動物看護師が教えます!!犬 の外耳炎について

フレンチブルドック.じゃれあい.ビーグル

外耳炎になると、耳の中が炎症を起こして茶褐色の耳垢が溜まってきます。
また、慢性化すると、皮膚に厚みができ、耳の穴(外耳道)を塞いでしまうこともあり、さらに通気性が悪くなることの他、治療もしにくくなります。

治療方法とは?

耳洗浄や点耳薬、内服薬です。
耳垢の細菌を調べるために細菌の検査をおこない、薬を決定していくこともあります。
さらに、耳ダニの場合は駆虫薬の使用で治療することができますので、状態によって治療方法は変わってきます。
また、症状が改善されるまではだいたい、数日~数週間ほどかかります。
なかなか症状が改善されない場合は、継続的な治療が必要となってきます。

腫瘍や重度の外耳炎ですと、外科的治療が必要な場合もあります。

かかりつけの動物病院の獣医師と相談しながら治療を進めていきましょう。

予防方法は?

こまめに耳の中のチェックをしましょう。
垂れ耳の犬種の場合は、トリミング時などに耳の中の毛も抜いてもらい、通気性を常によくしておきましょう。
また、ホームケアとして、週に1回程度の耳掃除もよいです。
ただし、耳掃除はあまりやりすぎると逆効果になることもありますので注意してください。

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