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確かに日常生活に必要なタイプの犬服ではありませんが、一度着せると思いのほか可愛らしいので結構病みつきになりますよ。
犬が老化し始めたらシニア犬に優しい犬服を
子犬〜成犬までの犬服は、犬さえ服を着ることに慣れていれば、どんなデザインの犬服も着ることができるでしょう。
ただ、どんな犬も年をとります。
シニアになっていくと、どうしても体力は落ち、足腰の筋力が弱り、今までは大したことじゃなかったことでも、億劫になってしまうことがあります。
愛犬の老化に気づき始めたら、どうぞ、シニア犬に優しい犬服に切り替えていくようにしましょう。
シニア犬の犬服の特徴
- 脱着時に、あまり体を動かさないで済む(頭や足を通さないタイプ)
- ボタンなどではなく、マジックテープで簡単に留められる
- 動きやすさ重視の柔らかい素材
- ぴったりフィットではなく、ふんわりゆとりがあるデザイン
こういったことをポイントにし、体に負担がかからない犬服を選ぶようにしましょう。
犬に装飾品!?
おしゃれというと欠かせないのが装飾品ですよね。
実は犬用の装飾品も販売されているのです。
帽子、ネックレス、髪飾りなどです。
もちろんこれらは必ず必要なものではありませんし、装着時には気を付けておかないと危険な場合もあります。
なお、雄犬用に作られた「マナーバンド」「マナーベルト」というものがあります。
これは、オスのマーキング防止グッズです。
腹巻のような形をしており、雄犬の排泄部分に巻くものです。
留守番時やお出かけ時などには大変便利ですし特にお出かけ時には、「雄犬はマナーバンド着用のこと」と決まっているカフェもあります。
雄犬を飼っておられる方で、マナーバンドをご存じ無かった方は、是非1枚用意しておかれると便利ですよ!
犬の装飾品(アクセサリー)はどうやって使う?
犬には犬用の装飾品(アクセサリー)があります。
それは、単純に見た目のおしゃれを楽しむものも中にはありますが、ほとんどはそれぞれ意味があって使われています。
どんなものがあり、それぞれどのように使うのかをご紹介していきます。
犬には装飾品と呼ばれるものの種類にはいくつも種類があります。
例えば、
- 犬用ヘアアクセサリー
- 犬用帽子
- 犬用サングラス
- 犬用スヌード
などがあります。
実用的な装飾品としては、
- オスの犬用マナーベルト
- メスの犬用マナーパンツ
があります。
具体的に使い方を見ていきましょう。
犬用ヘアアクセサリーの使い方
犬用ヘアアクセサリーには、
- ヘアクリップ
- ヘアゴム
- ヘアピン
などがあります。
これらは大抵長毛種の犬に使われることがほとんどになります。
使う目的としては、ヘアスタイル上、顔まわりをヘアクリップやヘアゴムで結んであげないと、被毛が目に入って邪魔ということがあります。
顔まわりの被毛を短くすればいいだけでは?と思われますが、そこは、その犬のスタイルとして尊重してあげることを考えれば、犬用アクセサリーは必須アイテムになるのです。
犬用帽子・犬用サングラスの使い方
これはおしゃれ目的ではありません。
紫外線から犬を守るため、UV加工の洋服を着せると先にご紹介しましたが、犬の目も当然紫外線を浴びてしまいます。
犬の目は紫外線を浴び続けることで、白内障などの眼病になるリスクが高まるという結果があります。
そこで、少しでもそういったリスクから犬の目を守るため、犬用帽子やサングラスで保護してあげることは大変有効な方法になります。
犬用スヌードの使い方
犬用スヌードは長毛種で長い耳の犬に使われます。
使い方としては、食事の時に耳が食べ物に入らないように、保護する目的になります。
食事中、耳に食べ物がついてしまうと、食後犬がそこを舐めてしまったり、被毛が汚れてしまうことになります。
また、犬の耳の長さによっては散歩中、犬がクンクンと地面の匂いを嗅いだ時に耳が地面と擦れ、擦り傷になってしまうことがあります。
そういったことから犬の耳を守るためにスヌードを活用します。
オスの犬用マナーベルトの使い方
犬用のマナーベルトは、簡単にいうとオス犬用のおむつに該当します。
使う目的としては、
- 移動中マーキングやおもらしの予防
- 外出先でのマーキングの予防
- 交尾の予防
- シニア犬の粗相対策
として使います。
ただし、オス犬用のおむつといっても、マナーベルトは少量のおしっこしか吸収しませんので、本格的なおむつが必要な時には、犬用のおむつが必要になります。
メスの犬用マナーパンツの使い方
犬用のマナーパンツは、サニタリーパンツのことをいいます。
使う目的としては、
- 生理中の汚れ対策
- 交尾の予防
- 発情期に起こるマーキングの予防
として使います。
マナーパンツは、いかにもサニタリーパンツという感じではなものがたくさんありますので、ぜひご自身の愛犬にぴったりのものをお探しください。
おしゃれを楽しもう!
何度も言うように、犬に本来洋服は必要ありません。
でも、たくさんの飼い主さんが笑顔になっているのは事実ですし、中には病気や怪我の治療のために犬服が助けになってくれていることも多いのです。
犬に服なんて・・・と難しく考えずに、ちょっと着せてみようかな?と気軽におしゃれさせてみませんか?きっと愛犬ライフももっと充実したものになってくれますよ!
この記事のまとめ
- 犬服の種類:おしゃれ用犬服…Tシャツ、タンクトップ、つなぎ、ジャケット・コート、ベスト
- 犬服の種類:機能重視の犬服…防寒着、紫外線予防、手術後・皮膚の保護、お出かけのマナー、
- 犬服の種類:イベントでのお楽しみ写真撮影用
- 犬服にはオス・メス用があるが、ユニセックスタイプがほとんど
- 犬服は季節に合わせて服の素材を選ぶことが大事
- シニア犬に優しい犬服:あまり体を動かさないで脱着できる、マジックテープで簡単に留められる、動きやすさ重視の柔らかい素材、ゆとりがあるデザイン
- 犬の装飾品(アクセサリー)の種類:犬用ヘアアクセサリー、犬用帽子、犬用サングラス、犬用スヌード、オス用のマナーベルト、メスの犬用マナーパンツ
- 犬の装飾品(アクセサリー)はおしゃれ目的以外にそれぞれ使う意味がある
【シリーズ犬の服】〜犬服ってどんな種類があるの?〜 さいごに
犬服には多種多様、探すとないものはないというくらい、さまざまなデザイン、素材のものが溢れています。
それぞれご自身の愛犬の体型、性格、行動パターンなどに合わせ、どのようにでも組み合わせができます。
一生懸命飼い主さんが探してくれた犬服は、きっと愛犬も喜んで着てくれるでしょう。
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