犬はもやしを食べてもいい?犬にもやしの栄養素や与える際の注意点

もやし、豆もやし

もやし、豆もやし

もやしを食べても大丈夫か?

結論から言うと・・・食べても大丈夫!!

もやしには、犬の害になるような成分は特に含まれていません。
そのため、犬が食べても大丈夫な野菜だと言えます。
ただし、もやしを含む野菜には食物繊維が多く含まれていて、食物繊維の消化が苦手な犬はもやしを上手に消化しきれず、そのまま排出されるというようなこともあります。
それでも、与え方に注意して上手に取り入れることで、犬の健康をサポートしてくれるでしょう。

もやしの栄養成分・効用

もやしの95%は水分からできていますが、犬にとっても嬉しい以下のような栄養成分も含まれています。

  • たんぱく質
  • ビタミンB1・B2
  • ビタミンC
  • カリウム
  • 葉酸
  • カルシウム
  • マグネシウム

豊富なビタミンで元気をサポート

ビタミンCやビタミンB1・B2が多く含まれているもやしは、免疫力を向上し、ストレスにも強い体つくりに役立ちます。
アミノ酸やアスパラギン酸なども含まれているため、老化防止や疲労回復にも効果が期待でき、夏バテ対策にも有効的です。
また、健康な皮膚作りや白内障などの予防として目の健康にも良いとされています。

ダイエットにも最適

もやしは、100gあたり34kcalと低カロリーな野菜です。
ドッグフードの量を減らしてもやしでかさ増しをしてダイエットさせている飼い主さんも多いようです。
もやしには、ダイエット中に必要な栄養素であるカリウムも豊富に含まれているので、代謝が上がり脂肪燃焼する働きを助けてくれるでしょう。
血圧を下げて糖質の代謝を上げるビタミンB群をはじめ、体内のバランスを整える成分がたくさん含まれているもやしは、ダイエットにも最適で犬の健康を手助けしてくれるでしょう。

犬にもやしを与える時の適量

犬にもやしを与える時の適量は、個体差はありますが、小型犬で10g程度、中型犬で20g程度までを目安としましょう。
初めてもやしを与える時には、この量よりも少ない量から与えてみて、犬の様子や便の状態をチェックしながら徐々に量を増やしてくいくようにしましょう。

犬へのもやしの与え方

犬にもやしを与える時は、生で与えても大丈夫ですが、必ず食べやすく切ってから与えるようにしましょう。
犬は食物繊維を上手に消化することができないため、もやしをそのまま食べるとうまく消化しきれず長い便になるというようなこともあるようです。
また、消化機能の弱い子犬や老犬に与える場合には、さっと湯通ししたものを与えた方が良いでしょう。
湯がき過ぎてしまうと、もやしの嬉しい栄養素が壊れてしまうため、さっと湯がく程度にしておきましょう。

もやしを使った犬用レシピ

◆もやしと鶏むね肉の蒸し煮

愛犬用はそのままで、飼い主用ではポン酢やネギなどをかけると一緒に食べられます。