変化する毛色について
ヨークシャーテリアの公認カラーは「ダーク・スチール・ブルー&タン」のみとなります。
しかし、ヨークシャーテリアは生まれてから毛色が7回変わるということで知られています。
正確に言うと、生まれてから体の成長と共に毛色も1年ほどかけて変わっていきます。
生まれてから2~3か月頃までは基本的にブラック&タン(黒い毛の中に黄褐色の毛が混ざっているもの)と言われる色で、全身が黒い色、眉毛と口の周り、そして手足の先だけが例外で、ここは濃いタン・茶色であることがほとんです。
しかし、3~4か月経つと、頭部が黒かった頭部はグレーになり、その後褐色へと変化していきます。
そして黒だった体の毛色も少しずつ変化が見られ、シルバーのような艶が生まれ、スチールブルー(青みのあるグレー)へと変化していくのです。
また、タンも変化し、ゴールドのような色合いになっていきます。
子どもの頃と変化が終わった後では、全く違った色合いの犬になることも少なくありません。
一般的に言われるカラーパターンには以下の4つがあります。
- ブラック×タン
- ブラック×ゴールド
- スチールブルー×タン
- スチールブルー×ゴールド
他にも、「ゴールド&シルバー」「チョコレート&タン」といったカラーもあります。
これらのカラーは本来の「ダーク・スチール・ブルー&タン」の色素が上手く定着しなかったカラーだと言われており、スタンダードカラーからは外されています。
成犬時にどんな色味になるのか、どれくらいの期間で変化が終わるのかは個体差があります。
「将来、シルバーの被毛になって欲しい」「子犬の頃のまま漆黒でいて欲しい」といった好みもあるかもしれませんが、これだけは予想することは難しいでしょう。
将来どのような毛色に変化するかは、それぞれの持った「個性」だと受け止め、変化を楽しんでいくようにしましょう。
ヨークシャーテリア専門犬舎との付き合い方
専門犬舎のブリーダーさんは、こだわりが強い方が多く運営されています。
それだけヨークシャーテリアを愛玩していらっしゃるということでもあるでしょう。
その愛情が深いだけに場合によっては、付き合いにくいと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、どれだけ犬のためを思って活動しているかが大切であり、自分がここだと思った犬舎とは末永く付き合っていきたいものですよね。
トラブルなく、互いに気持ちのいい付き合いができるように、日頃から連絡をこまめに取る、相談を保留せずにすぐに連絡するなど付き合い方にも工夫が必要です。
ただし、ご自身がそのブリーダーに対して信頼を失った場合は、無理して付き合う必要はありません。
この記事のまとめ
- ヨークシャーテリアの子犬の価格相場は25~35万円ほど
- 専門店で迎えるメリット
「犬種特有の遺伝病の排除に努められている可能性が高く健康な子が多い」
「親犬の情報が入手しやすい」
「飼い方やしつけなどのアドバイスを受けられることも」 - 専門犬舎を見つけるには「インターネット検索」「実際に飼っている人や動物病院・サロンなどから情報収集」「ドッグショー見学で情報収集」
- 犬舎への見学前に事前に連絡を。
ヨークシャーテリアを専門店から迎えるには?ヨークシャテリア専門店の探し方 さいごに
専門犬舎から迎えた場合はさまざまなメリットがあります。
ブリーダーさんによっては、アフターケアを手厚く行ってくれる犬舎もありますし、また同じ犬舎出身のヨークシャーテリアのご家族と交流することもできるでしょう。
専門犬舎で是非素敵なパートナーを見つけて下さいね!
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