トイプードルの無駄吠えをやめさせる方法とは！？

そして飼い主がしっかりとリーダーであることを犬が認めれば、守ってもらえるという安心感から無駄に吠えることは自然となくなります。

犬が無駄に吠えるのは犬のせいではなく飼い主に責任があると言えるのです。

無駄吠えをやめさせる具体策は?

様々な理由からしてしまう無駄吠えですが、具体的にどういう風に対策したらいいかをご紹介していきます。

ぜひ参考になさってください。

◆基本の対応策◆

• 吠えたら、遊びの途中でもストップしてその場から去る
• 要求吠えには応えない
• 吠えたら無視
• 吠えた時に不快な音を出す
• 吠えた瞬間に低い声で短く「だめ」と言う

無視とその場から立ち去ることについて

トイプードル が吠え始めてしまうと、飼い主の私たちも、早く止めたくてパニックとなり、ついトイプードル の声を上回る大声で「静かに～!!」なんて叫んでしまいますね。

それは、1番のNG行為になります。

トイプードル にしてみたら、「お?飼い主さんも一緒に吠えてくれてるな!わかった!もっと吠えるね!!」と解釈しています。

ポイントは吠えた瞬間に、一緒に遊んでいる場合でも、吠えた瞬間に遊びを一切やめ、その場から立ち去り、吠えるのをやめたら戻り、褒めてあげましょう。

要求吠えには応えないことについて

気をつけているつもりで、ついやってしまうのが要求吠えに応えてしまうことになります。

• 遊んで欲しくて吠える
• おやつが欲しくて吠える
• 構って欲しくて吠える

これら全て、要求吠えになります。

かわいいですよね、本当に。

要求していることがわかるので、会話が成り立っているようにも感じ、つい応えてしまいがちです。

でも、これをやってしまうと、こうしたらやってもらえると学習し、常に要求吠えをするようになります。

常に無視をするわけではありません。

要求吠えが収まるまで待ち、吠えるのが収まったら、遊んであげたりおやつをあげたりしましょう。

そうすることで、黙ったら要求が通ると賢いトイプードル はちゃんと学習します。

不快な音を出すことについて

トイプードル が無駄吠えを始めた瞬間、ペットボトルにビーズなどを詰めたものを落とし、予想もしなかった音を出しましょう。

できれば、トイプードル にはそのペットボトルを隠して音をさせましょう。

吠えるとどこからともなく不快な音がすることで、一瞬吠えるのを止め、音の出所を探し出します。

その一瞬、吠え止んだ時にすかさず褒めるようにします。

このタイミングがずれてしまうと意味がなくなりますので、音を出す係と褒める係、2人で試すのがいいでしょう。

無駄吠えをやめさせるのに体罰は絶対NG

無駄吠えに限らず、犬のしつけで、犬の失敗に対しての体罰は絶対にやめてください。

犬のしつけは「褒めて伸ばす」が基本中の基本になり、罰というものは必要ありません。

強いていえば、無視するということが十分な罰といえるでしょう。

叩いたり、大声で怒鳴るということは、それだけでトイプードル はショックを受け、精神的に萎縮してしまいます。

そうすると、飼い主さんを恐れるようになり、そこに信頼関係などありません。

力で制するしつけでは、真の信頼し合う関係は絶対に生まれませんので、絶対にしないようにしてください。

普段からトイプードル を落ち着かせるトレーニングをしよう

トイプードル が無駄吠えをしてしまう時は、必ず興奮している時になります。

その興奮を落ち着かせることが、無駄吠えをやめさせる方法の1つです。

まず、

• おすわり
• 待て
• 伏せ

を完璧にマスターさせましょう。

どれも簡単に見えますが、どんな状況でもこれらをさせることができるかといえば、意外と難しいことに気付きます。

ただ、これらのコマンドをするときは、トイプードル は飼い主さんに集中します。

集中してアイコンタクトを取ることで、高まった興奮が自然と落ち着いてくるでしょう。

この記事のまとめ

トイプードル の無駄吠えをやめさせる方法とは!?　さいごに

トイプードル の無駄吠えは、一種の意思表示と捉えると、少し微笑ましく思えてきますが、それでも常にずっと吠えられてしまうと、近所迷惑になってしまいます。

一緒に住んでいる私たちも参ってしまいます。一緒に住んでいる以上、吠えることではない意思表示をしてもらう必要がありますね。

無駄吠えを始めるきっかけは、それぞれのトイプードル で違ってきますが、必ず吠える原因があるはずです。

その原因を突き止め、一緒に解決していきましょう。

みなさんとトイプードル が平和に楽しく暮らせますように。