Contents
これらの諸条件を満たす里親はなかなか見つからないかもしれません。
しかし飼い主が何度も変わることはチワワにとって多大なストレスなのです。
そのことを真に分かって、飼おうとしている人が良い里親です。
成犬チワワの場合は、飼育経験のある里親を
里親に出されるチワワは成犬である場合が多いです。
成犬になると、子犬よりも警戒心が強く、初めての場所に慣れるまで時間がかかります。
新しい環境でストレスが溜まり過ぎると、噛み付いたり無駄吠えしたりと、これまでに見られなかった問題行動が出てくる場合があります。
こういった突発的な変化を理解し、気長に付き合っていける人が良い里親と言えます。
特に成犬を里親に出す場合は、犬の飼育経験がある人が望ましいです。
チワワの飼育経験があればなおさら安心ですね。
飼育経験や知識のない人がいきなり成犬を飼うのは、犬にとっても危険ですしトラブルの元になります。
チワワの里親を探す前に確認すること
- チワワの里親を探そうと思った理由はなんですか?
- 本当にあなたでは、そのチワワは幸せになることはできませんか?
- 一度は一緒にいたいと思い、家族の一員になったチワワです。
- 大切な家族を守るために、できることは全てやり、それでも一緒に暮らすことは無理ですか?
お願いです。
まずはこれらのことを自問自答してみてください。
それでもやむを得ない事情というのはあります。
どうしても自分のもとでは一緒に暮らせない、幸せにしてあげられない。
その答えに行き着いたなら、ぜひ里親を探す前に探す準備を整えましょう。
チワワの里親を探す前の準備
止むを得ず、チワワを手放さなければならなくなった時、ただ闇雲に新しい家族を探すというのでは準備不足なのと、最後の責任を果たすということにはなりません。
チワワがこの先も幸せに新しい家族に迎えてもらうために、しておくことが4つあります。
1.健康チェック(ワクチン含む)
定期的に健康診断を動物病院で行なっていたという場合でも、手放す前には再度健康チェックをするようにしましょう。
チワワは大変神経質な犬種でもあります。
知らない家に住むことになり、慣れるまではそれなりにストレスがかかります。
譲渡する段階で健康であるという確認はチワワにとっても、受け入れる先にとっても重要なことになります。
また、きちんとフィラリア予防やワクチン接種を済ませて譲渡するということも、最低限のマナーになるのではないでしょうか。
2.去勢・避妊手術をする
去勢・避妊手術は、チワワの無計画な繁殖を防ぐ意味でも必要なことになります。
チワワの身体は大変小さく、仮に将来子供を産ませたいと考えていても、一般の素人では管理が難しく、チワワの身体に負担がかかってしまうことが考えられます。
そのため、ご自身のチワワを守るためにも去勢・避妊手術は行ったほうがいいでしょう。
3.しつけができているかチェック
里子に出すチワワの年齢によっても変わってきます。
まだ子犬のうちであれば、新しい家族に慣れることはさほど難しくありませんし、まだまだこれからしつけトレーニングの時期ということであれば、自我が目覚めてしつけが入りにくくなる前に、新しい家族に譲渡することが先決かもしれません。
ある程度成長したチワワを里子に出す場合、どこまでのしつけをマスターしていて、どういう性格なのかということをしっかり確認し、新しい家族にわかってもらう必要があります。
4.どのような里親を希望するか確認する
最後に確認しておきたいのは、どんな人・家族にチワワを譲りたいかになります。
そのチワワの性格を知っているのは、元飼い主であるあなたしかいないので、どんな人、家族ならチワワがうまくやっていけるかどうかしっかりと考えてあげましょう。
例えば、
- 大変臆病で神経質なチワワであれば多頭飼いのお宅はNG
- とにかく社交的で他の犬や人も大丈夫なら、子供いたり先住犬がいたりしてもOK
など、あまりに条件を厳しくしてしまうと新しい飼い主探しは難航してしまいますが、チワワの性格に合わせた飼い主探しは大切です。
チワワの里親探しの方法
では具体的に、どうしたらチワワの里親を探してあげることができるでしょうか。
いくつかの方法があるので、今回は5つご紹介いたします。
1.親戚・友人・職場・知り合いから探す
1番安心できる里親探しになるのではないでしょうか。
素性が知れている間柄の人への譲渡は、相手がどんな人かわかっているのと、関係が近い分、チワワを引き渡した後でも近況を知ることができ、場合によっては会いに行くこともできるでしょう。
コメントを残す