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一般的に健康な犬に与えるドッグフードは「総合栄養食」を与えることが基本となりますが、病気を患っている犬のために特別に栄養バランスが調整された「療法食」、健康を維持していく上で栄養に配慮した「機能性ドッグフード」というものがあります。
「療法食」は、獣医師の指導のもとで与える必要があるものとなりますので、自己判断で与えることは控え、獣医師に相談してみると良いでしょう。
「機能性ドッグフード」は、病気の治療や予防を目的としたものではないため獣医師の指示は必要ありません。
ただ、病期の治療や食事療法を目的としたものでもないため、ちょっと気になる症状への栄養面でのサポートとして考えてください。
かかりつけの獣医師に相談してみると良いでしょう。
ドッグフードの与え方も見直そう

硬さ
市販のドッグフードには、ドライ、セミモイスト、ウェットタイプの3種類があります。
ドライタイプのドッグフードは傷みにくく長期保存が可能なことから人気あるタイプではありますが、高齢犬になると硬くて食べたがらなくなることがあります。
そういった場合には、ドライフードを人肌温度のお湯でふやかして与えてあげると良いでしょう。
食べやすくなるだけでなく、消化吸収しやすくなり、温まることで香りよく愛犬の食欲を刺激することもできるでしょう。
もちろん、セミモイスト、ウェットタイプへ切り替えることも良いでしょう。
また、高齢犬は飲水量も少なくなりがちですので、水分量の調整としてドライフードをふやかして与える、セミモイスト・ウェットタイプはおすすめです。
食事の回数
成犬時は1日2回で与えている飼い主さんも多いかと思いますが、高齢犬になると消化器官に負担をかけないよう回数を増やして与えてあげると良いでしょう。
特に10歳以上になると、消化吸収の負担になってしまわないよう1度に食べられる量を考慮しながら、1日3~4回に分けて与えてあげましょう。
与え方
自力で食事がとれる高齢犬でも、筋力が弱ってくることで自分の体を支えづらくなり食事を食べにくくなることがあります。
床には滑り止めのマットを敷き、器の位置をちょうどよい高さに調節してあげるようにすることで食べやすくなるでしょう。
高齢犬へのおやつについて
高齢犬におやつは与えても良い?
高齢犬は太りやすいからと言って、これまでおやつを食べていたポメラニアンから突然おやつを取り上げると、活動が減り食を楽しみに生活している高齢犬にとってストレスとなってしまうでしょう。
ただ、高齢犬は噛む力が衰えたり、内臓に負担がかかりやすくなったりしていくため、愛犬の変化に合わせて、体に優しいおやつを選んであげることが必要となってくるでしょう。
おやつの選び方
成犬の時と同じようにおやつを与えていると基礎代謝が低下している高齢犬には肥満のリスクが高くなります。
市販のおやつにも高齢犬用に栄養が考えられたものが販売されているので、できるだけ高齢犬のものを選んで与えるようにしましょう。
また、できればドッグフードと同様、低脂肪で消化のいいもの、適度な硬さのものを選んであげると良いです。
高齢犬にとって嬉しい栄養が入っているものもおすすめです。
関節ケアのグルコサミンや、認知症予防のオメガ3脂肪酸、細胞の老化を防いでくれる抗酸化成分などは積極的に摂取したい栄養です。
ビタミンには老化を防止する作用があるので、ビタミンが豊富なかぼちゃなどの野菜をおやつとして与えてみるのも良いでしょう。
高い抗酸化作用を持つリンゴなどもおすすめです。
この記事のまとめ

- 個体差もあるが8歳頃からシニア期(高齢期)に入る。
- 高齢によって食欲の低下や消化・吸収不良、食の好みに変化がみられるように。
- 高齢犬のドッグフードの選び方
①基本は「高タンパク・低脂肪・低カロリ―」
②胃腸へ大きな負担をかけない食事を
③グルコサミン・コンドロイチンetcで関節ケア
④オメガ3脂肪酸で認知症予防
⑤プロバイオティクス・プレバイオティクスで腸内環境を整えよう - できるだけ質の良いドッグフード「シニア用」「ハイシニア用」を選ぶこと。「オールステージ」でもOK!!
- 通常は「総合栄養食」のドッグフードを。
「療法食」や「機能性ドッグフード」は獣医師と相談の上で取り入れること - ドッグフードの硬さ・回数・与え方も愛犬の体調に合わせて見直そう
- 高齢犬のおやつ「低脂肪で消化のいいもの」「適度な硬さ」「高齢犬にとって嬉しい栄養の含まれているもの」を選んであげよう
ポメラニアンの高齢犬におすすめのドックフード・オヤツの選び方 さいごに
高齢犬になると、成犬のときのように走り回ったり遊んだり活発に活動することはなくなってきます。
そうなると毎日の食事が大きな楽しみの時間となるのです。
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