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犬服は平らな状態で、陰干しすることがベストな方法でしょう。
そして、乾かすときは完全に乾かし、カビや菌の繁殖を防ぐようにしてください。
犬服の洗濯は専用の洗剤を使う?
犬服の洗濯をするときは、人間用の洗濯を使っても問題はありませんが、犬の皮脂から出る汚れには、硬くてべったりしたロウのような物質が含まれています。
この汚れがきちんと取れないと、犬独特の不快な臭いが残ってしまいます。
人間用の洗濯洗剤で落としきれない場合、犬の汚れに特化した犬用の洗濯洗剤を使うことで、スッキリ洗い上げることができるので、ケースバイケースで、犬用の洗濯洗剤を活用することをおすすめします。
また、犬用の洗濯洗剤には自然由来の除菌成分が配合されているものが多く、万が一愛犬が洗濯物を舐めても大丈夫な成分なので安心です。
犬服の洗濯で柔軟剤を使ってもOK?
犬の嗅覚は、人間の比ではないくらい優れています。
私たちにとっていい匂いと感じていても、犬にとってはきつい匂いと感じることがあります。
また、人間用の柔軟剤は作られた香料であることがほとんどで、基本的に犬は、人工的な匂いを嫌いますので、柔軟剤は避け、できれば無香料の洗濯洗剤で洗濯するだけに留めましょう。
どうしても柔軟剤を使いたい場合は、ペット用品専用の洗濯仕上げ材というものがあります。
使い方は人間用の柔軟剤と同じになります。
ペット用品専用の洗濯仕上げ材は、単純に汚れを落とすだけではなく、抗菌効果を高め、菌の増殖の予防、静電気防止、アレルゲン付着防止などの効果があります。
洗濯しても臭いが取れないときには?
状態によっては、洗濯をしても臭いがなかなか取れないことがあるかもしれません。
そういうときには、酸素系の漂白剤を活用し、つけ置き洗いをしましょう。
塩素系の漂白剤だと、匂いがきついのと生地を傷めてしまう可能性があるので、酸素系の漂白剤を使用しましょう。
酸素系の漂白剤は、除菌や嫌な臭いを取ってくれる効果があるので、ひどい汚れや臭いが気になるときにおすすめします。
塩素系漂白剤の使い方
40度くらいのお湯に粉末の酸素系漂白剤を、スプーン3杯くらいを入れて解かします。
その後、犬服をつけて30分くらい放置してよく洗い流します。
酸素系漂白剤を使う以外の方法は?
できれば漂白剤を使いたくない、または、自宅に酸素系漂白剤の買い置きがないなんていう場合にできる方法が、熱を利用することにあります。
臭いの原因は、モラクセラ菌という菌が増殖することで臭くなることが多く、この菌は熱に弱いので、熱を使い除菌します。
方法としては、
- 洗濯物が湿った状態で、アイロンをかける
- 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら洗濯物を入れて5~10分煮沸し、その後普通に洗濯する
というやり方があります。
ただ注意したいのは、煮沸はかなりの効果がありますが、高温のお湯は生地を傷めてしまうので、大事な犬服の寿命を縮めてしまう可能性があります。
煮沸方法は最終手段として、できればそれ以外の方法で消臭するようにしましょう。
犬服を洗うタイミングっていつ?
犬服ってどれくらいの頻度で洗う?
臭ってきたら?
汚れたら?
悩みますよね。
基本的には着ることが多い犬服は、週1回くらいの頻度で洗濯をしましょう。
特に梅雨時は臭いが発生しやすいので、洗濯をこまめにすることをおすすめします。
また、泥汚れなどは放置してしまうと生地を傷めてしまいますので、汚れてしまったときすぐに洗うようにしましょう。
普段の犬服のお手入れについて
愛犬に服を着せるのは外出時が多いのではないでしょうか。
散歩で着ている洋服は、目に見えなくても意外と汚れているものです。
花粉の時期には花粉がつきますし、道路脇を歩くなら排気ガスの汚れ、ドッグランでは草や泥汚れなどあります。
まず、外から帰ってきたら、犬服は脱がせるようにしましょう。
毎回洗濯する必要はありませんが、軽く犬服を叩いたり拭いたりするようにしましょう。