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そうすると、ストレス解消とばかりに吠え続けてしまう問題行動が起きてしまいます。
どんなに忙しくても、運動させる時間を作り、スキンシップをとることで、トイプードル も満足し、無駄吠えをしなくなることがあります。
思い当たる節がある場合、まずは運動不足を解消してあげるなどの対策をしてみましょう。
シニア期になり、不安になったり体調の変化で吠える
トイプードル の無駄吠えは、しつけトレーニングではどうにもならない原因があることがあります。
それが、老化による無駄吠えになります。
いつまでたっても子犬に見えるトイプードル も、必ず老いてきます。
犬自身には、老いてくるということが理解できません。
ただ、昔のように耳が聞こえない、匂いが嗅げない、目があまり見えないなどの症状が出てくると、そういった体の変化に不安を感じ、つい無駄吠えをしてしまうことがあります。
そういう時には、しつけトレーニングでは解決できません。
飼い主さんがたくさんの愛情で名前を呼び、優しく撫で、安心させてあげることが1番の対策になります。
また、就寝時によく吠えるという場合、寝室を別にしていたのならば、同じ部屋に寝床を置いてあげるだけで解決することがあります。
まずは、安心させてあげることを試してみてください。
それでも収まらない場合、認知症などの可能性もゼロではないので、獣医さんに相談するようにしましょう。
無駄吠えの原因は、社会化不足の場合もあり
無駄吠えをするということには、様々な原因がありますが、身体的な原因ではない場合、社会化不足が原因で、無駄吠えが始まってしまうこともあります。
◆犬の社会化とは…◆
犬の社会化とは、親犬や兄弟いぬと触れ合うことで、犬社会を学習し、室内だけではなく、外の世界を見たり、音を聴き、匂いを嗅ぐことで様々なことを学び、社会に適応していくことをいいます。
基本的にそれらを、生後2ヶ月ぐらいまでの間に行い、その他の犬や人とのコミュニケーションを取れるようになります。
トイプードル が社会化不足になると…?
経験するべき時期になにも経験しないで育ってしまうと、見るもの全てが恐怖の対象になることがあります。
怖いと感じると、当然トイプードル は吠えてしまいます。
では、社会化がうまくいかなかった場合、もう諦めるしかないのでしょうか。
いいえ。
時間はかかりますが、恐怖の対象となるものに慣らすことで、怖いものではないということを学習していきます。
それらは大変根気のいるトレーニングになりますが、飼い主さん自身諦めることなく、
- 何度もその場所に行く
- 苦手な音をラジオやyoutube等を使って聞かせる
などして、克服させてあげましょう。
無駄吠えをやめさせることについて
無駄吠えを辞めさせるには叱ることはもちろん大事ですが、叱るタイミングも重要です。
叱るタイミングは吠え終わってからではだめです。
吠えたときにすぐに「ダメ」「イケない」と目を見て叱ります。
叱るときは名前を呼んではいけません。
「ダメ」「イケない」など特定の言葉を決めておいて常にその言葉を使うことが犬にとって分かりやすくおすすめです。
叱るときに名前を呼ぶと、犬は名前を呼ばれることに嫌悪感を感じるようになってしまいます。
そして吠えなかったときや、吠えるのをためたときはオーバー気味に褒めます。
とにかく褒めるということが大切です。
犬はリーダーに褒められることを何よりの喜びと感じるのです。
いくら賢い犬種であるトイプードルと言えど一度や二度では覚えません。
何度も繰り返して根気強く覚えさせることが大事です。
もしなにか物に対して怖がっている等取り除けることで解消されるものは取り除きましょう。
吠えるという事は犬にとってもストレスになります。
「吠えれば叱られる」が「吠えらなければ褒められる」ということを犬に学習させましょう。
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