ヨークシャーテリアの安全な散歩の仕方と注意点

散歩の仕方

ヨークシャーテリアの散歩を始めていく時期は、ワクチン接種が終わってからになります。
ヨークシャーテリアといっても、個体差によってそれぞれ体調の違いがあるため、具体的な時期は、獣医師の指示にしたがって始めるのがよいでしょう。
また、初めて散歩に連れていくときに首輪やリードを嫌がらないように、2週間くらい前から、家の中で慣れさせておいたほうが、散歩がスムーズにいきやすくなります。
散歩は朝と夕方に、それぞれ10~15分ほどで十分です。
散歩のコースはトラックやバスが走っている賑やかな幹線道路は避け、落ち着いて歩けるような道を選んだほうがよいでしょう。

散歩のときの注意点

散歩の際は、いくつか気をつけることがあります。

無理に歩かせない

とくに、散歩を始めたばかりの頃は、まわりの音などに驚いて立ち止まってしまうことも。
そのときは無理に歩かせようとせず、一度抱きかかえながら散歩を続け、落ち着いてきたようだったら、再び歩かせて少しずつ慣らしていくのがよいでしょう。
ここで強引に歩かせると「散歩は怖いもの」と覚えてしまうかもしれないので、気をつけてください。

暑さ・寒さ対策をする

ヨークシャーテリアの身体に負担がかからないように、真夏や真冬の散歩はとくに注意する必要があります。
真夏は日差しが強いだけでなく、アスファルトからの照り返しで猛烈に暑くなるので、散歩は太陽が昇る前や沈んだ後など、気温が下がった頃にしたほうがよいです。
そして万が一、熱中症になってしまったときのために、必ず水を持参するようにしましょう。
また、ヨークシャーテリアは寒さに弱いので、冬は防寒のために洋服を着せて散歩をしたほうがよいでしょう。
早朝や夜などは底冷えして気温がかなり下がるので、なるべく太陽がでているうちに散歩を終わらせるようにしてください。

飼い主の横側を歩かせる

好奇心が先立ち、どんどん前に進んで飼い主より前を歩きがちになりますが、これは非常に危ないので、飼い主と並んで歩けるようにしつけなければなりません。
犬が急に走ったりすると、犬自身がケガをするばかりか、ほかの犬や人をケガさせてしまう恐れがあるからです。
犬が飼い主より前に歩いていくようだったら、その場で立ち止まり、一度飼い主の横に来させるようにしましょう。
それができたら褒めてあげ、再び散歩を続けるということを何度も繰り返していくうちに、飼い主の横を歩くことを少しずつ覚えていきます。

まとめ

散歩は毎日のことですので、積極的にいろんなことを覚えていける子犬の時期から、しっかりと教えていくようにしましょう。
最初は犬のペースに合わせてあげて、怖がらないようにすることが大切です。
安全に楽しく散歩をさせてあげてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です