遊ばせたりおやつを与えるなどから初めて、エンジンをかけてみる、短距離だけ走らせてみるなど段階的にリハビリしてみましょう。
段階を踏むごとに必ず犬が楽しい・嬉しいと思えるご褒美を与えてあげましょう。
犬の車酔いしたときのサイン
それでは、車酔いで見せる症状にはどんなものがあるのでしょうか。
犬の車酔いの症状とは？
- ソワソワする
- 頻繁にあくびをする
- よだれが出る
- 目がうつろになっている
- クーンと悲しげに鳴く
- 震える
まず、犬の車酔いの初期症状として、そわそわしたり、不安気になくような症状が見られます。
大量のよだれやあくびが見られるようであれば車酔いしている状態です。
同時に鼻水が出てくる子もいます。
そして、犬の車酔いがひどくなるにつれて最終的に嘔吐という症状になります。
犬の様子を伺いながら車酔いの初期症状が見られる嘔吐する前の時点で、できるだけ早く休憩させてあげることが必要です。
犬の車酔いの予防方法
愛犬が車酔いしないためにしてあげられる予防方法をいくつかご紹介します。
犬の車酔い予防① 直前の食事は控える
犬も人間と同様、満腹の時は車酔いしやすくなります。
しかし、お腹がすきすぎても車酔いしやすくなりますので、できるだけ出発の２時間前までに食事を済ませておくようにしましょう。
犬の車酔い予防② 休憩時間を確保したスケジュールを
愛犬を連れて出掛けるのであれば、到着までの時間を多めに取って、こまめな休憩を入れてあげましょう。
本来、犬を連れて長時間のドライブになる場合は、30分に１度の休憩が理想的だと言われています。
到着までの時間が遅くなってしまいますが、愛犬の体調を１番に考えてのスケジュールを組みましょう。
犬の車酔い予防③ 車の揺れを最小限にする
車酔いの原因となる揺れを最小限にしてあげましょう。
急ブレーキや急発進、カーブなどできるだけ揺れを抑えた運転をしてあげることも必要です。
運転技術も問われますができるだけ安全で丁寧な運転を心がけましょう。
他にできることとして犬の体を固定することもあります。
キャリーケースやケージに入れたり、最近では犬用のドライブシートやボックスなど様々なタイプのものがあるので、できるだけ体が揺れないように工夫してあげましょう。
犬の車酔い予防④ 「車＝怖い・嫌なこと」と思わせない
前述でも述べましたが、車に対してマイナスイメージを持たせないことが大切です。
例えば、動物病院に連れて行く時だけ車に乗せていると、「車＝病院＝怖いこと」と覚えてしまうでしょう。
その不安感によって、車酔いしやすくなってしまいます。
ドッグランなど愛犬にとって楽しい場所へも車に乗せて慣れさせておくことも重要です。
犬の車酔い予防⑤ 車内の臭いを消すこと
新車の臭いや、タバコや香水、芳香剤などの臭いは人によっても苦手とする人がいるように、嗅覚のするどい犬にとっては刺激臭です。
それらの臭いが犬の車酔いを誘発してしまうでしょう。
車内でのタバコや香水、芳香剤は使わないようにしてあげて、必要であればニオイを分解してくれるスプレーを使うことをおすすめします。
ただし、香りがあるタイプのスプレーはできる限り避けた方が良いでしょう。
犬の車酔い予防⑥ 酔い止め薬を飲ませる
犬が車酔いしないように十分に対策しているにも関わらず車酔いしてしまうという場合には、あらかじめ動物病院で酔い止め薬をもらっておくことをおすすめします。
成分は人間用の酔い止め薬と変わりませんが、必要な分量には個体差がありますので飼い主自身の判断で服用させるようなことはしないでください。
犬の車酔い予防⑦ サプリメント
「病院に行って酔い止め薬をもらう時間がない」という場合には、犬の車酔い対策用サプリメントを試してみるとよいでしょう。
飲ませやすいシロップタイプのサプリメントもありますので飲ませやすくておすすめです。
犬が車酔いしてしまった時の対処方法とは？
犬の車酔いへの対処方法① 車酔いしていたらすぐに休憩を
犬が車酔いしている様子が見られたらすぐに休憩を取り入れてあげましょう。
休憩時は、車から降りて少し外を探索させてあげると気分転換になるでしょう。
外の空気を吸わせてあげて、リフレッシュさせてあげましょう。
最近では、サービスエリアにドッグランが併設されている場所も増えてきているため、軽く運動をさせて気分転換をさせてあげることをおすすめします。
犬の車酔いへの対処方法② アロマ
アロマを嗅がせると車酔いの症状が落ち着くこともあるようです。
ミントやジンジャーの香りは車酔いの軽減に効果があると言われています。
犬の車酔いへの対処方法④ ツボ押し
休憩中にできる「ツボ押し」も車酔いしやすい犬におすすめです。
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