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トイプードルの基本情報
- 原産国:フランス
- グループ:愛玩犬
- サイズ:超小型犬
- 平均寿命:12~15歳
トイプードルの概要
くるくるとした巻き毛が特徴的なトイプードル。
国内で毎年人気犬種ランキングの上位を獲得している犬種です。
JKC(ジャパンケネルクラブ)による犬種としては「プードル」にあたり、体高のサイズによって「スタンダード」「ミディアム」「ミニチュア」「トイ」の4つに分類されます。
プードルはフランスを原産とする犬種ですが、祖先犬はドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬だと言われています。
当初は現在のスタンダードサイズにあたり、荷車を引いたり水猟犬などとして活躍していました。
その後、さまざまな場面で使役や愛玩化するために小型化されて生まれたのが「ミディアム」「ミニチュア」そして「トイプードル」です。
抜け毛が少なくことや飼いやすい性質、見た目の愛らしさからペットとしても世界中で人気のある犬種となります。
特に国内ではテディベアのようなカットスタイルの人気をきっかけに大人気犬種となり、その人気を維持し続けています。
トイプードルの身体的特徴
- 体重:3~4kg
- 大きさ:超小型犬
- 体高:24~28cm
- 体型:3つのタイプがある「スクエア」「ハイオン」「ドワーフ」
- 被毛:独特な巻き毛が特徴的
- 毛色:ソリッドカラー(単色)のみ認められており、
「ホワイト、ブラック、シルバー、ブラウン、ブルー、グレー、シルバー・グレー、クリーム、カフェ・オ・レ、レッド、アプリコット、ベージュ、シャンパン」など
トイプードルの身体的特徴
【大きさ】
トイプードルは、体高24~28cm 、体重3~4kgの超小型犬に分類されます。
JKC(ジャパンケンネルクラブ)では、成犬時の「背中から地面までの高さ(体高)」を基準として、24~28cmの個体がトイプードルに分類されます。
25cmを下回るさらに小さなサイズは、JKC非公認とはなりますが、タイニープードルやティーカッププードルとして、高い人気を持っています。
【体型】
トイプードルは、体長と体高がほぼ同じ正方形に近い「スクエア」なスタイルが理想とされています。
ただし近年では、足が長めなスタイル「ハイオン」や、足が短いスタイル「ドワーフ」などもペットとして人気を集めています。
【顔】
くりくりとしたアーモンド形の目に、真っすぐなマズルを持ちます。
【尻尾】
尻尾は太く長い上向きの尻尾を持ちます。
狩猟時の怪我防止になるとして断尾が行われていることが一般的でしたが、現在では外観上の理由から生後まもなく断尾されることがあります。
【被毛】
硬めのクルクルと巻いた被毛で、シングルコートからなっています。
抜け毛が少なく、比較的体臭も少ない特徴を持ちます。
【毛色】
JKC(ジャパンケネルクラブ)では、ソリッドカラー(単色)のみが認められています。
基本カラー(原色)は、「ホワイト」「ブラック」「ブラウン」です。
この三色を元に、「シルバー」「ブルー」「グレー」「シルバー」「グレー」「クリーム」「カフェ・オ・レ」「レッド」「アプリコット」「ベージュ」「シャンパン」など多彩な毛色があります。
また、2色以上の「ブラック&タン」や「ホワイトが主のパーティカラー」なども存在していて、アメリカなどの海外では人気があるようです。
トイプードルの性格・気質
- 明るく活発
- 誰とでも仲良くなれる社交的な性格
- 賢くしつけやすい
- 毛色による性格差も
トイプードルの性格・気質①
甘えん坊な明るい犬
トイプードルは明るくて遊ぶことが大好きな活発な犬種です。
飼い主に対してとても愛情深く、甘えん坊な性格と言われることが多いです。
小さな子どもさんがいるご家庭から高齢者のご家庭でも飼いやすい犬種と言われています。
さらに、家族以外の人でも犬でも、誰とでも仲良くすることができるような社交的な性格で、多頭飼いにも向いている犬種です。
また、豊富にあるカラーバリュエーションによって性格の傾向に違いがあるとも言われています。
トイプードルの性格・気質②
賢さは犬種トップクラス
小型犬の中で最も高い知能を持つ犬種として知られており、しつけやすく初心者でも飼いやすい犬種です。
ただしその賢さからイタズラを覚えたり、しつけを怠ることでわがまま犬になってしまうことも。
反抗期には手を焼いてしまうことになるでしょう。
また、警戒心の強さや興奮しやすい一面も持っていて、来客時には吠えてしまう事も。
トイプードルの長所を活かすためには、甘やかしすぎず、しっかりしつけを行う事が必要です。
トイプードルと「しつけ」について
犬のしつけを単なる芸や遊びの一環として考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、しつけにはもっと重要な役割があります。
しつけの必要性
そもそもなぜ犬にはしつけが必要なのでしょうか。
犬は人間社会の中で生きています。
ということは人間社会のルールやマナーを守らなくてはいけません。
人間に噛みついたり飛びかかる、夜中にうるさく吠えたり、あらゆるものをかじったり・・・。
これでは人間に怪我をさせてしまったり、迷惑をかけてしまうことになるでしょう。
反対に、道路に走っている自転車や自動車、自宅内の階段や台所など犬にとって危険なものも人間社会には溢れています。
そこで、人間社会の中で犬と人それぞれが安全に生きていくために、人間社会のルールを教えてあげるという意味があるのです。
- 犬の命を守る
- 家族の生活に負担をかけない
- 他人に迷惑をかけない
という目的があります。
具体的な例を挙げると、お散歩中道路の反対に他の犬を見つけて道路に飛び出しそうなほど興奮してしまった時、「おすわり」「まて」のしつけができていることで、愛犬を守ってあげることができるのです。
飼い主さん自身にとっても車の運転者にとっても冷やりとする思いをする必要がなくなるのです。
社会化もしつけの一環に
犬の社会化とは、人間社会や犬社会、環境に慣れさせることです。
犬は、生後4週から7週頃までは母犬から愛情をもらいながら教育を受け、また兄弟と接することによって犬社会を学んでいきます。
母犬や兄弟と生活するこの期間はとても大切な期間で、今後の情緒の安定にも関係すると言われています。
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