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〇〇テリアと「テリア」が付く犬種は、探せば本当にたくさんいます。あなたはどれだけのテリアをご存知でしょうか。そもそもなぜ、◯◯テリアと名前がつくようになったのでしょうか。見た目は全く違うテリアもいる中、ある共通点もあるのです。今回はそんなテリア犬のヒミツに迫り、テリア犬の魅力をたくさんご紹介いたします!
テリア犬とは
テリアという名前の由来から解説していきましょう。
テリア(Terrier)はラテン語で土や地面、大地というterraという言葉から生まれたといわれています。
そして、ほとんどのテリア犬はイギリスで誕生しています。
テリアと呼ばれる犬たちはみな、土を掘ることが得意で、穴に入り込んだネズミやうさぎ、ときにキツネなどを狩ることに優れています。
それらの能力から、テリアという名前がつけられるようになりました。
テリアの種類
数多く存在するテリア犬ですが、現在テリア種といわれる犬種は、世界に44種類以上いるとされています。
そのほとんどは、かつてしていた狩りではなく、各家庭で愛される愛玩犬として平和な毎日を送っています。
それでは、テリアの種類と、どんな犬種がいるのかを一部ですがそれぞれご紹介していきます。
テリアのタイプは3種類
テリア犬は大きく分けて3種類あります。
それぞれ体格が違い、それに合わせてしてきた仕事も違います。
テリアのタイプ①足の短いテリア
狭いところでも上手に追いかけることができる体型のため、足が短いテリアは、地面近くに巣穴を作る小動物を狩る仕事を主にしていました。
ウェストハイランドホワイトテリア
ウェスティとも呼ばれる、人気のテリア犬になります。
小さな体と短い足が特徴的です。
一見、大人しそうな見かけですが、好奇心旺盛で、常に楽しいことを探して歩き回ります。
真っ白な被毛は硬めのワイヤーヘアになります。
スコティッシュテリア
小さな体は全く華奢とは無関係かのように、がっしり骨太な体格になります。
小さくても立派に小動物と戦い、狩をしていたため、かなりの体力を持っています。
他の犬や動物にはあまり友好的ではありませんが、基本的に人は大好きです。
ノーフォークテリア
ノーフォークテリアは、体長が体高よりやや長いのが特徴的です。
勇敢で、怖いもの知らずに敵に向かっていく強さを持ちます。
大変頭がいいので、しつけもしやすい反面、自分が決めたことには頑固になる傾向があります。
人が大好きですが、独立心も持っていますので、いい距離を保って付き合うことができます。
ノーリッチテリア
ノーフォークテリアとノーリッチテリアはほぼ同じ歴史を持ちます。
当時は、同じ犬種として扱われていたこともあります。
見た目の違いといえば、ノーフォークテリアが垂れ耳なのに対し、ノーリッチテリアは立ち耳になります。
ヨークシャテリア
ヨークシャテリアはテリア犬には珍しく、シングルコートの長毛種になります。
被毛はシルクのように細く艶やかで、年齢毎に毛色が変化します。
かつてはネズミを捕らえる仕事をしていたヨークシャテリアですが、今では完全に愛玩犬として、定番の人気を誇ります。
見かけは守ってあげたくなる小型犬ですが、そこはテリア犬。
活発でときに頑固な一面を見せることがあります。
かわいさからつい甘やかして育ててしまうと、問題犬になってしまうことが多いです。
オーストラリアンテリア
様々なヨーロッパの犬と交配し、オーストラリアのタスマニアで誕生したテリア犬になります。
テリア犬の中でも穏やかな性格を持っているのが特徴です。
ただやはりテリア犬種なので、狩猟本能があるため、戦いのスイッチが入ってしまうと、ガウガウなってしまうことがあります。
ケアーンテリア
オズの魔法使いのトート〜で有名になったのが、ケアーンテリアになります。
世界中にいるテリア犬の中で、最もテリアの原型に近いとされている犬種です。
気が強くやんちゃな性格を持ちますが、家族の愛情に応えようと一生懸命な姿は本当に健気で、繊細な一面も見せます。
子供と遊ぶことは得意ですが、他の小動物とは仲良くできないことが多いです。
シーリハムテリア
大きな特徴は、胴長短足で、体に対して頭が大きいバランスにあります。
かつては飼育数もあったシーリハムテリアですが、2008年には50頭切るまでに減少してしまいました。
現在では少しづつではありますが、回復傾向にあるようです。
プライドが高く、警戒心も強いため、知らない人には一切なびきません。
一方、心を許した飼い主にはどこまでも尽くします。
スカイテリア
体長が体高の2倍あるのが特徴になります。