まだまだ衰えを見せてくれないコロナウイルス ですが、みなさんはどう過ごされていますか?
思うように自由がきかず、ストレスが溜まってモヤモヤしているのは、人間だけではありません。今までのように、満足いく散歩やドッグランなどに行けず、みなさんの愛犬たちは運動不足になっていませんか?
運動不足になってしまうと、健康上さまざまな問題も起きて来てしまいます。
大切な愛犬をこういう緊急事態でも、ちゃんと守ってあげたいですよね?
今回はそんな室内で過ごす愛犬たちをストレスから救い、楽しく運動不足解消できる工夫をご紹介いたします。
ぜひ参考になさってください。
愛犬が運動不足になるとどうなる?
まず、犬は運動不足になるとどうなると思いますか?
体力的・精神的、どちらにも影響が出てくるのです。
まず、体力的な影響としては、
- 筋肉低下
- 太りやすくなる
- 心臓に負荷がかかる
などがあり、
精神的な影響として、
- 意気消沈
- 怒りやすくなる
- 食欲がなくなるまたは、食欲過多になる
等があります。
体力的な影響からいいますと、運動不足から筋肉低下すると、関節も同時に動かしづらくなってしまいます。
それが更に進むと、関節痛などにつながります。
また、一定の運動量が少ないことで、カロリーを消費しないので基礎代謝も減り、太りやすくもなります。
太ることで更に関節に負荷がかかったり、心臓にも負荷がかかってきます。
そして人間同様、太り過ぎは糖尿病になる確率が高くなってしまいます。
精神的な影響としては、犬も人同様、思い切りストレス発散できないことで、モヤモヤとストレスが溜まり続け、やがて犬自身でそういったストレスをうまく消化できなくなり、いたずらに走ったり、すぐ怒って吠えたりする問題行動が起きたりします。
逆に犬の性格によっては、極端に塞ぎ込んでしまう個体もあります。
いずれにしても、運動不足が慢性的に続いてしまうと、愛犬の健康上いいとはいえず、いろんな心配が出てきます。
せっかく家にいるのだから、しつけトレーニングを極める!
愛犬も飼い主さんも、ただただ家にいては怠けてしまいますね。
普段は忙しくしていて、愛犬のしつけはトイレやお手、おすわりができるからいっか~となっていませんか?
それでもいいのですが…
どうぜ時間があるのなら、それらの「できること」をパワーアップさせてはみませんか?
例えば、おすわりをしたまま、今度は待てを教えてみるだとか…
愛犬たちは、飼い主さんと一緒に何かをすることを大変好みます。
ただ1日中しつけのトレーニングでは、愛犬の集中力は続きませんので、1日10~15分など時間を決めて、新しいことを一緒に覚える時間にしませんか?
または、出来ているつもりになっている基本的なしつけをもう1回復習するのでもいいですよね。
どちらにしても、愛犬は張り切って飼い主さんとトレーニングに参加するでしょう。
しつけトレーニングを通じて、改めて愛犬との絆を深めることができます。
小型犬限定 自宅のバスタブで簡易プールで運動不足解消
中型~大型犬には難しい提案ですが…
小型犬の場合、自宅のバスタブをプールにすることができます。
泳がせるように、少し深めにしても良し、歩けるように浅めにするも良しです。
バスタブの中に、水遊び用のおもちゃを準備して遊ぶのもいいかもしれません。
散歩の時に使う筋肉とは違う筋肉を使い、有酸素運動にもなるので、運動不足解消には最適な方法になります。