Contents
ヨークシャテリアのセルフカット(トリミング)
ヨークシャテリアは、サロンでトリミングしてもらうことがほとんどだと思いますが、サロンの次の予約までに、飼い主さんがトリミングしてあげることもできるのです。
- ペット用クリッパー
- ペット用ハサミ
- ペット用すきバサミ
- コーム
どこまでやるかは、飼い主さん次第ですが、基本的に日頃のケアでできるトリミングといえば、顔まわりの余分に伸びてきた被毛のカットや、肛門周りの被毛を、クリッパーでキレイにカットなどは比較的簡単にしてあげられます。
自宅でのカットの良さは、犬が疲れたらまた明日という風に、状態を見て少しずつカットできることにあります。
シニア犬や健康に不安がある犬にとっては、サロンでの2〜3時間のカットは結構な体力を使います。
ヨークシャテリアの歯磨き
ヨークシャテリアの歯を見たことありますか?
小さいんです!
こういう小型犬は歯垢や歯石が溜まりやすいといわれています。
歯は、ご飯を食べるために必要なもので、健康の要といいます。
シニアになっても美味しくご飯を食べてもらうためにも、キレイな歯をキープするのは飼い主さんの役目です。
子犬のうちから歯磨きには慣れさせましょう。
また、犬用のデンタルガムなども併用するといいです。
ヨークシャテリアの注意する病気
犬にはいろんな病気がありますが、犬種ごとにかかりやすい病気があるんです。
そういう病気を知っておくことで、自分のヨークシャテリアの健康を守ることができます。
ヨークシャテリアの注意する病気 その① 膝蓋骨脱臼
小型犬によくある病気です。
簡単にいうと、膝のお皿に当たる部分がカクッと外れてしまう病気です。
4段階のグレードがあり、軽度の場合は一瞬外れても、すぐに元に戻ります。
グレードが進むと歩くことも困難になり、手術が必要となります。
もし散歩中など犬がスキップをするような歩き方をするようなら、一度獣医さんに診せることをおすすめします。
ヨークシャテリアの注意する病気 その② 気管虚脱
空気が通る大切な管が変形し、潰れてしまう病気です。
遺伝でなる場合や、肥満犬などでなる場合、他の臓器の疾患が原因でなる場合とあるようです。
いずれにせよ、こちらの病気の特徴は「ガーガー」という、ガチョウの鳴き声のような乾いた咳を頻繁にするようになることです。
気管は変形してしまうと元に戻りません。
軽度であれば、薬で抑えることもできるので、早期の受診が大切です。
ヨークシャテリアの注意する病気 その③ 角膜炎
長毛種であるヨークシャテリアは、目に関わる病気になりやすいようです。
目にゴミが入ったりして、気にして足で掻くことによって、炎症を起こしたりします。
顔まわりの被毛が目に入らないように注意が必要です。
頻繁に目を機にするような仕草を見せる時は獣医さんに見せましょう。
ヨークシャテリアの注意する病気 その④ 低血糖症
超小型犬によく見られる病気です。
どうしても小さい体だと、1回に食べる量も限られてきます。
特に子犬の時は、遊びすぎて空腹にならないようにしましょう。
また、食べる回数を増やすことで予防することができます。
ヨークシャテリアとのミックス犬
ヨークシャテリア+トイプードル=ヨープー
ヨークシャテリア似のミックス犬になることが多いようです。
ただ見た目はヨークシャテリアでも被毛はトイプードルの被毛になるようで、ヨークシャテリアとはまた違うスタイルを楽しめます。
ヨークシャテリア+チワワ=ヨーチワ
どちらに似るかによってだいぶルックスは変わってきますが、チワワの見た目にヨークシャテリアの美しい被毛っていうことが多いよう。
いずれにしろ体は小さく、活動的な犬になるようですが、ただやんちゃなだけでなく、賢さもあるので飼いやすい犬種です。
ヨークシャテリア+マルチーズ=マルキー
どちらもシルキーな被毛を持っていますが、だいたい、ヨークシャテリアの被毛を引き継ぐようです。
マルチーズの顔だけど、ヨークシャテリアの被毛というルックスは、純血種よりも個性があって可愛いと人気が出る予感。
ヨークシャテリアはどんな人向けの犬種?
小さく愛嬌があり、いろんな顔を見せてくれるヨークシャテリアは、基本的にどんな人にでも慣れ、仲良くなれるでしょう。
ただ、今回ご紹介したように、ヨークシャテリアは見かけによらず、エネルギッシュで動き回るのが大好きです。
そのため、もしかしたら、年配の方だけ飼うのは場合によっては、苦労するかもしれません。
逆に子供がいるご家庭などでは、子供の遊び相手になってくれるでしょう。
また、体が小さいので、エネルギッシュではありますが、大型犬と違い、住まいの環境は広いスペースを必要としないので、アパートやマンションで飼うことも問題ありません。
ヨークシャテリアを長生きさせるために
運あって出会った最愛のヨークシャテリア、と少しでも長く一緒に暮らすために、私たちができること3つをご紹介します。
1.質のいいご飯をあげる
健康の基本は食べ物からです。
安価なドライフードは添加物が豊富に含まれていることが多いです。
少しでも添加物を抑え、体にいい、質のいいご飯をあげましょう。
また、ご自身のヨークシャテリアの体調に合わせた食事をあげるということにも注目しましょう。
2.毎日の運動とスキンシップ
ヨークシャテリアは長時間の運動は必要ありませんが、運動を毎日することで足腰を鍛え、シニア犬になっても歩くことができます。
犬にとって歩くことは、食べることと同じくらい大切なことですので、筋力が落ちないように運動をさせましょう。
また外を歩くということは、脳の活性化にもなり、痴呆を防ぐ効果があるといわれています。
そして、毎日のスキンシップは犬の幸福度をあげてくれ、ヨークシャテリアの精神的な安定になります。
3.ヨークシャテリアが5歳を過ぎたら定期的な検診をする
小型犬の5歳は人間でいえば36歳くらいになり、まだまだ健康と思えますが、健康なうちから健康なときの状態を知ることで、体の変化を早期発見することにつながります。
犬はギリギリまで体調が悪いことを隠すプロです。
私たちが気づいてあげることが何よりも長生きをさせることにつながります。
この記事のまとめ
- ヨークシャテリアは小型犬に分類されます。
- ヨークシャテリアの性格は好奇心旺盛で勇敢に行動します。その一方、見た目通り飼い主に甘えることが大好き。
- ヨークシャテリアはシングルコートの長毛種。毛色はスチールブルー、ブラック&タンカラー、ゴールド、シルバーなど。
- ヨークシャテリアの注意する病気は膝蓋骨脱臼、気管虚脱、角膜炎、低血糖症などがあります。
- ヨークシャテリアの価格相場は10〜25万円です。
- ヨークシャテリアが長生きするコツは3つ。1. 質のいいフード。2. 運動とスキンシップ。3. 5歳を過ぎたら定期的に検診を受ける。
ヨークシャテリアのさいごに
ぬいぐるみのように小さく可愛いヨークシャテリアなので、ついつい何をしても許してあげたくなりますよね。
でも、ヨークシャテリアはちゃんとしつけないと、負けん気の強さなどばかり目立つようになり、怪獣犬になってしまいます。
コメントを残す