Contents
トレーニング方法としては、
そわそわするなどの排泄したがる様子が見られたらトイレへ連れて行く→成功したら褒める、を繰り返し、最終的には排泄したくなったら自分でトイレまで行き排泄できるようになるまでトレーニングしておきましょう。
そうすることで、留守番中のトイレの心配もなくなるでしょう。
1人で過ごすトレーニング
子犬のうちはできるだけ留守番させないようにと話してきましたが、四六時中一緒に過ごすようにという事ではありません。
留守番上手に育てるためには、愛犬が1匹でも落ち着いて過ごせるようになることがとても重要となってきます。
そのためには、飼い主さんの在宅中であっても、普段からサークルやハウスに入れて1人で過ごす時間を作るようにしておきましょう。
可愛いからと構いすぎていると、飼い主さんと離れられず留守番の度に大きなストレスを感じるようになってしまいます。
留守番中に吠え続けたり、飼い主さんと少し離れるだけで不安になる精神障害「分離不安症」になってしまったり、体調を崩してしまったりすることもあり得ます。
そうなってしまっては飼い主さんの生活もままならず、チワワ自身の負担にもなってしまうでしょう。
チワワが1人でも落ち着いて過ごせるよう育てていきましょう。
留守番トレーニング
◆ステップ1
はじめのうちは、出かけるそぶりだけを見せてみましょう。
飼い主さんの出かける様子を察知しても、愛犬が落ち着いていられるようにすることが目標です。
方法は、普段の出掛ける準備をしっかりして、部屋や玄関の外に出て、すぐ戻る、です。
クンクン鳴いたり吠えたりするかもしれませんが、決して構ったり声をかけたりせずに無言で行います。
何度も「出かけそうなのに出かけない」様子を見ているうちに犬も学習し、出かけるそぶりでは慌てないようになってきます。
◆ステップ2
次は実際出掛けるトレーニングを始めます。
それでも最初は1分程度から始めて、3分、5分、10分・・・と徐々に時間を長くしていきましょう。
「飼い主さんは必ず戻ってくる」と覚えてもらうのです。
ただし、愛犬が吠えていたら、吠えるのをやめて静かになるまで決して犬の元に戻ってはいけません。
吠えている時に戻ってしまうと「吠える=帰ってくる」と覚えてしまうことになるでしょう。
そうならないためにも、時間を徐々に伸ばしながら慣らしていくことが必要となってきます。
留守番のための準備や環境づくり
留守番前後には散歩や遊んであげる
留守番中のチワワの過ごし方として、安心して寝て過ごしてもらえることが理想的です。
チワワにとっては余計な寂しさやストレスを感じる必要がなくなり、飼い主さんにとってはイタズラや事故などの心配を和らげることができるでしょう。
そのためには、留守番の前に散歩や遊びの時間を設けて疲れさせておくと良いでしょう。
また、帰宅後もコミュニケーションの時間を設けてあげてください。
留守番によるストレスの発散もかねて散歩や運動をさせてあげることをおすすめします。
チワワは体が小さく体力もそれほど多いわけではありませんので、留守番前後の時間は積極的に取ってあげるようにしてくださいね。
「いってきます」と「ただいま」
出かける際や帰ってきてからの声掛けについては、賛否両論あると思います。
黙って気付かれないようにそっと出て行き、帰ってきてからも落ち着くまで構わないという場合と、きちんと声をかけて出かけた方が良いと言う場合です。
どちらが正しいとは言いきれません。
「仕事が終わったら帰るよ」と言ってあげたら安心する子もいるでしょうし、留守番を敢えて意識させないためにも黙って出て行く方が気にならない子もいます。
これは、飼い主さんの判断で愛犬に合った外出方法で良いと思います。
何が正しいかは、ご家庭によっても違うでしょう。
ただし、日によって対応を変えることと、過度な対応はやめておきましょう。
日によって対応を変えると犬がどうゆうことなのか分からず混乱し、留守番を不安に感じるようになってしまう可能性があります。
一貫性のある対応を心掛けるようにしましょう。
また、留守番前後に構いすぎるなどの過度な対応は、犬を興奮させてしまうことになります。
声をかけるにしても落ち着いて対応することを心掛けるようにしましょう。
安心できるスペース・寝床を作る
チワワが落ち着いて過ごせるスペースや寝床を作っておきましょう。
その場所は安全な場所だと認識させておくのです。
そうすることで、1人での留守番中もその場所で落ち着いて過ごすことができるようになるでしょう。
お気に入りのベッドや毛布などを置いておくと良いですね。
また、いつでもトイレへ行けるようにもしておきましょう。
室内の温度・湿度管理
チワワは、暑さにも寒さにも弱い犬種です。
寒暖差によって体調を崩してしまうこともあります。
そのため、留守番をさせる時には、特に夏や冬はエアコンを稼働しておき室温を一定に保つようにしておきましょう。
エアコンを使用する場合、湿度も乾燥してしまいがちですので、湿度管理も忘れずに行いましょう。
犬にとって快適と言われる「室温25℃前後、湿度50%前後」を目安にしましょう。
また、冬には毛布などの暖かグッズを、夏には冷却マットなどのひんやりグッズを取り入れるなどして、チワワが快適に過ごせるよう工夫してあげましょう。
飲み水の確保
好きな時に水が飲めるよう、外出前に十分な量の飲み水を用意しておくようにしましょう。
コメントを残す