獣医師が解説するフレンチブルドッグにかかりやすい病気 Vol.6

・抗生剤の投与:一般的には、S.intermediusをターゲットにした抗生剤が選択されます。
最近は、耐性菌の問題も取り上げられていますので、治療に反応のない場合は、細菌培養をおこない、再度抗生剤を選択する必要があります。

ポイント

フレンチブルドッグは、体質的にべたべたした皮膚の個体が多く、それにより膿皮症などの皮膚疾患も起こしやすいと考えられますが、何度も繰り返す場合は、バックグランドとしての原因に内分泌疾患やアトピーなど、ほかの病気が潜んでいることもありますので、チェックが必要です。
もともと、べたべた皮膚体質の場合は、ご自宅で、定期的にシャンプーをしてあげることで、膿皮症を防ぐこともありますので、日常のケアを心がけてあげましょう。

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