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シーズーの基本情報
シーズーは、小型犬の中でも常に人気がある犬種の犬になります。
小さな体で大変愛嬌があり、コロコロ変わる表情は、見ていて飽きることがありません。
そんなシーズーは、チベットから贈られたラサアプソという短頭種の犬種とペキニーズを交配して生まれたといわれており、かつては西太后にも大変溺愛された犬として有名です。
またシーズーは、守り神として王侯貴族の愛玩犬でもありました。
一時は長い戦争のため、シーズー自体が全滅しかけましたが、生き残ったシーズーがイギリスに渡り、そこで改めて現在存在するシーズーの命が守られたわけです。
シーズーの身体的特徴
- 大きさ:小型犬
- 体重:4〜7.3kg
- 体高:20〜27cm
- 被毛の長さ:長毛種
- 被毛の種類:ダブルコート
- 毛色:ゴールド&ホワイト、ブラック&ホワイト、単色(ホワイト、ブラック、グレー、ブリンドルなど)、パーティーカラー
- 価格相場:10〜20万円(スタンダードに近い、血統がいい、珍しい毛色などがある場合、価格は跳ね上がることがあります)
- 平均寿命:15〜16歳
シーズーは体こそ小さいのですが、しっかりした筋肉と骨を持っているので、実際抱っこしてみるとずっしりと重みを感じることができます。
またシーズーの特徴として、シーズーの大きさには個体差が大きいことがあります。
子犬の時はどの個体も大差がないように見えても、規格外に大きくなることもあります。
そして注意したいのは、シーズーは食べることが大好きな個体が多く、やや太りやすい傾向があるので、肥満にならないように食事管理が必要になります。
シーズーの性格・気質
- 賢く物覚えがいい
- 穏やかで平和主義
- のんびりマイペース
- プライドが高くやや頑固
- 人懐こく他の人や犬とも仲良くできる
- 活発で遊ぶのが大好き
シーズーは大変穏やかでマイペースなので、あまり活発に動かないのでは?と思われがちですが、遊ぶのが大好きで、遊ぶ時はとにかく夢中で活発に動き回ります。
そのため、常に室内にいての飼育では、シーズーにストレスが溜まってしまうので、毎日の散歩は必須になります。
またシーズーは大変賢く、しつけも苦労することはありませんが、やや頑固なところがあるので、自分でこうだと信じたことを貫こうとすることがあります。
間違ったことを学習させないようにすることが大切になります。
シーズーを外で遊ばせるメリット3つ
シーズーは室内飼いが基本になりますので、散歩以外での遊びは室内ということが多いのではないでしょうか。
もちろんそれでもいいのですが、シーズーを外で思い切り遊ばせるのには3つのメリットがあるのです。
どんなメリットかご紹介しますので、ぜひご自身のシーズーと外で遊ぶきっかけになさってください。
1.広い外で遊ぶといろんな景色や匂い、音で脳が活性化
室内では完全に守られた空間で、それはそれで快適ではありますが、毎日変化もないので刺激がありません。
外に出て遊ぶことで、まずシーズーは自分の足で地面を歩き、いつもと違う感触に気付けます。
また、地面の匂い、草の匂い、風の匂いを嗅ぎ、室内の限られた景色ではなく、壮大な外の世界の景色を目にすることで、毎日の生活に変化が生まれ、それらすべてが脳の活性化に繋がります。
2.外の気温に触れることで季節を肌で感じることができる
室内犬あるあるですが、人間と室内で暮らしているシーズーは、常に快適な温度で過ごしています。
それは季節感とは程遠いものですよね。
もちろん散歩の時に、外を歩くだけでも季節を感じることはできるでしょう。
でも飼い主さんとシーズーが、同じ目線で一緒に外で遊ぶというのは、散歩では気付けなかったもっと小さな季節の変化に気づくことができるのではないでしょうか?
例えば、普段なら気づかないような、小さな虫にシーズーが気づいて興味を示したり、ボールを追いかけて、思わず枯葉の塊にジャンプしたら楽しくてはまってしまったり。
今まで知らなかったシーズーの一面を発見できるかもしれません。
3.家族以外の人や動物に触れ、社会性を学べる
ゆっくりどこかの公園でシーズーと遊ぶときなど、きっと、そこを横切る人や、他の散歩中の犬に出会うのではないでしょうか。
普段会ったことがないような人や動物に会うことで、シーズーは家族以外の人や動物への接し方を学ぶチャンスになります。
もともと社交的な犬種ではありますが、全く家族以外の誰とも関わったことがないという状態だと、どう接していいかわからず吠えてしまうなんてことはよくあります。
外での遊びを通し、社会性を学べる絶好のチャンスになります。
シーズーを外で遊ばせる時の注意
では実際シーズーと外で遊ぼうと思ったとき、どんなことに注意したらいいでしょうか。
何も考えずに外に連れ出してしまうと、思わぬトラブルが起きることがあります。
1.シーズーを遊ばせる場所を選ぼう
1番大切なのが、シーズーをどこで遊ばせるかということになります。
飼い主さんのお宅にお庭があればそこでもOKなんですが、そうではない場合、どこに行きましょうか。
思いつくのが公園になりますね。
1番遊びやすい場所になりますが、まず、その公園がペットOKの公園かどうかをぜひ確認してください。
そして次に思いつくのがドッグランパークなどになりますが、場所によってはおもちゃ持ち込み禁止というところもありますので、ルールをきちんと確認する必要があります。
事前にシーズーと安全に遊べる場所を下調べして、トラブルなく楽しく遊べるようにしましょう。
2.シーズーを遊ばせる時間を考えよう
次に気をつけたいのが遊ばせる時間になります。
公園などを場所に選んだ場合、公園に来るのは犬だけではありませんね。
時間帯によっては、たくさんの子供たちが来るでしょう。
子供が大好きというシーズーなら問題がないかもしれませんが、大勢の子供たちに囲まれても大丈夫でしょうか?
小さなシーズーにとって、大勢の子供たちは脅威と感じることもあります。
万が一、そういうことがあるかもしれないということを想定し、たくさんの子供たちがいる時間帯を避けるということも場合によっては必要かもしれません。
3.シーズーの体調のチェックを怠らない
遊ぶのが大好きなシーズーなので、大好きな外で大好きな飼い主さんと遊ぶとなると、テンションはかなり上がるでしょう。
きっと、きりがなく遊びたがるかもしれません。
興奮して遊びに夢中になっているシーズーは、自分の体力の限界を忘れて遊んでしまうかもしれません。
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