肥満気味な愛犬に。犬のダイエット方法

セントバーナード,おもしろ,大型犬

生活習慣の見直しましょう

飼っている犬が太ってきていると感じたら、まず肥満の原因を探りましょう。
ご飯の量は適正ですか?おやつや人の食べ物を与え過ぎてはいませんか?運動は足りていますか? 犬が太るのは、犬の責任ではありません。
飼い主にあるのです。
せっかくダイエットを始めてもそれまでと同じ生活をさせていたら意味がなくなってしまいます。
まずは生活を見直して改善していきましょう。

犬のダイエット方法

それまでの生活習慣を見直すだけで痩せる犬もいますが、それだけでは理想体重になれない犬は本格的にダイエットをしていきましょう。

食事

ダイエットの基本である食事の改善です。
いくらダイエットとは言っても無理な減量をすると、逆に健康を損ないかねませんので、食事内容はしっかり考えてあげましょう。

  • ダイエット用の低カロリーフードに切り替える。
  • フードの量を減らす:人参などの野菜などでかさ増ししてもOK。
  • ご飯の与え方を変える:犬は1回の食事量よりも食事回数が多いほど喜ぶので、1日2回から3回にしてあげても良いでしょう。
    また、時間をかけて食べられるような早食い防止のための食器などを使ってみることで満腹感を与えることができます。
  • おやつを控える・低カロリーなおやつに変える:市販のおやつは嗜好性を高めるためカロリーが高いものが多いです。
    おやつを控えるか、低カロリーなおやつにする、ゆでた野菜などをおやつとして与えても良いでしょう。

運動

犬が肥満気味になると人間同様、あまり外に行きたがらなくなる場合があります。
それどころか動くこと自体が億劫になります。
体を動かさずにいるとストレスも溜まってくるので、運動させてあげることはとても大切です。

  • 散歩の距離・時間を増やす:今までしていた散歩よりも距離や時間を増やしてみましょう。
    いきなり長距離にする必要はありませんが、犬の様子を見ながら徐々に増やしていきましょう。
  • ドッグランに連れて行く:ドッグランが好きな犬であれば、ドッグランに連れて行く頻度を増やしてあげましょう。
    飼い主と遊んだり犬同士で遊んだりして楽しみながら運動することができます。
  • プールに連れていく:ドッグプールが近くにある場合はドッグプールを活用しましょう。
    水の浮力や抵抗力を利用して無理のない運動が効果的に行えます。

他にも、日ごろから愛犬に体を動かすことを意識して生活するだけでできることがたくさんあります。
例えばご飯を与える時に、敢えて犬がいる場所から遠くに置けば、愛犬が動く機会を増やすことができます。
犬の肥満度合いによって、いろいろ工夫して試してみましょう。

まとめ

少量のダイエットであれば手軽に始めることができますが、大きく減量する必要がある場合は体への負担も考えられるので、獣医師に相談しながら行っていきましょう。

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