Contents
アメリカンコッカースパニエルの基本情報
- 原産国:アメリカ
- サイズ:中型犬
- グループ:愛玩犬(9G)
- 平均寿命:12~15歳歳
- 価格相場:17~25万円
アメリカンコッカースパニエルの概要
アメリカンコッカースパニエルは、名前の通りアメリカを原産とする中型犬です。
現在では愛玩犬と分類されていますが、祖先犬は山キジ(woodcock)の猟犬として活躍していた犬です。
名前の「コッカー」は鳥のヤマシギを意味してます。
1620年にイギリスからアメリカへメイフラワー号が渡ったことは歴史的に大変有名な話ですが、その時にアメリカンコッカースパニエルの元祖となったイングリッシュコッカースパニエルがいたと伝えられています。
アメリカで愛玩犬として選択交配が繰り返されて誕生したのがアメリカンコッカースパニエルです。
被毛の美しさに愛らしい顔立ちからショードッグの場で活躍し、ディズニー映画『わんわん物語』のモデル犬となったことで人気を博します。
見た目の愛らしさに加えて欠点の少ない性格から国内でも根強い人気を持つ犬種です。
アメリカンコッカースパニエルの身体的特徴
- 体重:11kg~13kg
- 大きさ:中型犬
- 体高:36cm~38cm
- 被毛:長毛
- 毛色:「ブラック」「アスコブ(ブラック以外の単色))」「パーティカラー(2色以上)」の3つに分類。豊富なカラーがあり。
アメリカンコッカースパニエルの身体的特徴
【大きさ】
アメリカンコッカースパニエルは、体高36cm~38cm、体重:11kg~13kgの中型犬に分類されます。
元々は猟犬として活躍していただけに筋肉質な体をしています。
体力があり身体能力も高いです。
四肢は前足がまっすぐなのに対し、後ろ足は傾斜しているのが特徴となっています。
【顔】
顔の彫りが深めで優し気な顔つきに、ウェーブのかかった長い垂れ耳が最大の特徴です。
イングリッシュコッカースパニエルと間違われやすいアメリカンコッカースパニエルですが、頭頂部がやや平らで、口先が短めに詰まっている特徴があります。
【被毛】
アメリカンコッカースパニエルの被毛は、毛質が絹のようにきめ細かい長毛で、ストレートタイプとウェーブタイプの2種類があります。
イングリッシュコッカースパニエルよりも毛量が多く、特に耳周り、胸、腹、四肢には飾り毛があります。
ダブルコートで抜け毛の多い犬種となります。
【毛色】
毛色は大きく分けて「ブラック」「アスコブ(ブラック以外の単色))」「パーティカラー(2色以上)」の3種類に分類されますが、実に様々なカラーが存在します。
「アスコブ(単色)」では、「ブラック」の他に「クリーム」「ダークレッドブラウン」があり、いずれも、飾り毛の明るい色調、胸及び喉にみられる少量のホワイトは認められています。
パーティ・カラーは、ホワイトを含む2色以上で構成されています。
ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ブラウン&ホワイト及びローンそれぞれの色のタン・ポイントを含みます。
アメリカンコッカースパニエルの性格・気質
- 明るく陽気
- 誰にでも友好的
- 寂しがり屋
- しつけやすい犬種
アメリカンコッカースパニエルの性格・気質①
~明るく陽気~
アメリカンコッカースパニエルは「メリー(陽気な)・コッカー」と呼ばれることもあるほど陽気な性格をしています。
遊ぶことが大好きな反面、穏やかな性質を持っているため子どもさんの遊び相手になってくれるようなこともあるようです。
とても愛情深く、他人や他の動物に対しても人見知りすることなく友好的に接することができます。
アメリカンコッカースパニエルの性格・気質②
~しつけやすい~
アメリカンコッカースパニエルは物覚えがよく賢い犬種なために、しつけやすい犬種でもあります。
まさに愛玩犬として欠点の少ない性格の持ち主だと言えるでしょう。
ただ飼い主と一緒に過ごすことを好む犬種ですので、できるだけ一緒にいる時間を作ってあげられる方に向いているでしょう。
一人で長い時間の留守番を得意としないこともあるようです。
おおらかで警戒心や神経質な点が少なく、子供や高齢者のいる家庭でも安心して飼うことができます。
アメリカンコッカースパニエルは飼いやすい?
飼いやすいとはどうゆうこと?
「飼いやすい犬種」という言葉をよく耳にすることがあるかもしれませんが、あらかじめ知っておいてほしいのは、犬を飼うということはそれなりの苦労もついてくることを理解しておきましょう。
それでは、「飼いやすい」とはどうゆうことなのか。
それは、数ある犬種にはそれぞれのルーツや体質・性質・特徴などがあり、それぞれに合わせた飼い方が必要となってきます。
その中でも、大きさや性格の扱いやすさ、しつけやすさ、お手入れやケアのしやすさなどを総体的に見て、飼いやすいかということが判断されるでしょう。
例えば、トイプードルは、性格も良く頭も良い犬種で、さらには抜け毛や体臭の少なさからも人気のある犬種です。
それでも、お散歩や遊ぶことが大好きなので、お散歩や一緒に遊んであげる時間を確保してあげられる余裕がないと、家の中で大暴れされたり、ストレスから吠える噛むイタズラなどの問題行動を起こす可能性もあるのです。
犬との時間をしっかり確保してあげられない人にとっては飼いにくい犬にもなり得るということです。
このように、飼いやすいかどうかは犬種それぞれの総体的な飼いやすさに加えて、飼い主さんのライフスタイルなども考慮すべきでしょう。
アメリカンコッカースパニエルは飼いやすい犬種?
一般的に飼いやすい犬種と言われる犬種には、「トイプードル」「マルチーズ」「チワワ」などが挙げられることが多いです。
飼いやすい犬種ランキングなどでいつも挙がる犬種ですよね。
それではアメリカンコッカースパニエルはどうなのでしょうか。
一般的に、アメリカンコッカースパニエルも飼いやすいと言われることの多い犬種です。
あまり、飼いやすい犬種ランキングなどで見ることは少ないかもしれませんが、実際飼ってみて飼いやすいと感じる飼い主さんも多いようです。
アメリカンコッカースパニエルが飼いやすい理由
飼いやすい理由① 人懐こくて優しい
アメリカンコッカースパニエル最大の魅力は、性格の良さです。
欠点の少ない性格の持ち主で、特に人懐こさと明るさ、それに優しい性格が魅力的な犬種です。
よく「目は口ほどに物を言う」と言いますが、犬は私たちと共通の言語は持ちませんが、犬との信頼関係次第では、目で会話するようになります。
そう思えるくらいに、アメリカンコッカースパニエルは、飼い主さんの気持ちを読み取ることに長けています。
大抵の犬はみな飼い主や家族に順応ですが、アメリカンコッカースパニエルの場合、それを心から楽しんでいるように振舞います。
アメリカンコッカースパニエルは、その顔を見れば、それはご機嫌なのかご機嫌斜めなのか、すぐにわかるくらい表情豊かなので、本当にコミュニケーションが取りやすく、共通の言葉がなくても違和感がないくらい、意思疎通ができたりします。
それはお世話をする上でも楽ですし、飼い主さんと犬との生活が豊かになりますよね。
コメントを残す