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食べても良いとされるナッツ類もありますが、まだ解明されていない部分も多くあり、同じ種類・量のナッツを摂取したとしても、重い中毒症状が出る犬もいれば、全く症状の出ない犬もいて、個体差も大きいと言われています。
それでも、ナッツ類は犬にとって有害であることは立証されています。
そのため、基本的にナッツ類を犬に与えることは避けるべきだと言えるでしょう。
犬が食べてはいけないナッツの種類
- アーモンド:毒性はありませんが、消化することができません。
- マカダミアナッツ:中毒症状を起こすもので絶対与えてはいけないナッツです。
- クルミ:中毒成分が含まれている他、リンを多く含んでいるため尿石の原因となります。
- ピスタチオ:脂肪分が多く胃への負担となり、命にかかわるような病気を引き起こす可能性があります。
- ピーカン:毒素が含まれているため、胃腸障害や腸閉塞を引き起こす可能性があります。
- ヒッコリーナッツ:毒素が含まれています。胃腸障害や腸閉塞を引き起こす可能性があります。
犬が食べても大丈夫と言われるナッツの種類
- ピーナッツ:犬にとって中毒となるような成分もありません。ただし、個体によってはアレルギーを起こすことがあります。焙煎されているもの、殻を取り除いた無塩のものを与えるようにしましょう。
- ヘーゼルナッツ:中毒成分もなく食べさせても大丈夫なナッツです。喉に詰まらせることがあるので、細かく刻むなどの工夫をして与えましょう。
- カシューナッツ:生のままだと毒素が含まれているため、焙煎されたものを与えるようにしましょう。
これらのナッツは犬が食べても良いとされています。
それでも、無理に与える必要はありません。
与える場合には、食べやすいサイズにするなどの与え方に工夫したり、与える量に注意するようにしましょう。
犬にナッツを与えてはいけない理由
犬にナッツを与えてはいけない理由
① 中毒症状を引き起こす
犬にナッツを与えることに関して、解明されていないことも多く栄養面で犬にとって有用なものもあると言われていますが、基本的には犬にとってナッツ類は有害であるとされています。