間に自由に移動することができないケージ内での留守番では特に快適に過ごせるような工夫をしてあげる必要があります。

エアコンなどを使った温度管理のほかに、夏場は冷感マットなどでの暑さ対策を、冬場にはヒーターや湯たんぽなどを活用して寒さ対策をしてあげましょう。

放し飼いでの留守番の注意点

①安全対策

ケージに入れず自由にさせている場合、一番気を付けなければならないのは誤飲や誤食です。
誤飲してしまいそうなものは片づけておくなど、安全対策をしっかり行いましょう。

飼い主がいなくなった家では犬たちは普段登らないようなところや行ったら怒られてしまう場所など、今のうちにと言わんばかりに自由に行動していることがあります。

特に台所には食べ物が落ちていることもあり、食欲旺盛なフレンチブルドッグにとって危険の多い場所です。
そのようなフレンチブルドッグに入ってほしくない場所にはゲートを付けるなどの配慮が必要になってくるでしょう。

②イタズラ対策

犬の留守番での飼い主さんの悩みの多くが「イタズラ」にあります。
犬も一人で留守番をするほど退屈なものはないでしょう。

とくにフレンチブルドッグは好奇心旺盛な性格をしているためイタズラ好きな子も多いです。
帰ってきたらごみ箱を荒らされていた、クッションをぐちゃぐちゃにされていたなどはよくある話です。
それが誤飲に繋がってしまう危険性もあるため、イタズラ対策を行っておきましょう。

できれば、フレンチブルドッグの留守番用に部屋を1つ用意することをお勧めします。
そうすることで対策すべき部屋が1つに限られ、誤飲や誤食、また怪我のリスクを減らすことができます。
さらに掃除をしやすいような工夫もできるので、帰ってきてからの手間も少なく済ませることができるでしょう。

そのほかのイタズラ対策としては、留守番前にしっかり運動をさせてあげ、コミュニケーションの時間を多めに取っておくことようにしましょう。
さらに留守中は部屋の明かりを消してカーテンを閉め、部屋を暗くしておくと留守番中は寝て過ごすことが多くなり、イタズラが減ることでしょう。

長時間の留守番に対応させるには

夜,犬

ハウストレーニング

留守番を上手にさせるためには、犬が安心して過ごせる場所を作ってあげることから始めます。
それが「ハウス」です。

ハウストレーニングの目的は、ハウスの中でおとなしく過ごさせることではなく、犬が安心できる場所にすることにあります。
犬は安心できる場所があると、飼い主がいなくてもリラックスして過ごすことができるようになります。

ハウス内でおやつを与えたり、ふかふかのマットを準備してあげるなどして、ハウス内が好きな場所になるようにしてあげましょう。

短時間の留守番に慣れさせる

長時間の留守番は犬にとって大きなストレスになります。
いきなり長時間の留守番をさせるのではなく、徐々に留守番の時間を長くすることが大切です。

犬が落ち着いて過ごせるハウスに誘導したら、数分家を出てみましょう。
飼い主さんが出かけても「必ず帰ってくる」ということを認識させておきましょう。

そして家を出る時間を徐々に長くしつつ、その都度帰宅後の犬の様子や部屋の状態などを確認しながら慣れさせていきましょう。

ラジオやテレビをつけて出かける

これは個体によって効果の有無も変わってきますが、留守中はどうしても家の中が静かな環境になってしまいます。
その静けさが余計に寂しさを感じさせてしまったり、外の音にも敏感になって無駄吠えしてしまうことがあります。
その対策方法として、ラジオやテレビをつけたまま外出するという方法があります。

音量が大き過ぎると眠れなくなってしまうため小さい音量にしておきましょう。

ただし、普段寝ていることが多い犬の場合には、たとえ小さな音量であってもラジオやテレビの音自体が不快になってしまうこともあります。
愛犬に合わせて判断するようにしましょう。

留守番グッズの活用も

留守中に愛犬が寂しい思いをしていないか、イタズラしていないかと飼い主さん自身が不安になってしまうこともあるでしょう。
そんなときにはお留守番グッズを活用してみることをおすすめします。

「おもちゃ」

留守番時の暇つぶし用におもちゃを用意してあげましょう。

誤飲などの心配のない丈夫なおもちゃやフードを詰められる知育トイなど、様々なタイプのものがありますので、愛犬に合った安全なおもちゃを与えてあげるとよいでしょう。

「お留守番カメラ」

留守番中の愛犬の様子が気になる方には「お留守番カメラ」がおすすめです。

外出先でもスマートフォンから愛犬の様子がリアルタイムで確認できるようになります。
愛犬の留守番中の過ごし方を知ることで、新たな発見があったり、さらに快適な留守番環境を整えてあげられることにもなるでしょう。

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