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柴犬の基本情報
柴犬といえば、日本を代表する和犬になります。
日本犬は全体で8種類います。
その中で柴犬は日本の天然記念物に指定され、日本で飼われている日本犬種の8割が柴犬と言われています。
近年では秋田犬に続き、柴犬も海外で人気が出ています。
柴犬の身体的特徴
- 大きさ:小型犬(場合により、中型犬と分類されることあり)
- 体重:オス…8〜11kg メス…7〜9kg
- 体高:オス…39.5cm メス…36.5cm
- 被毛:ダブルコート 短毛種
- 毛色:赤毛、黒毛、胡麻毛(胡麻・赤胡麻・白胡麻)
- 価格相場:10〜20万円
- 平均寿命:12〜15歳
柴犬には「タヌキ顔」と「キツネ顔」があります。
◆タヌキ顔の特徴
- 顔全体のフォルムが丸い
- 額から鼻の付け根が深い
- マズルが短い
- 頰が丸くぷくっとしている
◆キツネ顔の特徴
- 顔全体のフォルムが細い
- 額から鼻の付け根が浅い
- マズルが比較的長い
- 体つきがシャープ
カワイイ派はタヌキ顔を選び、クール派はキツネ顔を選ぶことが多く、最近ではタヌキ顔の柴犬に人気があるようです。
海外のファッション雑誌などに登場する柴犬は、クールなサムライ犬をイメージしてか、キツネ顔の柴犬が多い傾向にあります。
柴犬と豆柴の違い
柴犬よりさらに小さい柴犬を豆柴と呼んでいます。
現在はまだ、豆柴は犬種として登録はされていないため、小さい柴犬というカテゴリーになります。
豆柴を真剣にブリードしているブリーダーもたくさん存在しており、豆柴は、偶然小さく生まれた柴犬ではなく、きちんと遺伝的に考えて交配して誕生した犬になります。
注意が必要なのは、普通に生まれた柴犬の子犬に食事をかなりセーブして、わざと小さく育て、豆柴と偽って販売している業者もいるので、豆柴を希望するときは、信用できる先から迎い入れるようにしましょう。
柴犬の性格・気質
- ハチ公に負けない忠誠心
- 番犬として右に出る犬なし
- 家族を深く愛し尽くそうとするが、ベタベタはしない
- 力強く、自信満々に行動する
- 家族にだけ見せる緊張感ゼロな面白キャラ
- 家族にはデレデレ。他人様には弱いところを見せません
- 活発で運動大好き
- 忍耐強さは本物
柴犬は賢い犬種で、ジッと誰に従うべきかを観察します。
一度、柴犬との信頼関係が築ければ、柴犬の学習能力は大変優れていますので、さほど時間をかけずにしつけをマスターしてしまうでしょう。
柴犬の良さは、洋犬の愛玩犬と違い、常にべったり寄り添っていたいタイプではないので、柴犬自身がきちんと独立し、一緒に遊ぶときは思い切り遊びますが、一人でもきちんと遊んだり留守番できたりするところになります。
また心から信頼している家族の前でだけ、いつもキリリとしている柴犬の姿からは想像もつかないような、ダルダルな姿を見せることがあり、そのギャップが愛される魅力でもあります。
柴犬の幼少期「誕生〜生後3ヶ月」
幼少期は産まれてから約3ヶ月目までのことを示します。
柴犬は平均すると250gの大きさで産まれます。
産まれてからはその後、めまぐるしく成長していきます。
約10日で目が開き始め、3週間も経つと立ち上がり始め、歯も生えてきます。
2ヶ月目に突入すると活発に動き出し、垂れていた耳もピンと立ちます。
柴犬は3ヶ月になるまでは、ものすごいスピードで毎日成長します。
ペットショップなどでは早ければ50日程から子犬を販売し始めるので、約1か月はこの幼少期の姿を見ることができます。
1番初めのワクチンは販売元が行っていることが多いですが、接種の有無は購入の際にしっかりと確認しておきましょう。
3ヶ月目には2回目のワクチンを行う必要があります。
この頃までにはトイレトレーニングをしっかりと済ませておきましょう。
この頃の体重は約2~3㎏です。
柴犬の幼少期 誕生〜生後3ヶ月「生活で気をつけること」
いろんなものや音に慣れさせる
ワクチン接種が終わるまでは、お散歩はまだというのが定番になっていますが、この時期は何をするにでも好奇心旺盛で、いろんなものを見たり、聞いたりすることで、社会性を身につける大事な時期でもあります。
でもだからといって、じゃんじゃん外を歩かせるのは心配ですよね。
ただし、ワクチン接種が終わる前でも、外の世界を知ってもらうため、抱っこをして近所を歩くことはできます。
地面を歩かせなくても、外の世界に触れるということは、とても意味がある行動です。
また、室内でいろんな音をインターネットで探し、聞かせることもできます。
例えば、犬が嫌う雷の音やピンポン音、花火や犬の鳴き声など。
柴犬は大変警戒心の強い犬種なので、少しでもいろいろなものに慣れさせ、警戒しなくても大丈夫なようにトレーニングさせましょう。
柴犬の幼少期 誕生〜生後3ヶ月「食事で気をつけること」
◆食事量の目安
- 生後2〜3ヶ月…1日約145g 3〜4回に分けてあげる
ドッグフードにはパピー用を選ぶ
幼少期は消化器が成熟していません。
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