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最強の犬とは?
最強の犬種とは、闘犬としての強さもありますが、顎の力やスタミナ、走るスピード、防御力、攻撃性など様々な強さがあります。
ちなみに闘犬は、犬が闘うことを娯楽として古代から世界各国で行われてきたドッグスポーツで、より強い犬を生み出すため強さを求めて改良されてきた歴史を持つ犬種も少なくありません。
最強の犬ランキング ベスト10
最強の犬 第10位「セントバーナード」
◆特徴
- 原産国:スイス
- 体高:65~90cm・体重50~91kgの大型犬
- 使役犬(救助犬など)
- 性格:温和で優しいおだやかな犬
◆力自慢の頼れる犬
セントバーナードは基本的に攻撃性が少なく優しい性格の持ち主のため、最強というイメージが少ない犬種ではありますが、犬の中でも最大級の体格を持ち、時に体重が100kgを超えることもあります。
救助犬として大きな荷物を引いたり救護する人間を引いたりすることを得意とする力持ちな最強犬種です。
最強の犬 第9位「土佐犬」
◆特徴
- 原産国:日本
- 体高:60cm・体重90kg前後の大型犬
- 闘犬
- 性格:飼い主に対しては絶対的な服従を示し他人には警戒的
◆闘犬のために作り出された犬
土佐犬は、高知・土佐藩によって海外から輸入されたマスティフ系やブルドッグ、セントバーナード、グレートデンなどを交配させてより強い闘犬を求めて作り出された犬種です。
耐久力と闘争心を持ち合わせいて、海外では「ジャパニーズマスティフ」とも呼ばれています。
首回りの皮膚のたるみが特徴的で、敵に噛まれても致命傷にならないようダメージを最小限に抑えることができます。
勇敢さや大胆さでも引けを取らない最強犬種です。
最強の犬 第8位「ブルドッグ」
◆特徴
- 原産国:イギリス
- 体高:33cm~41cm・体重25kg前後の中型犬
- 闘犬
- 性格:飼い主への忠誠心と愛情を持ち合わせていますが、強情で頑固な一面も
◆牛と闘う勇敢な犬
現在のブルドッグは、愛玩犬として穏やかな性格に改良されていますが、かつては自分よりも体の大きな雌牛と闘わせるために改良された歴史のある犬種です。
当時は攻撃性を持ち合わせた凶暴な犬種として知られており、牛の下に入り込めるよう体高を低く、牛に噛みついた時でも呼吸できるようマズルが低く改良されています。
皮膚は牛の角が刺さっても致命傷にならないよう分厚い皮膚がたるんでおり、非常に強い顎の力を持っています。
最強の犬 第7位「グレートデン」
◆特徴
- 原産国:ドイツ
- 体高:70~86cm・体重46~90kgの大型犬
- 狩猟犬
- 性格:「優しい巨人」とも呼ばれる温和で友好的な性格の持ち主
◆とにかく巨体が最強
基本的には穏やかなグレートデンではありますが、世界で最も体高の高い犬としてギネスに登録されたこともあるほど体が大きいため、しつけによっては危険犬種となり得る犬種です。
実際にグレートデンに噛まれたことによる死傷事件を起こしたこともある犬種です。
かつては軍用犬や猟犬としてイノシシなどの大きな害獣を駆逐するのに活躍していたこともあり、勇敢で恐れ知らずな猟犬としての強さと、辛抱強さを持った最強犬種です。
最強の犬 第6位「ボクサー」
◆特徴
- 原産国:ドイツ
- 体高:57cm~63cm
- 狩猟犬・軍用犬・警察犬・護衛犬
- 性格:飼い主には忠実で献身的、見知らぬ人には強い警戒心を持つ
◆スタミナと強靭なアゴの力を持つ犬
ボクサーは狩猟犬として生まれ、軍用犬や護衛犬など様々な活躍をしてきた犬種です。
本来は攻撃性がそれほど高くありませんが、警戒心が強く、外から刺激を与えられることで攻撃的になることもあります。
かつては闘犬「牛いじめ(ブル・バイティング)」にも用いられていたこともあり、自分よりも大きな獲物に立ち向かう勇敢さ、大きく強靭なアゴを持ち、スタミナに溢れた最強犬種です。
最強の犬 第5位「ドーベルマン」
◆特徴
- 原産国:ドイツ
- 体高:60~70cm・体重30~40kgの大型犬
- 護衛犬・警察犬
- 性格:飼い主にはお茶目で甘えん坊、警戒心・防衛意識が高い
◆家族を守るためなら戦士に
見た目の怖いイメージとは裏腹に普段は明るくお茶目な一面があるドーベルマンです。
それでも、愛する家族に危機が迫っていると察知すると家族を守るため立ち向かう勇敢な犬種です。
体は細身でも筋肉質で俊敏性・走力に優れており、あらゆる犬種の中でも強い顎の力を持った最強犬種です。
最強の犬 第4位「ジャーマンシェパード」
◆特徴
- 原産国:ドイツ
- 体高:61~66cm・体重:30~41kgの大型犬
- ~
- 牧羊犬・警察犬・軍用犬
- 性格:飼い主には忠実で責任感が強く、知的で判断能力に優れている
◆賢く強い万能犬
高い忠誠心と知能、優れた訓練能力を持ち、なんでもできる「ユーティリティ・ドッグ」として、警察犬や軍用犬など様々な場で使役される優秀な犬種です。
筋肉質で強靭な体に、噛む力は108kgもあると言われる強靭なアゴを持っています。
ある研究によると、ジャーマンシェパードは自分よりも小さな犬に攻撃する傾向があると言われていますが、過去には人の死傷事件も起こしたこともある最強犬種です。
最強の犬 第3位「チベタンマスティフ」
◆特徴
- 原産国:中国チベット
- 体高:61~76cm・体重:64~82kg
- 護衛犬
- 性格:意思が強く何事にも物怖じしない勇敢な性格
◆虎をも倒してしまうライオンのような犬
ライオンのようなタテガミを持ち迫力あるその風貌から、中国の動物園では実際にライオンとして展示されていた珍事件が発覚したことがあるチベタンマスティフ。
「東方神犬」という異名を持つ中国の富の象徴とされる犬種で、非常に希少犬種として扱われています。
首の周囲を覆ったタテガミで首を保護して敵に噛まれた時のダメージは最小限に、時には体重100kgになる個体もいます。
チベタンマスティフが4匹でかかれば虎をも倒すことができると言われている最強犬種です。
最強の犬 第2位「ロットワイラー」
◆特徴
- 原産国:ドイツ
- 体高:61~68cm・体重:50kg前後
- 警備犬・軍用犬・警察犬・山岳救助犬
- 性格:忠誠心が強く素直、防衛本能が強く恐れを知らない勇敢な性格
◆防衛本能が最強にさせる
賢く訓練性能は高く、並はずれた力と体力を持つロットワイラー。
飼い主や自分自身に危険が迫ると攻撃スイッチが入りやすいことから、かつてはロットイワラーの首に現金を下げて持ち歩かせ、現金を盗もうとするものなら相手に噛みついて撃退する、「銀行よりも安全な生きた金庫」として重宝されていました。
鋭い歯に噛む力は120~149kgとも言われており、咬傷死傷事件も多い犬種です。
最強の犬 第1位「アメリカン・ピット・ブルテリア」
◆特徴
- 原産国:アメリカ
- 体高:46~56cm・体重20~30kgの中型犬
- 闘犬
- 性格:信頼を置いた飼い主に対しては忠誠心と従順心が強く、我慢強い性格
◆アメリカでの咬傷死亡事故ナンバー1犬種
ピットブルテリアは、闘犬として育種されてきた犬種で、筋肉質で力は強く、高い身体能力を持ちます。
中型犬でありながら大型犬の土佐闘犬をも倒してしまう最強の闘犬です。
アメリカでの咬傷死亡事故のほとんどがピットブルテリアによるものだと言われています。
強い攻撃性を持っており、ある研究では、ピットブルは子供を見かけただけで無条件に攻撃する確率が95%だと言われています。
そのため、ピットブルを飼うことが禁止されている国もたくさんあるほどの最強犬種です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は最強の犬種ということで凶暴な一面ばかり紹介しましたが、実際には他の犬同様、愛らしい一面を持っていることもあります。
飼い主の接し方やしつけ方次第でその犬の性格は異なってくるのです。