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チワワを今から飼おうと思っているが、どんな犬なのか分からない人や、飼うに当あたって、ある程度の必要な知識を入れておきたいという人に参考になるようにまとめました。チワワの飼い方や性格、しつけ方法、なりやすい病気などを、経験談を交えながら、詳しく解説します。
チワワの性格・特徴
チワワの性格①気が強い
チワワは、小さくて愛らしい見た目からは想像出来ないですが、とても気が強い性格をしています。
また、プライドが高く、芯のしっかりしていて頑固な所も持ち合わせた性格をしています。
小さい頃から可愛いからといって、甘やかせすぎるとワガママになってしまいます。
この気の強さが、家族内だけならまだいいですが、関係の無い人や犬に向いてしまうと、トラブルを招く場合もあります。
例えば、触ろうとしてきた人に対して、自分が嫌だと思ったら噛みつきに行ったり、散歩中に相性が合わない犬と喧嘩になってしまったりして、相手の人や犬に怪我をさせる恐れもあります。
気が強い性格なのは、チワワの基本的な性格ですが、それを知った上で小さい頃からしつけをすることがトラブルを防ぐ方法となります。
チワワの性格②飼い主に忠実
チワワは、飼い主を守ろうとする勇敢さや忠誠心があります。
飼い主を自分のリーダーとして認め、犬と人間の理想的な主従関係が作れるのもチワワのいい所です。
心から大切に思っている飼い主が、何らかの危険な目に合う可能性があれば、それを察知して守ろうとしてくれるのは、犬特有の忠誠心の表し方です。
小さくて、プルプル震えているイメージのチワワですが、飼い主に対してとても忠誠心があるので、どんな大きな相手であろうが、飼い主を守るために勇敢に立ち向かって行くチワワも少なくはないです。
番犬には向かないと思いがちですが、室内犬でもしっかり番犬をしてくれるチワワも多いです。
しかし、やはり体の小さいチワワです。
大きい犬に立ち向かっていき、相手も怒らせてしまうと襲われてしまいますので注意が必要です。
チワワの性格③甘えんぼう
チワワには、最大の魅力となる、甘えんぼうな一面があります。
小さい割に気が強いチワワも多い中、やはりイメージ通り甘えんぼうな性格を持ったチワワが多いです。
チワワはとても飼い主が大好きな犬種です。
飼い主に対しての愛情表現をとてもよくしてくれる犬なのです。
ワガママにはならないためにも、適度なしつけはしっかりしながらも、甘えたがっている時には甘えさせてあげるなど、メリハリを持って接することが大切です。
知らない人には甘えたがるチワワは少ないですが、心を許した家族には甘えんぼうな仕草を見せてくれます。
お腹を見せて無防備に眠ったり、膝の上にちょこんと乗ってきたり、気づけば一緒に寝ていたり、付いてきたりと、チワワには甘えんぼうエピソードがとても多いです。
チワワの性格④学習能力高い
チワワは、犬の中でも一番小さな犬種で、もちろんその頭も小さいですよね。
その小さな頭からは想像出来ないくらい学習能力が高い犬種です。
このことから、しつけはしやすい犬種でもあります。
しかし、チワワはプライドが高いので、しつけ方法を間違うとワガママにもなってしまいます。
飼い主がリーダーであることをしっかり認識させた上で、褒めて伸ばすようなしつけをすることをおすすめします。
飼い主が上手にしつけをすることが出来ると、しっかりした主従関係も結べますし、飲み込みが早いチワワですので、教えたことを簡単にできるようになってくれるはずです。
チワワの性格⑤好奇心旺盛
好奇心旺盛な一面もある犬種です。
陽気で明るい性格で、動くことも遊ぶことも、とても大好きです。
チワワは、小型の室内犬ですので、運動量もそれほど多くはなく、散歩の必要がないと思う人もいます。
もちろん、家の中でも運動量は足りるのですが、好奇心旺盛なチワワですので、せっかくなら外で、思いっきり遊ばせてあげることも、気分転換になります。
成犬になってから急に外へ連れ出すと、びっくりして怖がってしまうチワワもいますので、外への環境は、小さい頃から慣れさせてあげることも大切です。
散歩へ行くチワワも、散歩中いろいろなことが気になる様です。
自分が興味を持ったものには、それに向かって行く傾向がありますので、注意をして散歩しなければいけない場合もあります。
家の中でも、おもちゃや人間のものに対して興味をもつこともよくあります。
チワワの性格⑥警戒心が強く神経質
チワワは、気が強いだけではなく、警戒心も強い性格を持っています。
縄張り意識も強く、気を許していない人や犬に対しては、警戒心が強いです。
また、神経質でもあるので、慣れない環境におかれると緊張したり、怖がってしまいます。
また、散歩中にフレンドリーな性格の犬が寄ってきても、なかなかフレンドリーに接することができなかったり、知らない人には、懐っこくなかったりするチワワも多いです。
特に、動物病院にくるチワワにとっては、動物病院という嫌いな所で、嫌なことをしてくる人がいるという最悪なイメージです。
もちろんフレンドリーなチワワもいますが、ほとんどのチワワは、警戒心むき出しでとても緊張していて、固まっているチワワが多いです。
その警戒心の強さから、歯を見せ、唸ってくるチワワもいます。
また、噛みつきに来るチワワもいるほど、警戒心が強く怖がりだけど、気が強いという性格をしています。
このような性格が本来の基本的なチワワの性格と言えますが、最近では、警戒心が強かったり、気が強かったり、神経質な性格のチワワが減少してきています。
甘えんぼうで忠誠心はありますが、人懐っこく、フレンドリーでマイペースなチワワも増えてきています。
やはり人気な犬種なため、いいイメージばかりが広まり、実際に飼ってみると飼い主を噛んだり、懐かなかったりというトラブルも少なくありませんでした。
このようなことが原因で、保健所へ連れて行かれたり、保護されたりということが多くなってきました。
このような背景もあり、フレンドリーで温厚な性格のチワワ同士で、繁殖させているチワワのブリーダーも増えてきました。
しかし、やっぱり個人差はありますので、本来の性格のチワワもいますし、マイペースでフレンドリーで、あまり飼い主に関心のないチワワもいます。
基本となる性格はありますが、個体差で性格は変わってきます。
チワワの身体的特徴
チワワの中でも、細かく種類分けをすると、ロングコートチワワとスムースチワワで分けられます。
ロングコートチワワの特徴は、体全体が柔らかく、まっすぐまたは、ウェーブのかかった長毛です。
手触りは、フワフワしています。
スムースチワワの特徴は、体全体が、光沢のある短毛です。
手触りは、ツルッとしています。
もともとは、スムースチワワが原種となりますが、このスムースチワワにポメラニアンやパピヨンを掛け合わせて作られたのが、ロングコートチワワといわれています。
また、チワワの毛色も様々です。
- レッド
- ブラック
- ホワイト
- クリーム
- チョコレート
- フォーン
- ブルー
- グレー など
2色以上となると、
- ブラック&ホワイト
- レッド&ホワイト
- フォーン&ホワイト
- チョコレートフォーン&ホワイト
- クリーム&ホワイト など入っている色をそのまま表します。
チワワで多いのがタンカラーです。
タンカラーの特徴は、目の上に丸い眉毛のような柄が入ったり、口周りや胸、足先などに色が入ります。
- ブラック・タン
- チョコレート・タン
- ブルー・タン など
また、チョコレート・タン&ホワイトのように、チョコレート・タンにホワイトが加わった毛色のような場合もあります。
他にも、セーブルといい、基本となる色の中に黒い毛が入っている毛色もあります。
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