【シリーズ犬の服】~犬服の着せ方のコツは?~

なんで犬服嫌いなの?

あなたの愛犬は、洋服を着るのが好きですか?嫌いですか?

実は、犬服を着るのを嫌がる犬は結構多く、せっかく可愛いお洋服を買っても着せることが無いという飼い主さんもいるんです。

それってすごく残念ですよね?

飼い主さんが愛犬に似合うかな~と一生懸命選んだ洋服を着てくれないなんてちょっぴり悲しい。

では、何故そのワンちゃんは犬服を嫌がるんでしょうか?

色々理由があると思います。

もともと犬は毛皮で覆われており、洋服は必要ありません。

ですので本能的に何か身体の邪魔になるようなものについては嫌がる傾向にあります。

しかし、着なれてしまうとさほど嫌がることはありません。

どうしても着用させるのに難しい子は別の理由が考えられます。

例えば、以前洋服を着せるときに、どこかがとても痛かったのでトラウマになった、洋服を着ていると窮屈であるという思いが強い、などがあります。

さらに、縫い目や縫い止め部分が固くなっており、そこが皮膚とすれて痛い思いをしているなどが考えられますね。

犬が犬服を嫌がる理由

  • 体を自由に動かせない
  • 自分の被毛以外の何かがまとわりついている違和感
  • 自分の体重以外に重さを感じる
  • 犬服の着脱が複雑で痛さを感じる

などの理由が考えられます。

犬服が着れると何かと便利

しかし、犬服が着せれるようになると何かと便利なのです。

洋服本来の役割は身体の保護ですから、手術や病気で身体の一部もしくは全体を保護しなくてはならなくなったとき、犬の体を保護する役割を果たしてくれます。

震災などで被害を受けたことで、避難生活が続く際の身体の保護など生活していると何が起こるかわかりません。

また、犬連れで出かけられる施設が最近増えて来ましたが、マナーとして犬服を着せて入店してほしいとお店側が決めている場合があります。

特にドッグカフェではなく、犬連れOKの飲食店などは、犬が苦手なお客様もたくさん来られています。

そのような方にとっては、犬の毛の飛びちりを大変気にされる方が多いですので、皆さんが快適に過ごせるように配慮しなくてはなりません。

その他、便利な機能がある犬服も販売されています。

例えばクール素材を使ったものや、テラヘルツの洋服など、日々の健康を助けてくれる犬服もありますので、便利です。

まずは、犬服に慣れさせるのが重要ですね。

犬服を着せることのメリット

犬服を着られると便利なことがたくさんありますね。

それと同時に得られるメリットというものもあります。

では犬服を着ることで得られるメリットを見ていきましょう。

  • アレルギー持ちの犬から花粉やダストから守る
  • 寒さから犬を守る
  • 暑さや紫外線から犬の皮膚を守る
  • ケガや術後の患部を犬が掻いたり舐めたりしないように守る
  • 公共の場で、犬の抜け毛を撒き散らさないマナーを守れる
  • 雨や雨上がりの散歩で泥はねから守る

ざっとあげただけでもこれだけのメリットがあります。

犬が犬服を着るのには、ファッション性の理由だけではなく、それ以上に犬の生活を快適にしているということがいえます。

では逆に、犬服を着せることのデメリットはあると思いますか?

メリットがあれば当然、デメリットも生まれます。

どんなデメリットがあるか見てみましょう。

犬服を着せることのデメリット

  • 24時間毎日犬服を着せてしまうと犬の皮膚が炎症起こすことがある
  • 犬自身が体温調整を上手にできなくなることがある
  • 犬服の素材のせいで静電気が起き、毛玉の原因になる

以上のようなデメリットが考えられますが、これら全ては飼い主である私たちが、きちんと正しい方法で犬服を活用してあげれば、防ぐことが十分できます。

対応として大事なのは、

  • 基本的に自宅室内では犬服を着せない(ケガや術後を除く)
  • 暑すぎる・寒すぎるということがないように、犬がいる室温に気を配る
  • 季節感ある犬服を着せる
  • 犬服を脱がせた後はブラッシングをする(特に長毛種)

などを心がけるようにし、デメリット対策をしましょう。

犬服の着せ方の基本

犬服を今まで着せたことが無い方、犬服初心者飼い主さんは、できるだけ着せやすい犬服を最初は選んでください。

伸縮性の生地を使っているもので、あまり飾りのないシンプルなものを選びます。

形も、タンクトップやTシャツのような単純な形状のものから挑戦してみましょう。

犬服が用意できたらまずは、洋服の首回り部分に頭を通します。

この時、お顔が大きいワンちゃんは入らないことがあります。

無理やり頭を通そうとするととても嫌がりますので、このようなワンちゃんには、できるだけ首周りの大きいもの、もしくはボタンなどがついていて首回りが着せるときに広がるものにしてみましょう。

次に、前足を通します。

片足ずつ通して行くのですが、この時のコツは、前足を優しく折り曲げてやることです。

つっぱったままではもちろん袖は通りませんし、犬も大変嫌がります。

身体に密着するような感じで、足を折り曲げて袖を通してあげましょう。

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