Contents
シーズーの基本情報
シーズーはチベット原種のラサアプソという犬種と、中国原産のペキニーズを交配して誕生したと言われています。
シーズーはかわいいというだけでなく、従順で性格が優しくて、賢いのでしつけもしやすく、また、丈夫な体を持っています。
そのため、犬を飼うことが初めての人でも上手に飼うことができ、最愛の家族になります。
そういったたくさんの魅力を持つシーズーは、日本だけではなく、世界的に常に人気がある犬種なのです。
シーズーの身体的特徴
- 大きさ:小型犬
- 体重:4〜7.3kg
- 体高:20〜27cm
- 被毛の長さ:長毛種
- 被毛の種類:ダブルコート
- 毛色:ゴールド&ホワイト、ブラック&ホワイト、単色(ホワイト、ブラック、グレー、ブリンドルなど)、パーティーカラー
- 価格相場:10〜20万円(血統が良かったり、珍しい毛色だったりなどの場合価格は上がります)
- 平均寿命:15〜16歳
シーズーは小型犬になりますが、抱っこしてみるとわかりますが、骨格がしっかりしていて、ずっしりと重みを感じることができます。
シーズーの特徴は、他犬種に比べ平均体重の差が大きく、個体差が出やすいことがあります。
ご自身のシーズーの適正体重を把握し、太りすぎないようにさせる管理が大切になります。
またシーズーの毛色はかなり豊富で、成長とともに毛色が変化することも魅力の1つではないでしょうか。
シーズーの性格・気質
- 全身全霊で家族に愛情を注いでくれる
- 遊ぶのが大好き
- 活発
- やや頑固
- 賢い
- フレンドリー
- 穏やか
- 独立心がある
シーズーを飼って後悔したという話を聞かないのは、シーズーの性格にも理由があります。
賢く集中力があるので、しつけは簡単にマスターしてしまいます。
ただし、やや頑固な面があるので、褒めるしつけを徹底して、常にシーズーのモチベーションを上げてあげる工夫は必要かもしれません。
とはいえ、他の犬種に比べ物覚えの良さは早く、犬初心者でもしつけに苦労しません。
穏やかではありますが、年中のんびりなわけではなく、遊ぶ時にはこれ以上ないくらい大興奮ではしゃぎます。
家族が大好きで甘えるのも得意ですが、常に甘えていたいタイプではなく、きちんと一人遊びもできるので、上手な距離感で付き合うことができます。
子供や他の犬とも仲良くできるので、小さい子供がいる家庭や多頭飼いにも向いています。
シーズーは寒がり?
シーズーに限らず、室内で飼われている犬は寒さに対する耐性が弱くなっており、相対的に寒がりな犬が多いです。
特別に寒がりでなくても、ファンヒーター前やコタツの中で落ち着いてしまうという犬も多いのではないでしょうか。
チベット原産のシーズーは寒さに強いといわれることもありますが、それはあくまで先祖の話です。
現在日本にいるシーズーはペット用に繁殖されてきた犬たちなので、寒さに対応するようには作られていないのです。
シーズーはパッと見た感じは豊かな被毛のおかげで暖かそうにみえますが、実は下毛が少ない被毛構造をしているために、体に熱を蓄えておくことが得意ではありません。
そのため寒がりの個体が多いといわれます。
シーズーが寒さを感じるのは何度?
寒がりのシーズーが多いということをご紹介しましたが、では実際、何度がシーズーにとって快適な温度だと思いますか?
答えは、
- シーズーが快適に過ごせる室内温度…20度前後、湿度…40〜60%
になります。
逆に寒くて大変!となる温度は、
- シーズーが寒がる室内温度…10度以下
になります。
住んでいる地域によって変動はありますが、外の散歩で短時間寒いところを歩くのはOKでも、普段生活する室内温度が10度以下になってしまうと、常に寒さにさらされることになり、体調を崩してしまう原因になります。
そして、同じシーズーでも環境適応能力というものがありますので、北国育ちのシーズーは若干寒さに強いですが、沖縄のような南国育ちのシーズーは寒さに弱胃という傾向があるようです。
また、シーズーの子犬や老犬の場合、体力が元気な成犬の時に比べ低くなりますので、その分寒さにも適応しにくいことがあるので注意が必要になります。
シーズーの「寒い」のサイン
シーズーを寒さから守るためにも、寒さを感じる時にどのようなサインを出すのか知っておきましょう。
- ブルブルと震える
- 丸まって小さくなっている
- 人の傍にくっついてくる
- ストーブ前で待っている
- 散歩に行きたがらない
- 水をあまり飲まなくなる
これらのサインが見られたら、犬が寒いと感じている可能性が高いです。
特に子犬やシニア犬の場合は、寒さが原因で病気になることもあるので注意しましょう。
シーズーの防寒対策
では、実際に寒さを解決するためにはどんな対策をしていけば良いでしょうか。
暖房を点ける
ファンヒーターやコタツ、ストーブなどを点灯して、部屋中を温かくしましょう。
温かい空気は上方へ逃げるため、犬がいる床付近は寒いことがあります。
そういう時は、ホットカーペットや湯たんぽなどを使用して愛犬を温めてあげて下さい。
また、冬場の暖気の循環のためにサーキュレーターを使い、室内の空気を循環させ、室内の気温を一定にすることもおすすめします。
コメントを残す