獣医師が解説するフレンチブルドッグにかかりやすい病気 Vol.3

フレンチブルドック,ボストンテリア

・レントゲン検査:初期では、関節腔の拡大、骨端部の骨密度の減少、大腿骨頭頸の硬化と肥厚が認められます。
後期になると、大腿骨頭にX線透過性の部位が認められ、大腿骨頭の平坦化、著しい変形がみられ、重度の変形性関節症となります。

治療

外科的治療が第一選択とされます。
具体的には、大腿骨頭と頸部の切除、つまり変形、壊死部位を取り除く手法がとられます。
この病気にかかる犬がほぼ小型犬であるため、大腿骨頭と骨頸部を切除してしまっても、術後の患肢の予後は良好です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です