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シーズーの基本情報
- 原産国:中国
- グループ:愛玩犬(9G)
- サイズ:小型犬
- 平均寿命:10歳~16歳
- 子犬の相場価格:10~20万円程度
シーズーの概要
シーズーは、中国を原産とする愛玩犬です。
同じく中国原産の「ペキニーズ」とチベット原産の「ラサアプソ」を交配して作出された犬種だと言われています。
「シーズー」という名は、中国語で「獅子」を意味します。
古くから獅子狗とされ神聖な存在として大切にされてきた歴史を持ち、清朝末期の宮廷や貴人達の間で多く飼われてきました。
西太后に愛された犬としても有名な犬種です。
現在ではシーズーのその愛らしい容姿だけでなく、明るい性格と穏やかな性格の両面を持っています。
無駄吠えも少なく、さらにしつけやすいことから「飼いやすい犬種」としても一定の人気を維持し続けています。
シーズーの身体的特徴
- 大きさ:小型犬
- 体重:4~7kg
- 体高:20~27cm
- 被毛:長毛種
- 毛色:カラーバリエーションは豊富にあり。
「ゴールド」「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「シャンパン」などの単色
ホワイト地にこれらの色が斑に表れる「パーティーカラー」など
【大きさ】
シーズーは、体高20~27cm体重4~7kgの小型犬に分類されています。
しかし個体差も大きいのが特徴的で、中には7kgを超える大きめな個体もあります。
【体型】
体高より体長がやや長めで、骨太のしっかりとした体格をしています。
また短めの四肢は太くて意外にもがっしりしています。
その割に歩く姿はとても軽快で、機嫌が良さそうに歩く姿が愛らしい犬種です。
【顔】
シーズーは短頭犬種に分類されており、鼻ぺちゃな顔立ちをしています。
目はまん丸く大きく、耳の形は垂れ耳です。
【被毛】
毛量の豊かなダブルコートで、長毛種です。
一般的にダブルコートの犬種は抜け毛が多い特徴を持ちますが、シーズーの場合は他の犬種と比べて抜け毛が少なく、飼いやすいと言われる理由の1つとなっています。
【毛色】
シーズーの毛色と言えば、一般的に多く見られる毛色は「ホワイト&ゴールド」ですが、実はそれ以外にも様々な毛色が認められています。
単色の「ゴールド」「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「シャンパン」から、ホワイト地にこれらの色が斑に表れる「パーティーカラー」など多彩です。
シーズーの性格・気質
- 明るく活発
- 穏やかで落ち着いている
- 愛情深く友好的
- しつけやすい
- プライドが高い
シーズーの性格・気質①
~明るく友好的な愛玩犬~
シーズーは愛玩犬らしく明るく活発な性格をしています。
一方で、穏やかな性質も持ち合わせているため、常に元気いっぱいで騒がしいというわけではなく飼い主に寄り添い静かに過ごすこともできるような犬種です。
家族に対してとても愛情深く甘えん坊で、他の人や犬にも友好的に接することができます。
ただし、排他的に育ってしまうと人見知りになってしまい番犬のような振る舞いをすることもあるようです。
シーズーの性格・気質②
~しつけやすく飼いやすい犬種~
飼いやすさでも定評のあるシーズーは、周りを気遣う思慮深さや賢さを持ち合わせています。
そのため、しつけやすい犬種とも言われています。
ただし、少し頑固でプライド高い一面も持っているため、一度覚えたことを修正するしつけ直しには苦労するかもしれません。
できるだけ子犬のうちからメリハリを持って正しくしつけていくことが必要です。
シーズーの多頭飼いは可能?
多頭飼いとは
多頭飼いとは、複数の犬を同時に飼うことです。
多頭飼いをしている飼い主さんには、飼っている犬種と同犬種を迎えたり、違う犬種や保護犬を迎えたりと様々です。
多頭飼いには、飼い主にとって癒しや楽しみが増えるといったメリットがありますが、犬にとっても遊び相手が増える、留守番時の寂しさがなくなるといったメリットに繋がることがあります。
もちろん飼育にかかる経済的費用が増えることや、新しい犬との相性次第では犬へのストレスになったり理想通りの多頭飼い生活にならない可能性のあるリスクもあるでしょう。
シーズーは多頭飼いに向いている?
あらゆる犬種の中には、多頭飼いに向いている犬種とそうでない犬種があります。
犬にもそれぞれの性格があるため、犬同士にも相性があるのです。
そこで、犬種によって持ち合わせている気質から多頭飼い向きと不向きがあるとされています。
例えば、独占欲が強い犬種は、新しい犬が増えることで飼い主からへのやきもちからストレスを感じることになってしまうでしょう。
時に新しい犬に対して攻撃に転じる可能性もあります。
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