特に人の家を訪問するときや公共の施設に入るときなどは、抜け毛で他者の迷惑にならないためにも、マナーとして服を着せる必要があります。
最近では利用者のために服の着用を犬同伴の規約としている施設も少なくありません。
◎ ノミ・ダニ・アレルギー対策
柴犬はアレルギーやアトピー性皮膚炎などのトラブルが多い犬種だといわれています。
公園やドックランに行く時に服を着せることで、アレルゲンであるノミやダニなどが付くのを防ぐことができます。
皮膚が炎症をおこしている時などは、保護するために着せることもあります。
◎ 暑さ・寒さ対策
柴犬は暑さ・寒さに合わせて下毛をコントロールします。
他の犬に比べると気温の変化には強い犬種だといえますが、子犬のときから室内で飼われている柴犬は内外の温度差に弱くなっています。
猛暑などの熱中症には注意が必要です。
水に濡らすと冷たくなるクール素材で出来た服や、一定以上体表温度があがらない服などもあるので上手く利用するといいでしょう。
特に老犬になると、体力の衰えから暑さや寒さに弱くなるので、服を着せるようにと獣医師から進められる場合もあります。
服を着せるデメリット
◎ 服がストレスになる
柴犬は頑固で神経質なため、服を着ることに抵抗をもつ場合が多いといわれています。
無理に服を着せていると、服を着ることがストレスになり体調を崩したりします。
公共の場所など服を着なければ一緒に入れないところもありますから、子犬の頃から少しずつ慣らしていきましょう。
バンダナなどの小物を付けることから始めてみるのもいいかもしれません。
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