トイ・プードルは賢い犬種!しつけをきちんとしてよりよい生活を

トイプードル,黒

そして7週以降になると人間社会の学んでいくことになります。
飼い主さんや飼い主家族以外の人、他の犬・動物、そして外の音や匂いなどに慣れさせ、様々な経験をさせてあげることが大切です。

万が一、こういった経験が足りていない社会化不足に陥ってしまうと、犬にとって知らないものが増え「知らない(人・動物・物・場所・事)=怖い」と感じるようになります。
その恐怖心から吠える・噛むなどの問題行動が見られるようになるでしょう。

そうなってしまうと、人にとっても犬自身にとっても大きなストレスとなってしまいます。

様々な経験をさせて社会性を身につけることで、家族以外の人に対しても懐きやすくなったり、外に出ても落ち着いた行動が取られるようになります。

つまり、犬の社会化はしつけにも深く関わってくることなのです。

どんなに賢いトイプードルでもしつけは必要!!

一般的にトイプードルはとても高い知能を持ち、しつけやすい犬種と言われています。
また欠点の少ない性格を持ち、初心者にでも飼いやすいと言われています。

それでも、どんなに賢くて愛情深い性格を持ったトイプードルであっても、しつけをしないことで、吠える・噛むなどの問題行動を起こすことはあり得ます。

それは犬にとっての吠える・噛むという行動は当り前のことだからです。

トイプードルと人の双方が快適に共生していくためにも甘やかし過ぎずしっかりしつけを行っていくことが大切なのです。

これだけは知っておきたい
トイプードルのしつけの基本

それでは、トイプードルのしつけはどうやっていったらいいんだろう?と最初は戸惑うこともあるでしょう。
ここではこれだけは知っておきたいしつけの基本を教えます。

トイプードル

飼い主さんがリーダーになる

犬は縦社会の動物でリーダーの存在が絶対的です。
それは、家庭で飼われるトイプードルにおいても言えることです。

ただ、よく犬のしつけで言われる「主従関係」でなんでも人が1番にするといったようなしつけ方法は現代においては賛否両論あります。

「主従関係」というよりも、犬が安全で快適に過ごせるよう導いてあげられるリーダーになってあげることが理想的でしょう。

それではリーダーとはどういうことなのか、ただ、命令するだけの存在か。
決してそうではありません。
「この人といたら安全・安心・快適だ」「この人といれば楽しい」と思ってもらえるような「信頼関係」の上で犬を導いていくことがとても大切なことなのです。

褒めたり時には叱ったり、普段の接し方から一貫性ある態度を取りながら飼い主さんが「信頼されるリーダー」となることを意識しましょう。

褒めて伸ばそう

愛犬との暮らしていく中で、できればお互いに楽しく過ごしていくことが理想的ですよね。
犬にとっても叱られるよりも褒められる方が良いに決まっています。

そのためには、できない事に対して強く叱る事よりも、“出来たことを褒めて伸ばす”事に視点を置きましょう。
そして成功例を増やしていくことがしつけを成功させるカギです。

人間でも何かを褒められるとついつい嬉しくなって調子に乗りますよね。
犬も同様に嬉しい感情や楽しい感情を沢山経験することにより飼い主と信頼関係を築く事にも繋がり、何よりも楽しくしつけを学んでいくことができるでしょう。

褒める時にはオーバーなリアクションになっても良いので、飼い主さんが喜んでいるという事を愛犬に分かってもらえるように褒めてあげましょう。
おやつなどのご褒美を使うのも良いでしょう。

しつけは根気強く

トイプードルは頭がよくとても賢い犬種です。
それでも私たち人間同様、最初から完ぺきにできることはありません。

特に犬の本来の行動である「吠える・噛む」といった行動を制御するには、長い時間をかけて対処していく必要があるでしょう。

途中で投げ出してしまうようではいけません。
何度も何度も失敗しては根気強く教えましょう。

時には叱ることも必要

できるだけ褒めてしつけていくスタンスは変わりませんが、時には叱る事も時に必要となってきます。

叱る時には声のトーンを落として「いけない」「ノー」などの端的な言葉を使って一貫した言葉で叱るようにしましょう。
叱る言葉がバラバラだと混乱してしまうのでなるべく1種類に家族の間でも統一するようにしましょう。

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