トリミングって何?
さて、トリミングってそもそもどういうことを言うのかご存知でしょうか?よく勘違いされるのですが、トリミングは毛のカットを含んだお手入れのことを言います。
ですので、シャンプーしてトリートメントして、ブラッシングで整えるだけは、グルーミングと言うのです。
パピヨンという犬種は、もともとトリミングが必要な犬種ではありません。
たまにサマーカットをなさる方がおられますが、基本的にはグルーミングを中心にお手入れを行う犬種です。
部分的に切りそろえたりすることもありますが、トリミングは全身をカットするというイメージですので、本来はトリミング不要の犬種なんです。
サロンに連れて行く頻度
では、どれくらいの頻度で連れて行くのが良いのでしょう?犬は皮膚も弱いですし人間のように毎日シャンプーすることは逆に身体を痛めてしまうことになりますので、2週間おきくらいが理想です。
でも、月に2回も3回もサロンに連れて行くのは、経済的にも大変ですので、月1度程度で構いません。
自宅に居て、少し臭いがたってくるようでしたら、ご自分で軽く洗い流せば良いでしょう。
冬場など気にならない季節でしたら、月に1度ほどでいいですし、このペースで行かれている飼い主さんも多いと思います。
犬にとっていわゆる美容行為は大変負担になります。
体調を崩す子もいれば1日中ぐったりしてしまう子もいます。
特にワクチン接種の前後1週間はシャンプーを控えるように獣医さんから注意があると思いますが、人が想像している以上に負担になってしまうのです。
犬種の特徴を知っているトリマーさんにお願いしましょう
これはとても大切なことです。
というのも、トリマーさんの中には犬種別にどのようにカットすべきか、どのように整えるべきかをご存じない方もいらっしゃいます。
これは決してトリマーさんが悪いのではなく、トリマーさんの中にも、得意とする犬種があるかないかで変わってくるということなんです。
特に新人のトリマーさんはまだ経験が浅いですし、限られた犬種しか扱ったことが無いため、「この犬はここの部分の毛を残さなくてはいけない」というような決まりを知らない人が多いんです。
一例をあげますと、チワワなどはドッグショーに出展する際に、お尻の毛(袴部分とも言います)をカットしてしまうと失格ですが、それを知らないトリマーさんに頼むと、この部分をばっさり切ってしまい、結局生えるまでショーに出られなくなったというようなことも実際にあります。
パピヨンの場合は、自慢の耳毛、尻尾など余計な場所を切られてしまわないように、パピヨンという犬種に詳しいトリマーさんに頼むようにしましょう。
これであなたのパピヨンもより一層美しくなる!
トリマーさんとのお付き合いも、ご愛犬を美しく保つ秘訣の一つです。
やはりプロが行う施術は違いますし、日頃のお手入れの正しい方法も教えてもらえます。
体調の変化にもいち早く気づいてくださるトリマーさんも多いですし、二人三脚でご愛犬をいつまでも美しく育てたいですよね!
コメントを残す