愛犬とお祭りに行って大丈夫?
夏祭りから盆踊りなど様々なお祭りが各地で開催されていますが、愛犬を連れて行って大丈夫なのかと疑問に思われる方も多いでしょう。
基本的には連れて行ってもOKですが、犬の立ち入りが許可されている場所で開催されるお祭りに限ります。
例えば、神社で開催されるようなお祭りは、神社へ犬を連れ込むことが元々NGとなっていることもあるからです。
事前にそういった情報を調べておきましょう。
また、言うまでもありませんが、お祭りでは人が混雑しいつも以上に騒々しい場所になります。
そういった場所に愛犬を連れて行くと場合によっては愛犬のストレスになってしまうことも。
日頃の愛犬の性格や行動から判断して、連れていけるお祭りかどうかを判断するようにしましょう。
愛犬と一緒に楽しめるお祭り(イベント)
①尾張津島天王祭【愛知県】
日本三大川まつりの1つである「尾張津島天王祭」は、600年近くの伝統を誇り、全国の数ある夏まつりの中でも最も華麗なものと言われています。
夜の部(宵祭)と昼の部(朝祭)があって、朝祭では市江車を先頭に6艘の車楽舟が能の出し物をかたどった置物を飾り、楽を奏でながら漕ぎ進みます。
宵祭では、まきわら船の提灯に灯りが灯され、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡る様子は、揺らめく提灯が川面に映り実に美しい光景です。
さらには、祭りの一環で天王祭会場周辺一帯を使った大規模マルシェも開催されています。
ハンドメイドショップやお祭りならではの屋台など100店舗が津島の街を彩ります。
愛犬と伝統的なお祭りを見物したり、買い物をしたり、付近の自然を楽しんだりと満喫できるおすすめのお祭りです。
- 開催期間:2019年7月27日(土)・28日(日)
- 会場:津島市宮川町1丁目
- アクセス:[公共交通]名鉄津島線津島駅より西へ徒歩20分
- 駐車場:有(市内9ヶ所の公共施設が無料で開放)
- ホームページ: 尾張津島天王祭
②盆ドッグ2019【大阪府】
今年で第4回目となるワンコのための盆祭り「盆ドッグ2019」。
昨年はドッグマルシェや飲食屋台及びキッチンカー、生歌河内音頭と盆踊り、犬1ぐらんぷり、ドッグプールなどの催しものも開催され、人とワンコの両方が楽しめるお祭りです。
浴衣グランプリも開催されるので、浴衣姿の可愛いワンコの姿を見られる楽しみもあるでしょう。
入場料が必要となりますが、当日800円(前売り600円)のうち39円は動物保護施設、愛護団体等へ寄付されます。
お盆のお祭りは、先祖への感謝と供養のために行うものですが、虹の橋を渡った先住ペットや愛犬のご先祖たちの供養も兼ねて参加されてみてはいかがでしょうか。
- 開催期間:2019年8月10日(土)~12日(月)
- 会場:大阪市鶴見区緑地公園2-163
花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホール付属展示場 - アクセス:[公共交通]長堀鶴見緑地線/鶴見緑地駅下車(JR大阪環状線京橋乗換え)
- 駐車場:有(有料)
- ホームページ: 盆ドッグ2019
③阿波踊り【徳島県】
「日本三大盆踊り」「日本三大民謡」の1つで、約400年の歴史を持つ盆踊りです。
四国三大祭りの1つでもあり、「踊る阿呆に、見る阿呆」で知られる熱狂的な夏祭りイベント。
県内の市町村各地や他県などでも開催されますが、最も規模が大きく有名なものが「徳島市阿波おどり」でしょう。
阿波踊りには「男踊り」と「女踊り」の2種類がありますが、同じ阿波踊りでも2つの違いに感心させられます。
本場の阿波踊りの迫力を愛犬と一緒にぜひ感じてみてください。
ただし、人混みや大きな音が苦手な犬には向いていないお祭りなので注意しましょう。