Contents
出産の時、愛犬は不安な気持ちになります。
飼い主さんが近くにいることで安心できますので、できるだけそばにいてあげましょう。
また出産後の子育ても飼い主さんのサポートが必要になります。
時には母犬が育児放棄することもあります。
出産後のスケジュールにもゆとりを持たせておきましょう。
トイプードルの出産の注意点 2.出産前のサインを見逃さないようにしよう
トイプードルの出産予定日の数日前には動物病院で最後の検診を済ませておきましょう。
出産頭数や母体の健康状態をチェックします。
また予定日が近付いてきたら、直腸温度をこまめに検温するようにして下さい。
母犬の体温が37度以下になるとお産の時が近付いていると分かります。
他にも、
- オシッコを頻繁にする
- 穴を掘るしぐさをする
- ぐるぐる回って落ち着かない
- エサを食べない
母犬がこういった症状を見せたら、出産は間もなくです。
トイプードルの出産の注意点 3.出産中はずっと付き添うようにしよう
出産頭数にもよりますが、トイプードルの出産は半日以上かかります。
特に出産は夜中から明け方に行われることが多く、飼い主さんも眠くなる時間です。
しかし出産中は何があるか分からないので、愛犬から目を離さないようにしておいて下さい。
できれば数人で交代で付き添うようにしておけば安心です。
トイプードルの出産の注意点 4.帝王切開、難産に備えよう
トイプードルは、1回の出産で2~4頭の子犬を生みます。
トイプードルのような小型犬にとって、出産はかなりの負担です。
自然分娩ではなく帝王切開が必要なケースも少なくはありません。
特に下記のような場合は帝王切開の可能性があります。
- 母犬に比べて子犬のサイズが大きい
- 破水したのに出産が始まらない
- 1頭目が生まれて2時間以上経過しても2頭目が生まれない
- へその緒が絡まっている
このような緊急事態が生じると、獣医の力が必要になります。
出産予定日を伝え、いざという時にはお願いできるようにしておきましょう。
トイプードルの出産の注意点 5.生まれたばかりの子犬には、呼吸と母乳を
トイプードルの子犬が生まれたら、何より先に呼吸をさせてやらねばなりません。
通常は、母犬が羊膜を破って子犬の体を舐めます。
そうすることで子犬は呼吸をし、排せつをします。
もしも母犬が世話をしないようだったら、子犬を母犬の口元に運び、舐めやすいようにして様子を見ますが、うまく母犬が舐めない場合、すぐ乾いたタオルなどで飼い主さんが羊膜を破って、子犬の口内の羊水を出し、呼吸をさせてやりましょう。
生まれたての子犬の鼻や口には羊水が詰まっていて、早く取り除いてあげないと呼吸ができず危険です。
コメントを残す