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マルチーズの基本情報
愛玩犬といったらマルチーズというくらい、時代を問わず、マルチーズは常に人気室内犬のトップ5に入る犬種です。
マルチーズは、生まれた時から愛される極意を極めているかのような振る舞いをします。
歴史を遡れば、マルチーズは誕生から現在に至るまで、一切働いたことがないという、稀に見る生粋のラップドッグになります。
また最近では、純血のマルチーズももちろん人気ですが、マルチーズのミックス犬が大変かわいく、人気急上昇中しています。
マルチーズの身体的特徴
- 大きさ:超小型犬
- 体重:2〜3kg
- 体高:20〜25cm
- 被毛:シングルコート 長毛種
- 毛色:ホワイト(稀にクリーム色や淡いベージュが混じる場合あり)
- 平均寿命:12〜15歳
- 価格相場:10〜25万円
マルチーズの特徴はまず被毛にあります。
まっすぐに白く輝く被毛は細く、光に当たると絹のように美しく輝きます。
その自慢の被毛はシングルコートで、ほとんど抜け毛はありません。
抜け毛がない分、アレルギー持ちの人でも比較的飼いやすく、室内も犬の被毛だらけになるという心配がありません。
ただし、被毛は定期的にカットしてあげないと、永遠に伸び続けてしまうので、お手入れは他の犬種より手間がかかります。
◆マルチーズの理想的なルックス
- 被毛はホワイトが望ましく、ストレートであること
- 目は丸く、色はダーク。
- 鼻・目の長さを結ぶと正三角形
- 耳の付け根はやや低い位置にあるのがベスト
- 目縁、鼻、肉球は真っ黒
マルチーズの性格・気質
- 甘えん坊
- 穏やか
- 遊び大好き
- 賢く学習能力が高い
- 神経質
- 活発
- 見かけによらず勇敢
- 素直
マルチーズの特技は「抱っこ」と言えるくらい、人にどう甘えるかを熟知しているのがマルチーズになります。
家族と一緒にいることを最大の幸せと感じ、どこでも常に一緒にいたがります。
穏やかな性格なので、常にのんびり行動するのかと思いきや、遊ぶことが大好きで、小さい体に似合わず力強く外を駆け回り、身体中真っ黒になって飼い主さんを驚かせます。
そしてマルチーズは可愛いだけでなく、大変賢い犬種なので、しつけ自体割と苦労なくマスターすることができます。
何をするにも愛らしいマルチーズですが、1つだけ注意するとすれば、甘やかしすぎないことでしょう。
過剰な甘やかしは、マルチーズの分離不安につながります。
極度な依存はマルチーズの精神面に良くないので、可愛がることと甘やかすことは全く別物ということを心がける必要があります。
マルチーズとのミックス犬とは
ご紹介してきたように、マルチーズは愛玩犬として性格面でも大変飼いやすく、小さな体は日本の住宅事情に合っています。
ただ真っ白い被毛は、お手入れを怠ると汚れが大変目立ちやすく、マルチーズの被毛はトリミングが必ず必要で、ブラッシングをしないと毛玉にもなりやすい被毛になります。
マルチーズの良さは残しつつ、
- 人と違う犬種が欲しい
- 扱いやすい被毛の犬種が欲しい
という願いを叶えるのが、マルチーズのミックス犬になります。
雑種犬との違いは、単純にマルチーズと雑種との交配ではなく、純血のマルチーズに純血の犬種の犬を交配させた犬がマルチーズのミックス犬になります。
またミックス犬の場合、同じマルチーズと○○犬のミックスでも、それぞれ全く違う顔や体つきになることが多いので、まさに世界で1頭だけの愛犬になります。
マルチーズのミックス犬の種類① マルプー
マルチーズ×トイプードル
マルプーはマルチーズとトイプードルを両親に持つミックス犬です。
マルチーズとトイプードルは、どちらも賢くて飼いやすい犬だと言われていますので、マルプーもその特徴は残しています。
トイプードルは毛色によって性格に多少の違いがあり、マルプーの毛色や性格も親犬のトイプードルを引き継ぐことになるでしょう。
人気があるのはレッドやアプリコットのトイプードルとのミックスで、自己主張が強くやんちゃで、しつけにはてこずることもありますが、活発で元気という長所があります。
ホワイトのトイプードルとのミックス犬も気が強いですが人気です。
マルチーズのミックス犬の種類② チワマル
マルチーズ×チワワ
チワマルはマルチーズとチワワのミックス犬です。
マルチワワやマルチワ、チワチーズと呼ばれることもあります。
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