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お腹の中に昆布ができてしまうと目に見えないだけではなく、いろいろな臓器を巻き込んでしまい、重篤な問題にまで悪化することがあるので注意が必要になります。
トイプードル の避妊手術前、しておくことはなに?
トイプードル の避妊手術を決めてから、なにをしなければいけないでしょうか?
避妊手術自体、他の外科手術に比べ、それほど難しい手術ではありません。
ただ、それでも全身麻酔をして行う手術に違いなく、トイプードル にとって相当の負担になります。
手術後、入院となると、知らないところに1泊することも心理的なストレスになるでしょう。
まず、とにかくトイプードル が少しでもストレスがかからないように、初めて連れて行ったその日に手術ということではなく、かかりつけの動物病院を決めましょう。
簡単な健康チェックでもいいので、動物病院という空間に慣れさせるようにし、突然いろんなことを一気に進め、トイプードル がパニックになるようなことは防ぎましょう。
◆避妊手術前にすることリスト◆
- かかりつけの動物病院を決める
- 健康チェックなども含め、動物病院に慣れさせる
トイプードル の避妊手術後の注意点
トイプードル の避妊手術後は、術後に何も問題がなければ、1泊の入院で自宅に帰って来られます。
自宅に帰ってきて、術後の緊張や傷の痛さなど、普段と違う状況にぐったりしていると思われるので、ゆっくり休ませてあげましょう。
また、傷口を気にして舐めたりしないように、エリザベスカラーや術後服を着させ、傷口を保護するようにします。
また、抜糸をするまでの間、トイプードル の様子はいつも以上に観察するようにし、少しでもいつもと違う様子があれば、獣医さんに報告するようにしましょう。
トイプードル の避妊手術後の生活は何か変わる?
避妊手術の抜糸も終わる頃には、何事もなかったかのように、トイプードル は元気いっぱいにいつもと変わらない生活が戻ってくるでしょう。
散歩や自宅での遊びと、何の生活に制限なく楽しく過ごすことができます。
ただ1つだけ気に留めてもらいたいのが「太りやすくなる」ということです。
避妊手術をすることで、ホルモンバランスの変化等で太りやすくなってしまいます。
必要以上に運動させることや、食事の量を減らすなどまでする必要なありませんが、定期的に体重チェックをし、太ってないかチェックすると共に、あげるおやつなどのカロリーは気にしてあげましょう。
トイプードル の肥満で起こる体の問題
それでは具体的にトイプードル が肥満になると、どんな問題が起きるでしょうか。
- 膝などの関節へ負担がかかる
- 呼吸器や循環器に負担がかかる
- 糖尿病などの内分泌系の疾患にかかるリスクが上がる
これらの負担が続くことで、本当に病気になってしまうと、場合により手術が必要だったり、一生服薬で体調をコントロールしなければならなくなります。
まずはとにかく、肥満にさせないということが重要になります。
トイプードル がエリザベスカラーを嫌がるときの救世主!!!
エリザベスカラーは、どの犬も大変嫌がります。
まず犬にしてみたら、
- 顔周りにうざいものがずっと付きまとっている
- 水が上手に飲めない
- 食事が上手に食べられない
- 歩くにも至るところにぶつかる
これでは、好きになれるわけがありません。
どうしてもエリザベスカラーを嫌がる場合、それに代わるものを使ってみましょう。
エリザベスカラー改め、クインカラー
要は、傷口を舐められない状態を作ることですよね。
こちらのカラーは、柔らかい素材のクッションを首に巻いて使います。
エリザベスカラーのように、様々な行動を制限することがないので、トイプードル のストレスも軽減されます。
カラー自体がNGなら術後服を
どんなタイプのカラーもダメな場合、術後服を着せてあげましょう。
うまく傷口をカバーしてくれるので、気にして舐めてしまうということを防げます。
背中面で開閉するので、着せやすく脱がせやすいので便利です。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬。シングルコート の巻き毛
- 毛色:ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、クリーム、ブラウン、ブルーなど
- 性格:「賢くて物覚えがいい」「好奇心旺盛でいたずら好き」「フレンドリー」「感受性が強い」「甘えん坊」「遊ぶのが大好き」
- 避妊手術とは:子宮と卵巣を摘出する手術。どちらか片方だけの摘出もあり
- トイプードル に避妊手術は必要!?:飼い主さん次第
- 避妊手術のメリット:「周りの犬へ迷惑をかけない」「病気のリスクを減らす」「妊娠を避けることができる」
- 避妊手術のデメリット:「繁殖ができなくなる」「太りやすくなる」「ドッグショーの出場資格がなくなる」
- 全身麻酔をすることで起こり得る副作用:「心肺機能の低下」「呼吸困難」「肝機能障害」「心不全」「血圧の低下」など
- 糸アレルギー:体内に残った縫合糸の周りで瘤を作ってしまうこと
- 避妊手術の費用:小型犬の場合…3〜5万円
- 避妊手術前にすること:「かかりつけの動物病院を決める」「健康チェックなどを含め、動物病院に慣れさせる」「
トイ・プードルに避妊手術は必要!?避妊手術とは?メリット・デメリットや費用、手術の時期とは さいごに
犬の避妊手術は決して難しい手術ではありません。得られるメリットも多いので、子犬を望んでいない場合は、積極的に検討してみていい手術でしょう。
ただ、手術をすると決めた場合、トイプードル にとっては一大イベントになります。
飼い主の私たちは、最大限のサポートをしてあげ、少しでもトイプードル を支えてあげることに専念しましょう。
みなさんのトイプードルが、無事避妊手術を終え、また元気いっぱいの生活を送りますように。
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