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好奇心の強い犬はすぐに走り出したりすることもありますが、一歩も歩けない犬も多くいます。
犬の車椅子の注意点その② 強制的に使わせるのは絶対NG!
飼い主は愛犬の元気に歩く姿を早く見たいために、つい無理強いをしていまいます。
リードを強く引いたり、嫌がるのも構わず長い時間練習させてしまったり、強く叱ったりしてしまいます。
車椅子を強制的に使わせていると乗るのも嫌がるようになりますが、ますます歩くことを拒むようになります。
犬の車椅子の注意点その③ 褒めてご褒美!が成功のコツ
車椅子を使う時間は短時間にしましょう。
まず車椅子に乗れたら思いっきり褒めてご褒美を与えます。
乗るのが楽しくなったらゆっくりリードを引いて誘導してやります。
一歩歩けるたびに“褒めてご褒美”を繰り返します。
車椅子で歩くのが楽しいことだと覚えられたら成功です!
犬の車椅子の注意点その④ 安全管理は飼い主の責任
犬の車椅子は犬が歩行するのを助けるための補助具です。
車椅子に乗ったまま伏せたり横になったりすることはできません。
愛犬が歩かないときは必ず外して体を休めてあげましょう
車椅子を使うときは飼い主が必ず付き添う必要があります。
犬の車椅子の安全管理は飼い主の責任です。
車椅子の選び方
犬の車椅子はレンタル以外すべてオーダーメイドになります。
犬の車椅子には2輪車のものと4輪車のものがあります。
どちらを選ぶのかは歩行困難の状態によって違ってきます。
2輪車 前足の筋力がある犬
前足の筋力が残っているので、後ろ足を支えることで元気なときと同じように歩けます。
椎間板ヘルニア・変性性脊髄症の初期・事故などで腰を持ち上げれば歩ける犬向けです。
後足の状態は軽く引きずるレベルから麻痺して全く動かないレベルまで使えます。
練習して慣れることで自由に動け、前足の筋力が強ければ段差や坂道も上れます。
リードで補助してやるとより上手く歩けます。
4輪車 前後の足が弱くふらつく犬から寝たきりの犬まで
脚腰にある程度力がある場合は、ベルトの調節で筋肉を使うこともできるので全身の筋力アップにつながります。
自ら歩く力を持っていない場合も、地面に肉球を付けて体を起こしてやることができ、車椅子をゆっくり動かしてやることで歩いている感覚を楽しめます。
顔が上がらない場合でも顔を乗せるバーやクッションなどを使って顔を支えてやることができます。
体を起こしている時間を作ってやることで気分転換にもなり、残された機能の維持にもつながります。
寝たきりの犬の場合でも、4輪車なので転倒することがないため、安心して立たせることができます。
歩くというよりは、立たせることで排泄、シャンンプー、爪切り、簡単なトリミングなどが楽に行うことができ、飼い主の負担が大きく軽減されます。
床ずれ防止や気分転換によるストレス解消にも役に立ちます。
※安静を指示されている場合は使えません
車椅子をレンタルするとき
悲しいことですが高齢犬や病気で余命が短い犬の場合、車椅子を依頼しても届くまでに亡くなってしまったり、使用期間が短かったりすることがあります。
そのため犬の車椅子の中古品レンタルができるようになってきました。
使いこなせるか不安なときの試し乗りにもレンタルを利用することができます。
レンタル商品であっても個々によって体型が違うためセミオーダーになります。
また、レンタルの数は少数のため在庫の確認と相談が必要です。
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