チワワの社会化期って?チワワの子犬を飼う時に注意するべき点は?

元から警戒心の強い気質を持ったチワワは、インターフォンや掃除機の音に反応して吠えてしまう子も多いです。
子犬の頃から日常的に聞かせて慣れさせることによって無駄吠えの予防にもなります。

次に外の環境です。
人の話声や、車やバイクの音、鳥のさえずり、風の香り、他の犬の鳴き声などの環境を経験させて優しく話しかけつつ慣れさせていきましょう。

②家族以外の人にも慣れさせる

社会化期には沢山の人に会い、できれば優しく撫でてもらいましょう。
来客や動物病院の先生や看護師さん、家族以外の人に会える機会を作ってあげてください。

成犬になって他人に怯えて吠えたり威嚇したり噛んだりしないよう、人間に対して良いイメージを持ってくれるようにしましょう。

③触れられることに慣れさせる

日頃からスキンシップを取り、全身どこでも触れるようにしておきましょう。
マッサージをするように優しく撫でてあげてください。
特に犬が嫌がりがちな、手足、口の中、耳、お腹、腰などあらゆる箇所に触れられることを慣れさせておくのです。

そうすることで、ブラッシングや歯磨き、爪切りなど苦手になりがちなお手入れをスムーズに行えるようになるでしょう。

動物病院で診察を嫌がる、トリミングサロンを嫌がるといったこともなくなり、愛犬自身にかかるストレス軽減にもつながります。

④ものに慣れさせる

今後の生活で犬が触れる必要があったり装着したりするものに慣れるようトレーニングしていきましょう。

例えば、首輪やリード、ブラッシングブラシ、歯ブラシ、キャリーバッグなどあらゆるものがあるでしょう。

⑤ほかの犬とのコミュニケーション

他の犬と会う機会を作り、遊ばせましょう。
お迎えする前は、できるだけ親犬や兄弟犬、ともに暮らす犬たちとのふれあいを通して犬同士のコミュニケーションを学んでいるのが理想的。

お迎えした後も、他の犬との関係をうまく築けるような機会を作ってあげましょう。
動物病院やペットショップなどで開催されているようなパピー教室に参加してみるのもおすすめです。

他の犬と上手に遊べるようになると、散歩やドッグランへのお出かけなど、愛犬と一緒に楽しめるおでかけの幅が広がるでしょう。

たくさんおでかけしよう

家の中でもできる社会化トレーニングもたくさんありますが、外で受ける出会いや刺激はたくさんあります。
たくさんおでかけに連れて行って外は楽しい場所だと教えてあげましょう。

そうすることで成長してから愛犬といろいろな場所へおでかけを楽しむことができるようになるでしょう。

パピー教室もおすすめ

動物病院やしつけ教室、ペットショップなどで、子犬に社会性を身に付けさせるための「パピー教室」を開催しているところがあります。
名称は「パピーパーティ」や「幼稚園」など異なりますが、近くで開催していないか調べてみると良いでしょう。

そういったパピー教室では、家族以外の人や、他の子犬と接する機会となったり、社会化やしつけに大いに役立ってくるでしょう。

しつけや飼い方での悩みを相談することもできたりするので、ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。

社会化での注意点

注意点① お散歩デビューはワクチンプログラム後に

子犬を家に迎えたらできるだけ早く社会化を養うよう意識してあげると良いでしょう。

それでも迎えたばかりの子犬は免疫力が弱いため、散歩やほかの犬との接触はNGです。
ワクチンプログラムが終了するまでは獣医さんからもお散歩しないように言われることでしょう。
しかし、ワクチンプログラムが終わるまで待っていたら、社会化に最も適した「社会化期」を逃すことになってしまうでしょう。
そのため、飼い主が“抱っこ”をしてお散歩するのがおすすめです。
キャリーバッグやカートなどを使っても良いでしょう。

少し自宅の周辺をぶらぶらするだけでも様々な刺激を体感することができるので、ワクチンが安定するまでは「抱っこ散歩」で外に連れ出してあげると良いでしょう。

注意点② 焦って無理強いをしない

最も吸収しやすい社会化期は生後約3週齢~13週齢までとあっという間の期間です。

できるだけ多くの経験を積ませることは確かに大切なことではありますが、焦り過ぎてたくさんのことを無理やり詰め込み過ぎないよう注意しておきましょう。

強引に詰め込み過ぎて子犬にとってストレスとなってしまうと、その物や事自体を苦手になってしまうこともあります。

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